CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
カウンター
グリムス
MOBILE
qrcode
<< 「セレモニー黒真珠」宮木あや子 | main | 「きんぴらふねふね」石田千 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「COW HOUSE―カウハウス」小路幸也
JUGEMテーマ:読書


この家は、みんなの居場所。25歳、ワケあって窓際族。仕事は、会社所有の豪邸の管理人。なぜか集まってきたのは丑年の面々。

小路さんらしい、いやな人が出てこない物語。人と人の繋がりが温かく、愛がいっぱいの物語。

重役を会議で殴るという大失態を犯した主人公・畔木は、みんなの憧れで会社の救世主とも言える坂城部長の取り計らいにより会社が管理している鎌倉の豪邸の管理人に左遷された。同居人の美咲を伴ってその豪邸に行ってみたら、広い庭にあるテニスコートでテニスをしている老人と中学生に出会います。

そんな風にして始まる物語。クロと美咲、老人の一家、女子中学生の一家、部長が抱える問題がすべてあるべき場所におさめるために、考えるクロ。

クロは阪神大震災で両親を亡くしていた。ある日、仕事帰りに部長と偶然出会い、部長の知り合いの居酒屋に行った帰り道、クロのアパートの前に倒れていた美咲。ある事情があって何も持たずに職場を出てきてしまい、お腹がすいて力尽きたらしい。それから美咲と一緒に住むようになったクロ。

鎌倉の豪邸で昼間からテニスをしている老人・相川無人は元有名テニスプレーヤーで、現在は浮気する息子夫婦とひきこもりの孫の気持ちを家に向かせるために認知症の振りをして時々徘徊している。

無人と一緒にいた中二の野島ふうかは天才的なピアノの腕前を持ちながらも、裕福でない家庭に育ったためピアノの練習をすることが出来ずにいた。ピアノの調律に来た萩原さんはふうかのピアノを聴いて、自分にふうかの指導をさせて欲しいとお願いする。

クロが管理をするようになってから、坂城部長は金曜日の夜にやってきて、土曜日の早朝サーフィンをして又帰っていく。鎌倉ですごす部長は会社での部長とちょっと違う。そして無人さんとは昔の知り合いらしい。

その5人がたまたま丑年だったことから「COW HOUSE」と名づけた家でみんなの為に何が出来るのかを考える。

坂城部長、かっこよすぎ!いつもにこやかで料理が上手な美咲、あこがれます。ありえないだろうなぁて思うんだけど、すべてが丸く収まって「よかったね」って心から思えるお話でした。

ただ、クロが重役を殴ってしまったのは同僚の佐々木さんが関係してるのはわかったのですが、なんだったんだろう?っていうのと、美咲が職場放棄して逃げ出したのも「セクハラなんて簡単な言葉で済ましてしまうわけにはいかないこと」って言う説明しかなくて、ちょっと気になりました。
| 本:さ行(小路幸也) | 20:20 | comments(2) | trackbacks(3) |
スポンサーサイト
| - | 20:20 | - | - |
コメント
美咲の事情は、かなり暴走した想像しちゃったんですけど、でも、詳細を書かないということは、それはそれでどうでもいいことなんですね。
私は美咲とタイプが違うので、ああいう人前結婚式みたいなのは恥ずかしいかも〜。
| じゃじゃまま | 2009/10/08 2:14 PM |
じゃじゃままさん、こんばんは。
美咲の事情、気になりますよね。私も色々と妄想しました(笑)
私は美咲みたいになんでもちゃっちゃとこなす出来た女になりたいって思いました。
| なな | 2009/10/08 8:56 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://nanamemo.jugem.jp/trackback/1765
トラックバック
COW HOUSE−カウハウス 小路幸也著。
≪★★★≫ 会社が所有している豪邸に、部長の計らいで、同棲中の恋人と共に管理人として住み込むことになった畔木。 その豪邸には、天才ピアニストになるであろう近所の少女、家族円満のために徘徊老人を演じている元有名テニス選手、変人の調律師と、どんどん集まる。
| じゃじゃままブックレビュー | 2009/10/08 2:11 PM |
カウハウス<小路幸也>−(本:2009年読了)−
COW HOUSE―カウハウスクチコミを見る # 出版社: ポプラ社 (2009/06) # ISBN-10: 4591109690 評価:88点 サラリーマンとしてまだ若手の主人公が、避暑地の別荘の管理人として飛ばされてくるという最初からわけありありの展開。 左遷の理由は後半まで明かされ
| デコ親父はいつも減量中 | 2009/10/10 2:22 AM |
【COW HOUSE カウハウス】 小路幸也 著
この企画は・・・今の時代に合っている。利益になるかどうかはまったく未知数だが可能性はゼロではない。何より会社のイメージ戦略としては真っ当で、かつ確実だ。  まずは来訪記念にどうかひとつ! [:next:] 人気blogランキング【あらすじ】この家は、みんなの居場
| じゅずじの旦那 | 2010/04/12 6:31 PM |