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「神去なあなあ日常」三浦しをん
JUGEMテーマ:読書


美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。

新聞広告に「林業っておもしれ〜!」って書いてありました。箱根駅伝、文楽、そして今回は林業なのかって楽しみに図書館からの連絡待ち。あぁ、やっぱりしをんさんはおもしれ〜。


高校を出たら適当にアルバイトをしようと考えていた勇気は、高校の卒業式の日に半ば強制的に国の助成金制度「緑の雇用」により林業にいそしむことになる。親からもらった3万円の選別をもちローカル線の県外の終点に降り立った勇気の視点で1年間を振り返る物語。

駅で迎えてくれたヨキは勇気の携帯の電池パック「ここはずっと圏外だ」と言って放り投げた。二十日間の研修の後、中村林業株式会社の中村清一で働く事になっていた。ヨキの家に居候をしながら、清一さん、三郎じいさん、厳さん、ヨキと一緒に行動をする。

春には花粉症の先例を受け、神去桜に感動する。夏にはダニにかまれ、ヒルに血を吸われ、夏祭りを経験。秋には山火事を消し、オオヤマヅミさんのお祀りを体験。そして神去村で正月を迎える。
とにかく登場人物全員が愛すべき人たちなんです。林業なんて!って思っていた勇気が色々な事を経験して少しずつ林業に目覚めていくのもいいし、清一の義妹の直紀へのバレバレの恋心もかわいい。ヨキが浮気をしてみよが怒るのも愛があるなぁって思うし、しわくちゃの饅頭みたいな繁ばあちゃんもかわいらしい。清一のキリリとした実業家ぶりもいいし、三郎じいさんや厳さんとの仕事も素敵。ヨキの飼い犬ノコだってものすごく存在感あります。

山火事の後、ノコが自信を無くしてしまって元気がなくなり、清一さんの提案してノコの主人であるヨキが木材に阻まれて出られない!という演出をみんなでするシーンなんて最高!ノコ、すっかり元気になっちゃうんですから。

神去村の人々が山を畏れ敬い、山とともに生きる姿。清一の息子山太が神隠しにあったり、神去山から霧が流れ落ちる「神おろし」の間は喋ってはいけないだとか、神去山の過ぎのてっぺんで赤い着物と白い着物を着たオオヤマヅミさんの娘たちが見えたり。オオヤマヅミのお祀りは諏訪の御柱祭りにちょっと似てる?
| 本:ま行(三浦しをん) | 19:47 | comments(12) | trackbacks(8) |
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コメント
こんにちは。こちらにも失礼致します。
本当にしをんさんはいろんなジャンルに挑戦する作家さんですよね。
それがまた面白くて好きです。
林業も、本当に名前しか知らない世界でしたが、素敵な職業ですよね。
出てくる人たちも本当にいい人ばかりで。
勇気はきっと、林業に向いていたんですよね。
| 苗坊 | 2009/07/25 12:11 PM |
苗坊さん、コメントとTBありがとうございました。
しをんさんのおかげで全く知らない世界を覗き見ることが出来て、幸せですよね。
キャラクターが本当に魅力的。
どの人もあぁいいなぁって思わせるしをんさん、すごいですよね。
| なな | 2009/07/26 6:25 AM |
お久しぶりです♪いつもチェックしてますよ〜(ゝω・*)♪

この本はワタシもとっても気に入りで、忘れられないものです!
登場人物が そう、とっても愛されるべきキャラなんですよね(笑)
読んでいて、それぞれがイキイキと動き出すような感じです♪
勇気がとってもカワイく思えるし、ヨキがまた何とも言えないキャラで…(*^m^*)
しをんさん、やっぱり大好きです。・゚(ゝω・`b)b゚・。
彼女のエッセイはもちろん、こんなストーリーに必ず癒されること間違いなしですから!
| テピョン | 2009/07/28 12:48 PM |
テピョンさん、こんばんは。

登場人物がみんなよくて、この人!って決められない。
色々なエピソード、どれもこれもが微笑ましいのです。
本当にさすがしをんさん!なんですよね。
| なな | 2009/07/28 9:04 PM |
ななさんこんにちは。

神秘的な神去村を舞台に過酷かつ微笑ましい勇気の成長記、読み終わって「あ〜終わっちゃった〜」ってなるくらい楽しかったです。
しをんさん素晴らしい!
素敵なお話をありがとう!
です。

新刊を図書館予約中ですが、早く読みたいです。


| たまま | 2009/08/05 9:44 AM |
たままさん、おはようございます。

神が住んでいる山も素敵だったし
勇気をはじめ登場人物が魅力的でした。
あぁ、終わっちゃうんだ、もっと読んでいたいって
思いましたよね。

新刊、昨日手元に届きました!
でも、まだその前に読まなきゃいけない本がいっぱいで
いつになることやら…
| なな | 2009/08/06 8:18 AM |
周りに山は一杯あるけれど、林業従事者の仕事内容は全く知らなかったので、新鮮でした。
すぐに結果が出るものではないところに、気長に、真剣に取り組んでいる人たちの仕事への意気込みが熱かったですね。
頼りないいまどきの若者だった勇気の成長と恋も読み応えが合ってとっても楽しかったです。
| エビノート | 2009/09/14 8:43 PM |
エビノートさん、こんばんは。
林業、結果が出るのは孫の代になってからってこともありますよね。
気の遠くなるような長いスパンの作業ですが
でも今手をぬいたら後々大変な事になってしまうんですもんね。
1年かけて神去村と林業に親しんでいった勇気。
楽しい物語でしたね。
| なな | 2009/09/14 9:16 PM |
ななさん、こんにちは!
面白かったです〜。
やっぱり、しをんさんは、「光」とかじゃなくて、こういったお話の方が私は断然好きだな〜。とっても楽しかったし、読み終わった後味も良かったです。

>神去山から霧が流れ落ちる「神おろし」
このシーンが特に幻想的でした。

とはいえ、私はあそこには住みたくは無いなあ・・・(^^ゞ
| latifa | 2009/11/20 7:00 PM |
latifaさん、こんにちは。

しをんさんのこの手の物語いいですよね。
神去村に住んでいるかのような気持ちになりました。

「神おろし」の霧、幻想的でしたね。
山にはなにかありそうです。
| なな | 2009/11/21 1:03 PM |
ななさん こんにちは
青春は良いですね。心地良い物語、
主人公が少しずつ大人になっていく、
でも私に林業は出来そうもありません 苦笑
| yori | 2010/10/30 11:24 AM |
yoriさん、こんばんは。
お返事が遅くなってごめんなさい。

こういう成長の物語はいいですよね。
読んだ後幸せな気持ちになれます。

私ももちろん林業は無理です(笑)
| なな | 2010/11/01 10:19 PM |
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