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「夏が僕を抱く」豊島ミホ
JUGEMテーマ:読書


ゆっくりと遠ざかり始める、夏休みの記憶と、君。淡く切ない、おさななじみとの恋…。表題作をはじめ、全6編を収録。「おさななじみとの恋」をテーマにした、ほろ苦くて美しい最新短編集。初出「Feel Love」

幼馴染との恋です。まだ異性として意識しないで毎日一緒にいた「あの頃」があって、異性として意識して距離を置いてしまった中学時代。そして今がある。ううう。なんだかいいなぁ。大人になった幼馴染のちょっとした仕草に昔をかさねてみたりするのってかいいなぁ。幼馴染と呼べる男の子がいないので、すごく羨ましいなぁって思いながら読みました。

「好き」って思っているんだけど、だけど幼馴染だから「好き」って素直に表現できない。それが恋なのか慣れてるからなのか、自分でもよくわからない。大人になって他人に辛い気持ちを見せないようにしていても、子供の頃の自分を知っている幼馴染にはふと気を許してしまう。泣いてしまう。

「遠回りもまだ途中」で彼のリクエストに答えるべく、家でエビフライの練習をしている有里。と、そこに岬がお父さんに連れられてやってきてエビフライを食べる。彼氏よりも先に自分が始めて作った手料理を食べた岬。クリスマスイブの練習だと聞いて「おれが先に食べてごめん」という岬。そしてイブの日、そんな岬の言葉を彼の部屋で思い出す有里。もどかしい二人です。

豊島さんの描く物語、やっぱりいいなぁって思いました。
「変身少女」
3歳の時から一緒だった毬男が中学に入った途端不良になった。だったら私だってなるしかない。制服の長さを短くして、自分で染めて、毬男のお母さんの美容院で髪の毛を切ってもらった。

「らくだとモノレール」
同じ団地に住むらくだといるか。らくだは私の一こ上。高校生になり、二人とも遅刻して学校に行き同じような時間にサボって帰って来る日々。ところがらくだは「予備校に通うからうちきてもあんまいない」と言う。日曜日、らうだとデートした。

「あさなぎ」
おねえちゃんが6年生、私が3年生の時、おねえちゃんと研吾くんがキスするのを見た。それから時がたち、おねえちゃんは女子校から女子大に行き、セレブになるべく努力をした。23歳の私はカジテツをしながら出会い系サイトで知り合った男と会うのをやめて研吾くんとお見合いをする。

「遠回りもまだ途中」
三軒となりの岬とは幼馴染。高校時代は顔を合わさなかったけど、受験の頃に再会しそれから子どもの頃のようにお互いの家を行きあうようになった。岬は浪人し、私は女子大生になり彼ができ、クリスマスイブを一緒に過ごす。

「夏が僕を抱く」
小学生の頃おじいちゃんの家で一緒に遊んでいた3歳年上の従姉のミーちゃんと夕立の渋谷で再会したハネ。ハネは23歳でバンドをやっている。ミーちゃんと携帯を教えあって会うようになった。

「ストロベリー・ホープ」
地元のJAで働く十和子はクリーニング屋のおじさんから護が帰ってきたと聞いた。護は東京のいい大学に行ったが、中退して専門学校に行ったと聞いていた。護とは小学生の頃はいつも一緒にいた。「いい」男の子だった護。
| 本:た行(豊島ミホ) | 19:15 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
私の中では幼なじみは幼なじみなんですけどね〜、私の初恋なのかもしれない幼なじみは小学校2年生の時に転校しちゃって、それっきりなんですけど、だからこんな風にずっとそばにいて、いつしかその存在が・・・って展開が想像できないので、逆に羨ましいって思いました。
ちなみに、護と岬、いいなっ!「あさなぎ」もなんか切ない大人のお話って感じでしたが。
| じゃじゃまま | 2009/10/24 10:33 PM |
じゃじゃままさん、こんばんは。
初恋の相手、あぁそんなのいたっけ?って感じです。
遠い、遠い昔(笑)
でもこんな風に幼馴染がそばにいるのって羨ましいですよね。
「あさなぎ」は想いの→の方向が一方通行で切ないですよね。
| なな | 2009/10/25 8:51 PM |
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夏が僕を抱く 豊島ミホ著。
≪★★★★≫ いつもそばにいた。でも容赦なく時は流れて、知らない誰かが、私から彼を奪っていく。 いつもそばにいてくれた人が、自分をどれだけ見ていたか、そしてその存在にどれだけ安心していたか、初めてその人の大切さを知る。 初恋の相手が幼なじみだとしても、
| じゃじゃままブックレビュー | 2009/10/24 10:29 PM |