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「儚い羊たちの祝宴」米澤穂信
儚い羊たちの祝宴
儚い羊たちの祝宴
米澤 穂信
JUGEMテーマ:読書


「これぞ、究極のどんでん返し! あらゆる予想は、最後の最後で覆される。」な連作短編集。

どんでん返しねぇ。確かにそうなのかも。読み終わって「ひえ〜〜」って思うのもあったし、読み返してみると「なるほど」って思うのもありました。

旧家・名家という家柄。大学の読書サークル「バベルの会」そんな所が共通しているところかな。少し前の時代の物語です。どれもこれも語り口調が「ですます調」だからなのか、すごく静かに物事が進んでいきます。ひっそりとした殺意やら秘められた思いに、体の芯からヒンヤリとしてきます(冬だから寒いだけ??)

「バベルの会」が読書サークルだからだと思うのですが、作家の名前と本のタイトルがいっぱい出てきます。読んでいたらもっとわかる事があるのかなぁと残念。
『身内に不幸がありまして』
上紅丹地方の丹山家の次期当主・吹子お嬢様付きの使用人・夕日の手記。吹子様のために秘密の隠し場所を作った夕日は吹子様がそこに隠している本を読ませてもらっていた。勘当された長男が事件を起こし、それから毎年誰かが殺されていく。 夕日は夢遊病である自分が犯人ではないかと考えるが。

『北の館の罪人』
千人原地方の六綱家の応接間にかかってる絵。青い空に青い海。そして青い人影。ところが空の色は紫がかった色に塗られている。そしてその絵の続きともいえる1枚が別館に飾ってある。母の遺言に従い六綱家の当主に会いに行った私は住み込みで別館に住む先客の世話をすることになる。実はその先客は館の長男であまりの腹違いの兄だった。

『山荘秘聞』
八垣内にある飛鶏館。大垣様が奥様のために建てた別荘の管理を任されたわたしが冬に怪我した男性を見つけて介抱する。やがて男性を探しに仲間の救助隊がやって来るがわたしは男性を助けたことを明かさない。

『玉野五十鈴の誉れ』
駿河灘に面した高大寺に根付いた小栗家。男子が産まれず後継ぎとなっている純香が五十鈴を使用人に付けてから心身共に成長していく。ところが伯父が殺人を犯し血がつながりがあるという理由で純香は祖母の命令により軟禁されてしまう。弟が産まれると命まで狙われるようになって…。

『儚い羊たちの晩餐』
荒れ果てたサンルームの円卓に残された1冊の本。ある晴れた日に迷いこんだ女学生が読んだその日記。成金になった父が一流の厨娘の夏を雇う。今までに夏が調理したことのないものを提案したがっている父のために鞠絵は「アミルスタン羊」をリクエストする。
| 本:や行(米澤穂信) | 20:37 | comments(11) | trackbacks(6) |
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コメント
自分のブログではよくわかんない文章書きましたが、かなりおもしろく読めました^^
本当にわかんない作品名ばっかり出てきて米澤さんの読書量に舌を巻いたことですよ…同い年くらいなのになぁ。この差ってなんなんでしょう。

黒米澤を存分に堪能いたしました^^
| まみみ | 2008/12/29 9:03 PM |
こんにちは。
面白い趣向の短編集でした。
どれも最後の一行で「落ちる」というか
綺麗に着地するように作られているのですね。
ただ、最後の一編だけよくわかりませんでした・・・。
| 木曽のあばら屋 | 2008/12/31 12:14 PM |
◇まみみさんへ

昔っぽい語り言葉が「らしさ」をだしてましたね。
出てくる本、すごい量でした。
名前を聞いた事があるかも…程度の人ばかりでした。
米澤さんの読書量、すごいですね。
黒とはいえ「ボトルネック」のような衝撃はありませんでした。

◇木曽のあばら屋さんへ

こんにちは。
最後まで読んで「あぁ」とため息が出る物語ばかりでしたね。
最後の一編。それだけ時代が違う物語でしたよね。
ネットで見てみると、色々な解釈があるみたいですが
私はただ単純に「ゾゾゾ」っと思いました。夏こわいです。

| なな | 2009/01/04 11:03 AM |
こんばんは。
ラスト一行に衝撃なんてあったかな〜?
自分だけが鈍感なんでしょうか。
でも作品としては悪くはなかったです。
それにしても著者はお嬢さまが好きですね(笑)
| しんちゃん | 2009/01/16 6:25 PM |
しんちゃん、こんばんは。
最後の1行は大袈裟かもしれないけど
それまでの流れをグリンとひっくり返す文章がチラホラありましたよね。
黒すきなしんちゃんいは心地よい物語だったのでは?!
| なな | 2009/01/16 8:57 PM |
面白かったです。
よくできてるな〜って思って読んでました。
時代の雰囲気もあってました。歪んだ感じがなんかもう…
| ちきちき | 2009/02/09 10:33 PM |
ちきちきさん、こんばんは。
すごく雰囲気でてましたよね。
語り口調もいい具合でした。
| なな | 2009/02/10 9:03 PM |
こんばんわ。TBさせていただきました。
どんでん返しと言う言葉とはちょっと違う気がしますねぇ。
ラストは意外で「え〜」っていうのばかりでしたが。
ぞぞっとします。
特に表題作のラストは怖かったです。
1番酷かったのは「玉野五十鈴の誉れ」ですね。
ばーさん、人間じゃないです。
| 苗坊 | 2009/02/10 10:23 PM |
苗坊さん、こんばんは。
そうそう、ラストで「うわ〜」って思うのですが
どんでん返しって感じではなかったですよね。
表題作はもう、考えただけでおぞましい…
| なな | 2009/02/11 9:25 PM |
ななさん、こんばんは〜。

すごく静謐な雰囲気なのに蓋を開けてみると・・・
「ひょえ〜」という作品ばかりでしたね(^^)
でもかなり楽しめました。

TBさせていだきました。
| Spica | 2009/07/29 1:21 AM |
Spicaさん、こんばんは。

本当に「ひょえ〜」な作品ばかりで
1編読んで、ちょっと休んで次へ進むって感じ。
でも、どこに驚きが隠されているのか
読みながらワクワクしちゃったりもしますよね。
| なな | 2009/07/29 8:58 PM |
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