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「ステップ」重松清
重松 清
中央公論新社
(2009-03)

JUGEMテーマ:読書


結婚3年目で一人娘を残したまま亡くなった妻・朋子。 周りの人の助けを得ながら男手一つで娘を育てる父親と娘・美紀の保育園入園から始まり、小学校卒業までの物語。

これはずるい。久しぶりに泣きました。

30歳であっけなく逝ってしまった妻・朋子。1歳半の娘・美紀と健一の成長の物語なんだけど、朋子の両親や朋子の兄夫婦など、関わりのある人たちも年を取るごとに色々変化していきます。義父が人生を設計図にたとえて「最初の人生設計からは大きくはずれたけど、まあ、思いどおりにいかないのが人生だからな」「でもな、設計図なんて何度でも書き直せばいいんだ」って言葉が素敵です。

「彼岸過迄」で朋子の小学校時代の同級生達が小学生の頃の朋子の事を色々語り、それを聞く健一と美紀、そして朋子の両親。すごく素敵です。
「ケロ先生」
二歳児クラス『すみれ組』での美紀の保育園デビュー。担任の先生はケロ先生。

「ライカでハロー・グッドバイ」
5歳の雛祭りに義父母のところへ行った二人。記念写真を依頼した大橋写真館は朋子の実家で家族の歴史の節目節目を撮ってきた写真館だ。店主がぎっくり腰になったので、娘でプロカメラマンの礼香がかわりにきたが、冷めた発言をする礼香に義父母は怒る。

「あじさい」
美紀は小学校に入り、出勤前にカフェでコーヒーを飲む余裕も出てきた。いつもいるアルバイト店員の成瀬さんに朋子の面影を見て和む健一。母の日が近づき、担任から「おかあさんの絵」をどうするかと相談された。

「キュウリの馬に乗って」
2年生の美紀と健一がお盆にやってきたのは義母の実家。朋子のおばあちゃんの家だった。

「サンタ・グランパ」
義父から電話があり、朋子が亡くなった事を知らない同級生が同窓会のお知らせを送ってきたという。朋子の事を色々知りたいという美紀。

「彼岸過迄」
義理の兄夫婦が都心にマンションを買って住み始めた。義父母とギクシャクする義姉。会社に研修に来ているヤンさんは生真面目に仕事ばかりしている。

「バトン」
美紀が運動会のリレーのバトンの練習をしている。新しい部署に変わり、ナナさんと出会った。

「ホップ、ステップ」
ナナさんの息子さんのお墓参りに行った。何度かナナさんと会っている美紀はそのたびに具合が悪くなり、今回の墓参りには行かなかった。

「ジャンプ」
もうすぐ美紀の小学校卒業。ところが義父がガンになり余命宣告を受けた。
| 本:さ行(その他の作家) | 21:36 | comments(6) | trackbacks(2) |
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コメント
おはようございます。
この本、良かったですよね。
私も思わず涙でした。
素敵な親子関係だなぁと思いました。
重松清らしい作品でしたね。
| ゆき | 2009/07/22 5:38 AM |
ゆきさん、おはようございます。
重松さんの本は泣かされるってわかってて
昔はそれが苦手だったのですが
最近は平気。のせられて(?)涙します。

本当に素敵な親子関係ですよね。
息子しかいないので女の子いいなぁって思っちゃいます。
| なな | 2009/07/23 8:52 AM |
「彼岸過迄」はよかったですね!!
ママの思い出もっともっと欲しかった美紀ちゃんに、朋子の同級生は優しかったし、離れたところで聞いていたご両親も嬉しかっただろうなって、重松さんの優しさがよかったですね。
ナナさんも、いろんな寂しさが分かってる人でよかったです。
| じゃじゃまま | 2009/08/08 5:32 PM |
じゃじゃままさん、こんにちは。
どれもこれも心に響いてきたのですが
「彼岸過迄」は一緒に微笑みながら涙が流れてくるって感じでした。
優しい、優しい物語でしたね。
| なな | 2009/08/08 6:42 PM |
この本、病院の会計待ちで読んでいて、涙腺ゆるゆるになって困りました。
重松さんの本は家で読まなきゃダメです。

みんなちょっと不器用ないい人達で、親近感を持ちながら読みました。だから最後の義父の話はもう完全に身内の気持ちになってしまって‥
いつか人は亡くなるけれど、思いは無くならないんだなぁと思わせてくれる話でしたね。
| たまま | 2009/10/06 9:19 AM |
たままさん、こんばんは。
重松さんの本は外では読めないですよね。
わかってるんだけど、やっぱり泣かされてしまう。

少しずつ大きくなっていく美紀の成長をとおして
健一の成長や周りの人たちとの関係を見ているから
本当に身内のような気持ちになりますよね。
亡くなっても、いつまでも心の中で行き続けているんだなって思います。
| なな | 2009/10/06 8:53 PM |
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****************************************************** 結婚三年目、妻が逝った。のこされた僕らの、新しい生活― 泣いて笑って、少しずつ前へ。一緒に成...
| 気楽に♪気ままに♪のんびりと♪  | 2009/07/22 5:39 AM |
ステップ 重松清著。
≪★★★★≫ 一歳半の美紀と僕を残して朋子は逝ってしまった。 残された娘と僕。朋子の両親、義兄、周囲の人々に守られ、支えられながら、健一と美紀は過ごしてきたのだ。 まるで「希望ヶ丘の人々」や「とんび」のようだ。どれも妻に先立たれ、残された子どもと父親の
| じゃじゃままブックレビュー | 2009/08/08 5:24 PM |