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「利休にたずねよ」山本兼一
利休にたずねよ
利休にたずねよ
山本 兼一
JUGEMテーマ:読書


己れの美学だけで天下人・秀吉と対峙した男・千利休。茶聖ではなく、人間利休に心魅かれる著者が、その謎に包まれた生涯を解き明かす。

直木賞候補が決まった時に気になって予約した本です。けっこうすぐに来たけど、いまでは図書館12冊所蔵で75人待ち!!!早くに借りてよかった。

すごくすごく面白かったです。5年位前までお茶を習っていました。雲龍釜、かたつき、天目茶碗、真にさばくなど、本当に懐かしい言葉がいっぱい。炉に釜がかけられて、お湯が沸き、そしてお手前が始まる。お茶室の凛とした雰囲気が懐かしくなりました。お茶のお稽古、復活したい。

物語のはじまりは利休切腹の日。織田信長、豊臣秀吉の茶頭を務め、権力の中枢まで上りつめた利休が、なぜ秀吉の逆鱗に触れ切腹の命を受けねばならなかったのか…物語は過去に遡ります。
利休が最後に使ったのは1畳半の茶室。牢獄のようなその茶室を作り出したのは19歳の時に出会った「あの女」のため。あの女の形見である掌のひらにすっぽりおさまる緑釉の平たい壺。利休は最期の日まで懐に抱いていた。壺の底には「あの女」小指の骨と桜色の爪があった。切腹のその日、利休は花のない無窮花ムグンファ(木槿)の枝を床の間に飾り、秀吉から遣わされた使者を待っていた。

秀吉にどんなにお金を積まれようとも決して手放さなかったその壷。先妻や妻もいつも利休には「女」の影があると思わせていた、高麗の女。

類まれなる美的感覚をもっていた利休。利休がしつらえた茶席は「一椀のお茶に、あそこまで静謐な気韻をこめることが出来るのか」と秀吉は言った。そんな美的感覚を持った利休のお茶会によばれてみたいなぁ。現代にはそんな風に言われる人っていないのかしら。
| 本:や行(その他の作家) | 21:50 | comments(4) | trackbacks(2) |
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コメント
茶道経験のあるというななさんなら、お茶のこともよく知ってみえるようで、面白く読めたことでしょう。
私には、ちょっとわかりづらいことはありましたが、それを差し引いても、利休が、美を追求したその様子を感じることができました。
利休の茶会、参加してみたいですよね。
| | 2009/03/08 3:42 PM |
花さん、こんにちは。
お茶のお稽古をやめて暫くたつのですが
色々思い出して懐かしくなりました。
利休の美への執着、そしてそのセンス。
すごいです。
お茶会、出来ることなら参加してみたいです。
| なな | 2009/03/09 3:20 PM |
格調高い上質な世界を堪能しました。
利休すごい人だったんですね。

私はお茶会に参加するのはちょっと怖いかな‥。
利休の美的感覚の祖になった高麗の女性を見たいです!
| たまま | 2009/05/11 8:54 AM |
たままさん、こんばんは。
利休、本当にすごい人でしたね。
物語なのに、茶室や名物の道具など
現代にも残っているものなので
まるで実際にあったことのような気がしてしまいますよね。

すべてを捨てて逃げてもいいと思わせた高麗の女性。
どんな人なんでしょうね。
| なな | 2009/05/11 9:12 PM |
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本「利休にたずねよ」
利休にたずねよ 山本兼一 PHP研究所 2008年11月 利休にたずねよ/山本 兼一 ¥1,890 Amazon.co.jp <飛び抜けた美的センスを持ち、刀の抜き身のごとき鋭さを感じさせる若者が恋に落ちた。堺の魚屋の息子・千与四郎--。後に茶の湯を大成した男・千
| <花>の本と映画の感想 | 2009/03/08 3:35 PM |
『利休にたずねよ』 山本 兼一著
豊臣秀吉に茶頭として寵愛を受けながら、秀吉の命により切腹死した茶人、千利休。 切腹を命じられるに至った経緯は諸説あり、本書では興味深い新たな説が! そしてその天才的審美眼はどのように培われたのか? 茶人、千利休を題材にした、歴史小説。 正直に言うと
| 国内航空券【チケットカフェ】社長のあれこれ | 2010/12/22 3:46 AM |