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「平等ゲーム」桂望実
平等ゲーム
平等ゲーム
桂 望実
JUGEMテーマ:読書


瀬戸内海に浮かぶ「鷹の島」。そこでは1600人が、全員平等。果たしてそこは楽園か、それとも……?

う〜ん。色々考えちゃいました。読後感がよかったのか、わるかったのか微妙なところ。

2008年、3組の夫婦が瀬戸内海の小島・鷹の島に「全員平等」を理念とする共同社会を築く。特権階級を作らないよう仕事は4年ごとの抽選で決められ、すべてのことは島民全員による多数決で決定。学校では、成績や順位をつけない。物語は鷹の島誕生から100年後のこと。島で生まれ育った34歳の芦田耕太郎。現在の仕事は島への移住希望者の身辺調査を行い、本当に移住したいのかを確認する「勧誘係」純粋培養の耕太郎が本土で調査をしたり勧誘をしている時に感じる色々な感情。そしてユートピアであるはずの島が…
なんでも平等の島に住んで嫉妬や競争心を持たない耕太郎。読んでいて心配になりました。絵を描くことが趣味の耕太郎はあるきっかけで、絵の指導を受けます。耕太郎が描く人物画は見たそのままだと言われ、もう少し内面を見るようにと言われる。

次の移住希望者が船の船員だったので、船に乗った耕太郎。そこで絵を描いていたら船に乗っている人の絵を書くことを頼まれた。絵を描くことによって喜びや嫉妬などの気持ちを自分の中に見つけ出していく。だけど、耕太郎にとっては「島は理想の場所」なのです。ところが、そんな島で聞こえてきた噂…昔の恋人が住民投票で帰島を却下されます。耕太郎の姉は投票の結果、賛成多数で島に帰れたのに。そして聞こえてきた「票集めのためにお金を配っている」という話。そして外部の業者からお金を受け取ったり、仕事の立場を利用して賄賂を貰ってる人がいると言う噂にショックを受ける耕太郎。そんな時一つの投票が。色々考えて、提案をした耕太郎が「独裁者」とみなされ島から出なければいけなくなった。

なんでも「白」か「黒」じゃなくグレーゾーンがあるものなんだって思いました。この島に住みたいか?って聞かれたら「けっこうです」っていうだろうなぁ。だいたい、運動会のかけっこでみんなで手をつないでゴールって変です。私なんていつもビリだったけど、それでも順位がないのって不自然。

船の船員・柴田がすごく素敵なキャラクターでした。柴田の言うことがいちいちいいのです。
| 本:か行(桂望実) | 22:23 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
私も読後すっきり出来ませんでした。

「鷹の島」なんだか気持ち悪かった‥。
殺人さえ平等という名の多数決で裁くなんて、それってどうなんでしょうね。その多数決もお金で票を買ったりですものね。

耕太郎が変わっていって島を出たのは良かったかな。
| たまま | 2008/11/05 9:04 AM |
たままさん、こんばんは。
「鷹の島」怖かったです。
あの赤ちゃんの死体のあたりは本当にゾゾゾっとしました。
耕太郎の本土での出会いはよかったですよね。
柴田さんが好きです。
| なな | 2008/11/05 9:10 PM |
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平等ゲーム/桂望実
JUGEMテーマ:読書 読書期間:2008/10/30〜2008/11/1 [幻冬舎HPより] 瀬戸内海に浮かぶ「鷹の島」。そこでは1600人が、全員平等。果たしてそこは楽園か、それとも……?現代社会に蔓延する「平等幻想」をテーマに描く傑作エンターテインメント長編。
| hibidoku〜日々、読書〜 | 2008/11/10 11:35 PM |