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「放課後のウォー・クライ」上原小夜
JUGEMテーマ:読書


高校二年生のリカは、数学教師の高木と誰にも内緒で付き合っている。優しく、クラスでは目立たない仮谷は、携帯電話型のスタンガンをひそかに持ち歩いている。BLに夢中の真希は、処女なのに妊娠を恐れてピルを手放せずにいる。それぞれに不安を抱えた三人の気持ちを代弁するかのように、真希は言う。“空の上にいる神様が、毎日、手からいっぱい針をまいて、地上に降らすの。その針に刺さった人間は、運が悪いと死んじゃうの”。あどけない口調で語られる救いようのないこの話は、あとに続く悲しい事件を暗示していた…。第4回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作。

「日本ラブストーリー大賞」だし主人公の女の子は学校の先生と恋愛してるし、思いっきり恋愛小説なんだって思って読み始めたんだけど…いやいや。ちょっとお手軽なケータイ小説風だけど、昔々の高校時代の気持ちを思い出しちゃう感じ。


リカの両親は仕事の関係でマレーシアに行き、一人で日本に残ったリカ。学校では親友の真希と刈谷と過ごしている。二次元の恋をしている真希はクラスに気になる男の子がいるという。母性本能をくすぐるいいやつの刈谷は女子に人気があるが、携帯電話型スタンガンをこっそりもっている。平日、毎日2本の電話がかかってくる。1つはマレーシアにいるお母さん、そしてもう1本は先生。「ちゃんと食べてるか」って聞かれるが、お菓子やコーラーを晩御飯にしてしまうリカ。金曜日の夜から恋人である学校の先生がスーパーの袋を抱えてやってきて、月曜日の朝早くに帰って行く。

先生とリカの恋。ばれないようにと会うのはリカの家だけ、たまに遠出もするんだけど、とにかく「誰かに見られたら困る」って。平日の電話でも会った時にもリカの食事のことばかり気にしてる先生。リカが聞きたいのは「愛してる」の一言なのに。リカは時々先生に反抗して困らせたりするんだけど、なんだかそうやって好きな相手を困らせてみたいって思う気持、そういえば昔あったよなぁって懐かしい。


「いつ死んでもいい」って思ってるリカですが、真希の死をきっかけに「生きる」事への執着を見せる。真希ちゃんのクラスメイトとの恋愛がすごくほのぼのとしていてよかったので、なぜそこで死なせる?って驚きましたし、やっぱり誰かが死ななければ盛り上がらないのかの?とちょっとガッカリ。そしてラストの先生の言葉はちょっと想像通りという感じがしました。

とはいえ、前日の「夏が僕を抱く」は幼馴染との恋、そしてこれは高校生が学校の先生と…と私には全くなかった恋愛なので「いいな。いいな。こんなことがあったらおもしろかったかもね」と楽しめました。
| 本:あ行(その他の作家) | 21:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
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