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「図書館の女王を捜して」新井千裕
JUGEMテーマ:読書


亡くなった妻が図書館の文学全集に残した蝶の栞。白薔薇の香りとともに、書架から書架へ、そして霊界へと誘っていく。彷徨いの果てに出会う心やさしい光景とは…。

本ブログでタイトルを見て、図書館って入ってるし面白いのかなって思って借りてみました。う〜ん、不思議な物語。蝶の栞は書架から書架へと漂いますが、物語も色んなところに漂います。

妻が1年前に他界し、仕事をする気がなくなった主人公はほとんど仕事にならない「何でも屋」という仕事を始め毎日飲んだくれている。妻は本が大好きで、自宅にたくさんの書棚があり、図書館でも誰もが寄りつかない全集の本を読破するのを目的とし、読み終わった本にホワイトローズという香水を移り香にした白い蝶の栞を挟み込んで置いてきていた。

ある日、サチエという女性からデッサンのモデルになって欲しいといわれた。サチエは一緒に画家を連れてきてデッサンを始める。出来上がった絵には主人公の祖父と見知らぬ男の顔も書かれていた。その画家は守護霊を見ることが出来るという。見知らぬ男はサチエの元夫ヒロミチで癌で亡くなったと言うのだ。

何でも屋の仕事として週2回、視覚障害者の明の散歩のお供をしているのだが、実は明は触れた人の守護霊が見えるらしい。そして主人公にはヒロミチという男の人はついていないと言う。サチエの狙いは何なのか?
守護霊とは!画家も明も守護霊が見える(明は見えないので会話だけだが)人は死んだら又生まれ変わるが、時々誰かについてしまう人もいるらしい。それはこの世に未練を残していたり、知りたがりだったりと色々。あっちの守護霊、こっちの守護霊がうるさい、うるさい。主人公は鶏肉が好きなんだけど、守護霊が鶏肉を盗もうとして捕まったからだとか。じゃぁ私の守護霊はスイカ泥棒かしら(笑)

主人公の妻がどこに行っちゃったかと思ったら、飼い犬に触れた途端入り込んでしまい抜けられないと言うんだから笑っちゃいます。なんでも静電気が強いと抜けにくいんだそうです。

妻が死んだ後、仕事もせずに妻の本棚の本を読み、昼夜逆転した生活をする主人公。女々しいのです。

妻が生前言ってた「せめて生きている間は楽しい本を読んで楽しい時間を持ちましょう」って言葉はいいですね。


そしてあとがき。ある女性について書いてあります。それがインパクトあります。
| 本:あ行(その他の作家) | 21:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
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