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「リズム」森絵都
評価:
森 絵都
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 420
(2009-06-25)

JUGEMテーマ:読書


ガソリンスタンドで働きながらロックバンドで歌をうたう、いとこの真ちゃん。そんなハデな真ちゃんに、まゆをひそめる人もいるけれど……。小さいころから大すきだった真ちゃんの家族が、ばらばらになってしまうかもしれないと知った、さゆきは……。

森さんのデビュー作。単行本が出たのが1991年らしいので、出てくる子は携帯を持ってない。私が子どもだった頃の子供達。

さゆきは中学1年生。お姉ちゃんは中学受験をして私立に入ったのに、高校受験をするといい、家の中はピリピリしている。夏休み最後の日、従兄の真ちゃんにバイクで海に連れて行ってもらう約束をしていたさゆき。そのために宿題をがんばったのだ。ところがその日がテツの誕生日だとしった真ちゃんは海はやめてテツのお誕生日を祝おうというのだ。従兄の真ちゃんの家族とは子どもの頃からよく遊んでいた。真ちゃんのお兄ちゃんで今は東京の大学に行ってる高志くん、真ちゃん、おねえちゃんと私。そこに近所の魚屋のテツが加わる。

真ちゃんは高校には行かず、現在はガソリンスタンドで働きながらロックバンドで歌を歌っている。髪の毛を金髪にしている真ちゃんのことをあまり良く思っていない母や姉。でもさゆきは真ちゃんの持っている湯たんぽには、可愛いゾウの親子が描かれていて、こんな湯たんぽを持っているひとが悪い人のはずがないと思っている。
自分にはなんの目標もなく淡々と日々が過ぎていく。そんな中で聞いた真ちゃんの両親の離婚話。そして真ちゃんも東京に行ってしまう…自分が大切にしていたものがガラリと崩れていく。そんな時に真ちゃんがドラムスティックを渡しながら言う言葉「自分のリズムを大切にしろ」はすごく素敵な言葉です。「まわりの雑音が気になって、自分の思うように動いたり笑ったりできなくなったら、その時自分だけのリズムをとってみる。それを大切にしていれば、まわりがどんなに変わっても自分は自分のままでいられる。」大人にだっていえることですよね。

しかし、親世代になってみると金髪で中卒、ガソリンスタンドでバイトをしながらバドをやっている従兄なんてものすごく悪影響を与えそうで「遊ぶのをやめなさい」っていいたくなりそう。さゆき目線で読んでいる時には真ちゃんってすごくいい子なんだけどね。

いつも100%オレンジジュースを飲むさゆきですが、藤井家では「100%オレンジジュースを飲むと元気になる」といわれているらしい。なんだかかわいらしい。
| 本:ま行(森絵都) | 19:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
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