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「疾風ガール」誉田哲也
JUGEMテーマ:読書


柏木夏美19歳。ロックバンド「ペルソナ・パラノイア」のギタリスト。男の目を釘付けにするルックスと天才的なギターの腕前の持ち主。いよいよメジャーデビューもという矢先、敬愛するボーカルの城戸薫が自殺してしまう。体には不審な傷。しかも、彼の名前は偽名だった。夏美は、薫の真実の貌を探す旅へと走り出す―。

続編が出たのを知って慌てて借りたのです。誉田さんの本、面白い。

あたし、夏美。19歳、んでギタリスト。愛器の真っ赤なギブソンで、大好きなメンバーとぶっ飛んだライブの毎日……ずっと続くと思ってた。魂の底からリスペクトしてたボーカルの薫が、突然自殺するまでは。真実を確かめなきゃ、死んだなんて認めない! 気弱な29歳の芸能マネージャー・祐司を引き連れ、今あたしは走り出す――

宮原祐司29歳は、ミュージシャンの道を諦め、巨乳グラビア・タレントを抱える「フェイス・プロモーション」に入社した。事務所所属のタレントが穴を空けたライブハウスへお詫びに行ったところで、偶然目にしたアマチュア・ロックバンド「ペルソナ・パラノイア」のライブに衝撃を受ける。スカウトした女の子の人生を無駄にしたばかりの祐司だが、夏美は本物だと思いアプローチをはかる。

祐司が衝撃を受けたギタリストの夏美は19歳。「ペルソナ・パラノイア」のリーダーでドラムのハタヤン。普段はエロい事ばかり言うけど、ステージに立つと最高のベース・ジン。そして夏美が敬愛するボーカル・薫。愛器の真っ赤なギブソンで今日もあたしが連れてってあげるよ、ビートと熱狂の果てまで―そんな日々が永遠に続いていくと思ってたんだけど、薫が自殺をした。

城戸薫というのは偽名だったという事実を知らされ呆然とする夏美。自分に付きまとってる祐司を連れて、以前薫が懐かしそうに眺めていたお酒の瓶に薫の正体につながるものがあるのではと越後湯沢まで行く。
クールなのにキュート。激しいのに楽しい夏美のパフォーマンス。見ていて伝わってくるようでした。音楽のこと全くわからないんだけど、作曲する時のコツ「メロディーのシンコペーション」にはへぇ〜って思いました。小節内の弱拍をあえて強調する方法で…なんて書いてありました。そういうものなのか?

日本酒の瓶から新潟にたどり着いた夏美と祐司は薫が「ペルソナ」以前に活動していたバンドや父親が元チェロ奏者である事を突き止める。そして薫が同棲していた搭子も他の情報から薫の父親にいきつき、3人で薫の父親に会う。そこで聞く薫の辛い過去。

薫が自殺前に作詞した最後の歌、自殺したさいにつけられた不審な傷跡。そんな事が最後の最後にわかります。才能がある人の影で泣く人ってたくさんいるんですね。好きだからって続けて行けるものでもない。祐司も実はその一人だった訳です。そして才能がある人って言うのは辛いものを背負っていかなければいけないのですね。

続編が楽しみ。
| 本:は行(誉田哲也) | 20:42 | comments(4) | trackbacks(4) |
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コメント
薫の死の真相を暴いていくミステリーかと思ったら
青春物でした。
でも、夏美のやるせなさというか哀しさが
ストレートに伝わってくる物語でした。
これは続編も楽しみですね。
| す〜さん | 2009/06/15 9:33 PM |
す〜さん、こんばんは。
青春ものでしたね。
夏美の行動力に引きずられる宮原。
面白く読みました。
続編楽しみです。
手元にはあるんだけど、順番がまわってこない!
| なな | 2009/06/15 10:14 PM |
誉田さんの新刊がどうやら続編モノだと知って、私も慌ててこちらに手を出しました。
青春モノかと思って二の足踏んでたんですけど、わたし的には、薫のミステリがスパイスって感じで面白かったですね〜。
祐司と夏美が恋愛モードにならないのもグッドな設定でしたね。
| じゃじゃまま | 2009/08/01 12:40 AM |
じゃじゃままさんも私と同じパターンだったんですね。
青春ものとミステリーがうまくミックスされていましたよね。
>祐司と夏美が恋愛モードにならない
そうそう。そうなんですよ。
祐司の事をぼろくそに言う夏美がよかったです。
| なな | 2009/08/01 6:22 PM |
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