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「雪蟷螂」紅玉いづき
紅玉 いづき
アスキーメディアワークス
(2009-02)

JUGEMテーマ:読書


涙も凍る冬の山脈に雪蟷螂の女が起つ。この婚礼に永遠の祝福を―。長きにわたって氷血戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族。その戦に終止符を打つため、ひとつの約束がなされた。それは、想い人を喰らう“雪蟷螂”とも言われるフェルビエ族の女族長アルテシアと、永遠生を信仰する敵族ミルデ族長オウガとの政略結婚だった。しかし、その約束の儀は、世代を超えて交錯する人々の想いにより阻まれる。果たして、山脈の地に平和は訪れるのか。そして、極寒の地に舞う恋の行方は…。『ミミズクと夜の王』『MAMA』に続く“人喰い物語”最終譚。

雪に囲まれた世界。戦いをする人々。二つの異なった種族が戦に終止符を打つ。ここではないどこかの物語に入り込みました。夏だったので物語の中の雪景色が羨ましい。でも、フェルビエの人たち、こんな薄着で寒くないのかしら?挿画を見ながら何度も疑問に思ってしまいました。

十年前、フェルビエ族とミルデ族の族長は、盟約の魔女の仲介により、どちらかが滅ぶまで続くと思われた戦争を停戦させた。魔女が出した停戦の条件は、フェルビエの族長の娘アルテシアとミルデ族の族長の息子オウガを結婚させること。そして十年の月日が経ち、婚礼の準備が進められているときに事件が起こる。ミルデ族の先の族長・ガルヤの永遠生の首が何者かにより奪われたのだ。ルイを残しトーチカと一緒に盟約の魔女の住む谷を目指すアルテシア。アルテシアが盟約の魔女に見せられたものとは。

美しく聡明なフェルビエ族長・アルテシア、アルテシアに瓜二つの影武者・ルイ、幼いころ負った凍傷のため、醜い姿を持つアルテシアの近衛・トーチカ、ミルデの族長・オウガを中心に、物語は進みます。

アルテシアが忘れていた想いは予想できたのですが、ルイがオウガに感じた「誠実さ」それを見抜いて「陛下を幸せにしてあげて」と言ってしまうルイってすごいです。

4人のそれぞれの想いも切ないのですが、なんといってもロージアの想いです。「狂うほどの恋を成し遂げた人間を、幸福と呼ぶ以外、なんと呼べばいいのか」なるほどなぁって思いました。
| 本:か行(その他の作家) | 20:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
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