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「ゴールド・フィッシュ」森絵都
森 絵都
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2009-06-25)

JUGEMテーマ:読書


中学3年になったさゆきは、高校受験をひかえ揺れていた。大好きないとこの真ちゃんは、音楽で成功するという夢のために東京へ出て行った。幼なじみのテツは、めっきり大人びて、自分の進む道を見つけている。それに引き換え、さゆきは未だにやりたいことが見つからない。そんなある日、真ちゃんのバンドが解散したという話を聞き…。

「リズム」の続編、中学1年生だったさゆきは中学3年生になってます。「リズム」もよかったけどこっちの方が好みかも。

バンドをやるために東京に行った真ちゃんが夢そのものだったさゆき。ところが真ちゃんは自分に内緒で地元に戻って来ていたという。テツは真ちゃんに会っていてその時に「バンドが解散した」と教えられたらしい。お父さんの所にいる真ちゃんに会いに行こうとするさゆき。でもテツもおじさんもそっとしておいてあげてたらという。

裁判官になるといってた高志くんは普通の会社に就職するというし、勉強一筋で弁護士になるって言ってたおねえちゃんは高校で彼氏が出来て彼氏一筋。みんな夢を諦めている。いじめられっ子だったテツでさえ将来の自分を見つめ、高校を決めている。そんな時自分の夢だった真ちゃんの夢であるバンドが解散してしまう。

すっかり落ち込んださゆきが勉強している間だけは何も考えずにすむと勉強に没頭していく。高校受験も終わり「ファーストフードのお店でバイトをする」といい、大きな夢はないけど小さな事を少しずつやって生きたいと思えるようになったさゆき。ちゃんと成長しているラストがよかったです。

学校の三者面談で色々言われて落ち込んださゆきと友達は「しょうがない」と言い合いながら「しょうがない、っていうたびに、なんだか年をとっていくような感じ、しない?」といいます。そして「しょうがない、しょうがない、ああしょうがない」と即席で作った歌にあわせてでたらめにダンスを踊る二人。すごく微笑ましい。そういうくだらない事してるのってすごく楽しかったよなって思いました。

そして1年生のときの担任でさゆきの事を「個性的な子」と言って長い目で見ていてくれた三木先生もよかったけでど、ものすごくカタブツに見えるけどものすごく不器用な担任の大西先生がいいなぁ。
| 本:ま行(森絵都) | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
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