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「元職員」吉田修一
元職員
元職員
吉田 修一
JUGEMテーマ:読書


栃木県の公社職員・片桐は、タイのバンコクを訪れる。そこで武志という若い男に出会い、ミントと名乗る美しい娼婦を紹介される。ある秘密を抱えた男がバンコクの夜に見たものとは。講談社の「書き下ろし100冊」シリーズ。

すごく短いのでさらりと読めるのですが、なんだろう。あっさりとした印象。吉田さんってこういうさらりと何も残らない物語が結構あります。

主人公片桐がバンコクに降り立ち、1週間の旅行のあとタイ・バンコクを飛び立つまでの物語。飛行機はファーストクラスだし、ホテルは五つ星ホテルのレジデンススイート。すごくリッチな感じなのですが、何かありそうな一人旅。
屋台で知り合ったタイに来て3年目だという武志と知り合い、ミントという女性を紹介される。小柄でレモングラスの香りのするミント。片言の英語で語り合う。

バンコクの喧騒やら、じっとりと汗ばむ様子などがすごくよく伝わってきました。2度ほど行った事あるけど、かわっているんだろうなぁ。とにかく日本人はぼられるのですよね。そういえば、バンコクで何度もタイ人に間違われたっけ…

片桐がどうして一人で豪華なタイ旅行をしていたのかが次第に明らかになります。「どうしよう」っていう弱気な気持ちと「なんとでもなるさ」って投げやりな気持ち。心の中で弱気と強気に揺れるところが、人間誰しもこうやって揺れてるよなって思いました。だけど最後の強気への振れはすごく大胆でちょっと怖かった。

でも、地道に全うに生きていると思っていたのに気がついてみたらとんでもないところに来てしまっていた…そんな事ってありそうです。片桐の場合それが「517円」だったのですよね。
| 本:や行(吉田修一) | 22:07 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
吉田さんの話はぐっとその世界に引き込まれてあっという間に読めるのですが、結局どうしたら良かったのかわからなくなるような、混沌とした気分で終わるものが多いような気がします。

ななさんタイ人に間違われたんですか?へぇ〜〜
筋肉といい、いい意味でななさんのイメージ(←私が勝手に作ってます)が覆されてます^^



| たまま | 2009/03/24 9:11 AM |
たままさん、こんばんは。
そうなんですよね。吉田さんの物語って感想が書きにくい。
読んでるときにはその中に入り込んでしまうし
時々、小説の中の空気を思い出したりするんです。

タイ人…そうなんです。
タイには2度行ったのですが、普通にタイ語で話しかけられて「ん?」って顔すると逆に「ん???」って(笑)
日本で間違われる事はないんですけどね。
| なな | 2009/03/24 9:40 PM |
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元職員<吉田修一>−(本:2009年37冊目)−
元職員クチコミを見る # 出版社: 講談社 (2008/11/5) # ISBN-10: 4062150921 評価:70点 (ネタバレあります) 風呂につかりながら30分程度で一気に読み終えてしまう程度の長さ。 「元職員」という題名と、豪勢なタイ旅行で始まるところから、男の抱える裏
| デコ親父はいつも減量中 | 2009/03/22 12:47 AM |