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「残される者たちへ」小路幸也
残される者たちへ
残される者たちへ
小路 幸也
JUGEMテーマ:読書


準一は久しぶりの同窓会で、最も仲の良かった友人を思い出せなかった。記憶のずれに、かつて住んでいた団地が関係しているらしい。不思議な出会いが待っているとは知らず、彼は再び団地に足を踏み入れる…。

少しずつ廃墟になって行く団地が舞台の物語。久保田健彦さんの「みなさん、さようなら」を思い出しました。

廃校になってしまった小学校の同窓会に行った川方準一。6年生の夏に引っ越して以来なんだけど、同級生の顔を見たら自然と名前が出てくる。ところが親しく声をかけてきた押田という男の記憶が全くだけが全くない。交通事故で母を失った中学生のみつきは、覚えのない記憶があることに気づく。それは多分母親の記憶。退院してから学校にも行けず、精神科医の藤間先生にみてもらっている。同窓会で幼馴染の藤間未香と再会した準一はみつきの主治医である未香とともに彼らが生まれ育った方野葉団地へと向かう。
SFなんですね。曖昧なままかたられる<彼ら>異次元だとか、うつるだとか、突き詰めるとむずかしくなっちゃうので、気持ちをちゅうぶらりんなまま読んでいたのですが、小路さんは「こういうもの」ってちゃんと定義して書いていらっしゃるのかしら。想像力が大切な世界です。

押田がいい人なのか、怪しいのかずっとわからないまま物語が進んでいくし、色々な人の体に出来ている同じ形のアザ。だけど見えない人もいる。時々地面の形が変わったり、地震が起きたり。
| 本:さ行(小路幸也) | 23:32 | comments(4) | trackbacks(4) |
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コメント
こんばんは。
小路さんのデビュー作を思い出しました。
同じであって、同じでないが存在する世界。
最近なら、恒川さんが近いかもですね。
| しんちゃん | 2009/03/04 10:45 PM |
しんちゃん、こんばんは。
ちょっと歪んでしまった世界というのか
突き詰めちゃうと訳がわからなくなっちゃうから
すごくルーズな感覚で読んでいく物語。
こういう世界観、キライじゃないです。
| なな | 2009/03/05 9:26 PM |
痣の見える人と見えない人。脳が目の前にあるものを「ないもの」と認識してると、あっても見えない、って辺り、妙に納得してました。探し物してても、目の前にあるのに全然気付かないことってありますもんね。
ま、痣のことはよく分からなかったですが。結局思い出した過去に、お父さんをどうしたか、なんてことは書かれてませんでしたね。ふと「謎の転校生」を思い出しちゃいました。
| じゃじゃまま | 2009/04/04 4:29 PM |
じゃじゃままさん、こんにちは。
痣はとり憑かれてる印でしたっけ?
たしかに探し物してても気がつかないことってあります。
後から「え?さっきここ見たよ」って驚くの。
お父さん、柱になっちゃったのかと思ってましたが
途中から「彼ら」が理解できなくてさらりと読んじゃった(苦笑)
| なな | 2009/04/05 11:38 AM |
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≪★★★≫ これは・・・「21」や「モーニング」の系統ですね。 でも、そっちにいっちゃいましたか〜。 方野葉小学校の同窓会の案内状を受け取り、十数年ぶりに戻ったジュンチ。そこで懐かしい友人たちと再会したが、親しげに全身で好意を示す友人に覚えがなかった。
| じゃじゃままブックレビュー | 2009/04/03 11:38 PM |
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