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「ガーディアン」石持浅海
ガーディアン (カッパ・ノベルス)
ガーディアン (カッパ・ノベルス)
石持浅海
JUGEMテーマ:読書


勅使河原冴(てしがわら・さえ)には守護神がついてる。父親が亡くなる前に「ずっと護ってるから」と言った言葉通り、彼女の危険を回避するためだけに発動する力「ガーディアン」例えば何かが冴に当たりそうになるなどの突発事故ならバリヤーになり、悪意や害意の攻撃には自動的に反撃するのです。その時冴の右手小指は痛みを感じる。

冴のプロジェクトチームの同僚が階段から落下した時にガーディアンが発動した事から始まった物語「勅使河原冴の章」と冴の子ども円が巻き込まれた強盗人質事件の「栗原円の章」の二つの物語。

前半部分はまあよかったのです。後半は「耳をふさいで夜を走る」のような血なまぐさい物語でした。自分の気持ちではどうにも動かない、人にせよ物にせよ冴や円に危害を加えそうなものがやってきた時にだけ発動するガーディアン。受身でしか身を護れないガーディアンで人を殺すことが出来るのか?そんな物語。それにしても円怖いよ。
「勅使河原冴の章」
会社の違う部署から6名が集まって「業務改善プロジェクト」を1ヶ月行う。今回選ばれた6人で飲みに行った時、大学時代からの友人・美穂が冴には「怖い父親がいる」とガーディアンの事をばらしてしまった。そしてその帰り道、冴に痴漢しようとした男の手が不自然に折れ曲がるのを目撃した栗原以外の5人。次の日の帰り道、地下鉄までの長い階段を降りていく6人。突然冴の右手小指がうずき、後ろを歩いていた原田がロケットのように階段を落下、隣を歩いていた繭子は崩れ落ちるように座り込んでいた。原田の死が事故死なのか自殺なのか?ガーディアンが発動したと言うことは原田は冴に対して殺意を持っていたのか?恋人だった原田を亡くした繭子の危うい状態。冴にガーディアンがついていると知った添島は冴を怖がっている。堪えきれなくなった冴は栗原に相談する。全てを聞いた栗原は「明日一日僕から離れないように」と言った。

「ガーディアン」の存在を簡単に受け入れてしまう人たちにちょっとあれ?とは思いましたが、原田の死の理由やなぜ冴が狙われているのかなどキチンと説明されていて面白かったです。

冴と栗原が結婚し、娘・円が生まれます。そしてビデオ編集をしていた栗原が円に向かっていった蜂が飛び散った事を発見する。ガーディアンは今度は円を護っているというお話の「間章」

「栗原円の章」
中学生になった円は友達・奈々子につきあい郵便局に行った。そこにやってきたのが銀行を襲い5千万盗んだ男5人組。逃走中の車が事故にあい、逃走するための車を奪うために郵便局に入ってきたのだった。そのうちの一人が円にあたりそうになり、ガーディアン発動。仲間が突き飛ばされたと勘違いした一人が円に向かって発砲しようとし、事態は悪化していった。円は無事に外に出られるのか?

次から次へと人が死んで行きます。血のにおいがプンプンしていて、ちょっとホラーかも。ガーディアン、円を護る為なら相手はどうなってもいいって感じ。冴もちょっと心配していましたが「孫には甘い」って事らしいです。円は目の前で人が死んでいっても全然動じない。強盗5人組の一人・甲田が冴の「ガーディアン」に気がつき、冴に魅了される姿が又怖ろしい。
| 本:あ行(石持浅海) | 20:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
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