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「廃墟建築士」三崎亜記
廃墟建築士
廃墟建築士
三崎 亜記
JUGEMテーマ:読書


ありえないことなど、ありえない。不思議なことも不思議じゃなくなる、この日常世界へようこそ。七階を撤去する。廃墟を新築する。図書館に野性がある。蔵に意識がある。ちょっと不思議な建物をめぐる奇妙な事件たち。現実と非現実が同居する4編収録の最新作。

お久しぶりの三崎さん。やっぱり三崎さんの世界っていいなぁ。今回は装丁も素敵です。

覆面着用とか二階扉が出てきたりして、三崎ワールドはちゃんとどこかで時を刻んでいるんだって嬉しくなりました。「図書館」の主人公は「動物園」の人なんですよね。

一番好きだったのは「廃墟建築士」
「七階闘争」
7階で連続して起きる事件や事故で死人が出た。そして「7階を撤去しようという」決議が市議会で出された。それから1ヶ月くらいが経ち、マンションの7階に住む僕の所に背広姿の男が二人訪ねてきて、7階を撤去するので同じ間取りの10階に引っ越して欲しいと言う。取引先の気になる女性・並川さんも7階に住んでいると以前話していたので「7階の撤去」について聞いてみたら、反対運動に誘われてしまった。

7階を撤去、エレベーターは6のつぎ8を示す。深く考えると「?」が頭の中にいっぱい出てきちゃいますが、実際の世界でも小さなことでこういう戦いってありそうです。

「廃墟建築士」
世の中では「廃墟」が文化の一つになっている。廃墟に魅せられ、廃墟建築士として生きてきた私。まだまだ廃墟後進国である日本の廃墟文化の向上に努めてきたが、ある日「偽装廃墟」が問題になり…

長い時間かけて作り続ける廃墟。廃墟の最先端(最古部分)でみる夕日きれいだろうなぁ。廃墟後進国・日本。みなし廃墟や偽装廃墟。言葉を置き換えたら十分ありそうな出来事です。

「図書館」
会社から派遣されて、図書館の夜間開館のために働くことになった私。本の「野生」を調教するのが仕事なのだ。調教はうまく行き、夜間開館も成功。と思ったが、契約が切れた次の日、図書館員がとんでもないことを言い出した。

本の飛行。見てみたいものです。

「蔵守」
蔵を守る蔵守。そして蔵。蔵守のところには見習いが、蔵には異質なものが生まれ、それぞれ戸惑っていた。だが蔵守も蔵もいつか現れるだろう略奪者との戦いを待っていた。

略奪が何のために行われているのか…人間ってば愚かですね。
| 本:ま行(三崎亜記) | 23:50 | comments(4) | trackbacks(3) |
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コメント
私は『図書館』が好きです。
夜中に本が飛ぶってありそうです^^
『動物園』って作品と繋がってるのですか?
それは読まなくっちゃ。

不思議な三崎さんの世界、はまりそうです。
| たまま | 2009/03/25 9:09 AM |
たままさん、こんばんは。
夜に本が空を飛ぶ。
自分が通う図書館だったらどんな感じだろうと
色々想像しました。
「動物園」と主人公が一緒だと思います。

三崎さんの世界いいですよね。
| なな | 2009/03/25 8:49 PM |
「廃墟建築士」は幻想的かと思ったら意外と俗っぽい。
そこに面白味があって、自分も好きな作品でした。
あとはやっぱり本が飛翔する「図書館」ですね。
本好きを狙い撃ちって感じでしょうか。

| しんちゃん | 2009/04/02 7:41 PM |
しんちゃん、こんばんは。
「図書館」本好きを狙い撃ちでしょうね(笑)
だけど、主人公の上司への感情の部分が
必要だったのか?って気がします。
| なな | 2009/04/02 9:00 PM |
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