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「少しだけ欠けた月―季節風*秋」重松清
少しだけ欠けた月―季節風*秋
少しだけ欠けた月―季節風*秋
重松 清
JUGEMテーマ:読書


『季節風』シリーズ第3弾。

秋って9月から11月位まで?9月のはじめはまだまだ暑いし、11月の終わりはそろそろ冬…短い期間ですね。その間にサンマや栗、サツマイモなどの食欲の秋だったり、スポーツの秋だったり、読書の秋だったり。紅葉もあるし、結構忙しいです。

「キンモクセイ」を読んで感じた事。いろんな香りって記憶を呼び覚ましますが、金木犀の香りって毎年ほんの数日だけだし、過去に起こった色々な出来事が思い浮かぶ不思議な香りだと思います。
「オニババと三人の盗賊」
馬場文具店の店番をしてるオニババ。おかなくてせっかちできちょうめんなオニババは9月1日には花火を外のワゴンで定価でセールする。町内に1つきりの文具店なので小学生はみな怖いけどオニババの店で文具を買っていた。ところが6月にコンビニが開店し、本屋が改装してから子供達は素通りするようになった。9月1日、新学期。3人の小学生が外のワゴンを覗いてる。

「サンマの煙」
都心の賃貸から郊外に家を買った夏休み。自分の部屋を片付けているはずの一人娘、4年生の真希は物音を立てていない。様子を見に行った玲子は友達と別れて落ち込んでいる真希に自分が4年生の時に港町に引っ越した時の話をした。玲子は父親の仕事の関係で転勤族だったのだ。

「風速四十米」
ふるさとの町を台風が直撃する。前回台風が通って甚大な被害をもたらした時ミノルは小2だった。その時全く動じずお酒を飲んでいた父は2年前に脳梗塞で倒れ麻痺がある。そんな父親と二人じゃ心細いから台風のときに来て欲しいと言う母。

「ヨコヅナ大ちゃん」
4年生の秋から6年の春の相撲大会まで4連覇している大ちゃん。片思いしてる亜弥ちゃんに「おしりがぷりんとしてる」と言われたことがショックで、今年は大会に出ないと思ってる。が、今年は近所の小学校にすごい子が入ってきたらしく子供会の会長さんも、団体戦に出る子も亜弥までもが「試合に出て欲しい」と言いにきた。

「少しだけ欠けた月」
満月からほんの少し欠けた月が見える日、お父さんとお母さんが離婚する。今日が家族23人で食べる最後の食事だ。ちょっと寒いけどテラスの月がよく見える席に案内してもらった。

「キンモクセイ」
5年前に脳梗塞で倒れた父に認知症の症状が出て、母との二人暮らしがママならなくなってきた。近くに住む妹の芙美の家族が両親と同居してくれることになった。引越しの日、手伝いに行った実家の庭にはキンモクセイの香りが漂っていた。

「よーい、どん!」
会社で派閥争いの犠牲になり降格そして出向となった夫と過ごす日曜日。中学生になった息子が卒業した小学校が運動会をやっているらしい。落ち込んでいる夫を散歩に誘った。

「ウイニングボール」
フリーターでへっぽこ草野球チームでサードを守る俺。春休みに松葉杖をついた男の子にやじられた。それから試合のたびに言いたい放題の男の子は近所の病院に入院しているらしい。

「おばちゃんのギンナン
おばあちゃんの十三回忌。離婚して間もない美沙は両親とまともに会話出来ず、実家に止まらずに帰ろうと思っていた。出された茶碗蒸しに入っていた銀杏を食べたら、おばあちゃんが毎年くれた美味しいギンナンを思い出した。母親と一緒にギンナン狩りに出かけた。

「秘密基地に午後七時」
毎週金曜日に秘密基地に集まる幼なじみ5人。ある時桑原が息子を連れてきてもいいかとい言った。この場所は5人だけの秘密との約束があり断るメンバー。工藤は理由が着になり桑原に電話をした。

「水飲み鳥、はばたく。」
部下の尻拭いばかりの日々。相手に指定されて入った喫茶店に「水のみ鳥」がいた。思い出す子どもの頃に父が連れて行ってくれた喫茶店。父親は「水のみ鳥」ばかり見ていた。

「田中さんの休日」
娘がカンニングをし、親が呼ばれた。その時に先生が出した課題は「日曜日に家族で出かける」というものだった。
| 本:さ行(その他の作家) | 21:52 | comments(6) | trackbacks(3) |
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コメント
秋は夕暮れ・・・。
一番もの悲しい季節のような気がしますが、
賑やかな行事も多いんですよね。
そんな中、ちょっと切ないお話を盛り込んだ
この秋編は涙腺刺激まくりの春夏編に比べると
ちょっとパンチが弱いかな、という気もしました。
金木犀の匂いは確かに秋を思い起こさせ、
色んな思いを思い出させる匂いですよね。
自分は好きです、金木犀の香り。
| す〜さん | 2008/11/02 7:34 AM |
す〜さん、こんばんは。
少しずつ寒くなっていくし、木から葉っぱは落ちるしで
物悲しい季節ではありますが、行事もいっぱいですよね。
今日、近所の神社に七五三のお宮参りに行った
着飾った家族を見て「あぁ、そんな季節だ」って思いました。
私も金木犀の香り好きです。
「あぁ、今年もこの時期なんだな」って、木の近くで深呼吸します。
| なな | 2008/11/03 9:02 PM |
「オニババと三人の盗賊」を読んだら、昔住んでいた町の、店番のおじさんがすっごく怖かった本屋さんを思い出しました。オニババみたいに実は人情溢れた、って感じでもなかったし。(爆)
「サンマの煙」も好きでした。転校生って、懐かしい響きですね〜。
| じゃじゃまま | 2009/02/05 1:16 PM |
じゃじゃままさん、こんばんは。
子どもの頃って店番の人ってすごく怖かったですよね。
私も「実は人情味ある」とは感じず
「実は腹黒い…」って思った覚えがあります(笑)
| なな | 2009/02/05 10:43 PM |
こんばんわ。TBさせていただきました。
秋って好きな季節ですけど、北海道と本州での秋の感じ方って違う気がします。
北海道はすぐ雪が降りますし^^
私は「オニババと三人の盗賊」が好きです。
人情味あふれる素敵な作品でした。
| 苗坊 | 2009/02/21 5:51 PM |
苗坊さん、こんばんは。
そうですね。北海道と私の住む東京だと
四季の感じ方が違うんでしょうね。
「オニババと三人の盗賊」いいですよね。
こんな風に怖がられてる看板娘(笑)ってもういないですね。
| なな | 2009/02/21 8:41 PM |
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少しだけ欠けた月 季節風・秋   〜重松 清〜
季節風シリーズ第3弾、秋編です。 表紙がイマイチ地味な印象だったんですが、 内容も前2作に比べると ちょっと地味かなぁ?って感じで...
| My Favorite Books | 2008/11/02 7:31 AM |
少しだけ欠けた月−季節風 秋 重松清著。
≪★★★≫ 秋、ですね。秋って、うんざりする夏から、ほっと一息つける季節で、学校では一番長い二学期。クラスもまとまりを見せる時で、でも私はなんとなく二学期は苦手だった、そんなことを思い出したかも。 「オニババと三人の盗賊」 商店街にある文房具屋。おばあ
| じゃじゃままブックレビュー | 2009/02/05 1:14 PM |
少しだけ欠けた月 重松清
少しだけ欠けた月―季節風 秋 「オニババと三人の盗賊」オニババと呼ばれるお婆さんが営んでいる文房具屋がある。近所にここしか文房具が売っていないため、小学生達はここで文房具を買うしかなかった。しかし、コンビニや大きな本屋ができるとめっきり客足が遠のく。
| 苗坊の徒然日記 | 2009/02/21 5:50 PM |