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「空の中」有川浩
空の中 (角川文庫 あ 48-1)
空の中 (角川文庫 あ 48-1)
有川 浩
JUGEMテーマ:読書


200X年、二度の航空機事故が人類を眠れる秘密と接触させた。「変な生き物ゆうたわね?そやね?」―秘密を拾った子供たち。「お前を事故空域に連れて行く。話は現場を見てからだ」―秘密を探す大人たち。秘密に関わるすべての人が集ったその場所で、最後に救われるのは誰か。

ずっととっておいた「空」です。文庫には書下ろしがついてるって聞いて予約を入れたのが8月1日。やっと手元に届きました。

父親を亡くした高校生の瞬と幼なじみの佳江と、上司を亡くした光稀とその事故の原因を調査する高巳。高校生より、大人の恋の方が甘かった。この二人の将来が「クジラの彼」にのってるわけですよ。もう一度読み返したいな。そして瞬たちが話す土佐弁がすごくここちよい。

諦めない。逃げちゃいけないってメッセージをずっと受け取っていたような気がします。逃げるのも見ない振りするのも簡単な事なんです。だけど逃げちゃったら後でその分取り戻すのが大変なの。子どもながらにそんな事を一生懸命考える瞬と佳江。

同じく父親を事故で亡くした白川真帆。喧嘩したまま父親がなくなり、ショックが大きいところに、今度は母親が「あなたがあんなこというから」と言ったきり一言も喋らなくなり入院。白鯨が原因で父親が亡くなったと知って、「セーブ・ザ・セーフ」という団体を立ち上げる。全ては母親に許してもらいたいから。

宮じいが最高です。すごく大きくて、温かい。棘を持っている川魚に触って、痛みに泣き出す瞬や佳江の怪我の手当てはしてもかわいそうだとは言わない宮じい。だけど、本当に本当に困っている時には全力で手を差し伸べてくれる。瞬も真帆も宮じいがいたから立ち直れたんだろうなぁ。

白鯨を始めて見た高巳が「ウルトラマンに出てくるスカイドンみたい」って言うんです。ウルトラマン好きな息子にスカイドンの載ってる本を見せてもらいました。ふ〜ん。

そして書き下ろしの「仁淀の神様」
父や祖父が残してくれたお金と奨学金で医学部に行った瞬。卒業後以前祖父が開業していた自宅で開業をする。その間ずっと恋人だった佳江に結婚を申し込んだのは30歳近くなってから。ある日、宮じいが診療所でなく玄関から訪ねてきて、体の調子が悪いと訴えた。

書下ろしではあるのですが、瞬と佳江、宮じいのその後の物語なのでなんだか「続き」というか、そこまで書いてあって「空の中」って印象。人の気持ちって脈々と受け継がれていくものなのです。
| 本:あ行(有川浩) | 21:36 | comments(4) | trackbacks(4) |
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コメント
こんばんは。
残されていた一冊ですね。これでコンプリートでしょうか?。
いぶし銀のような宮じいがとても素敵でしたね。
光稀と高巳のラブロマ、懐かしいです。

文庫の書下ろし、どんな内容だったのでしょう(後日談)?。
| 藍色 | 2008/10/15 3:53 AM |
私も宮じいのファンです。
フェイクも可愛かったなぁ〜と記憶してますが、内容はほとんど忘れてます(汗)
有川さんの作品にしては主人公の印象が弱いような‥

文庫の書き下ろし気になります〜!
見なくちゃ。

| たまま | 2008/10/15 8:59 AM |
パニック映画大好きなので、もっと町中大パニックでにげまどう人々とか出てくるかと期待してたので、肩透かしでした。(苦笑)
「海の底」のああいうの大好きなので。(爆)
書き下ろし、私も気になります〜。
| じゃじゃまま | 2008/10/15 4:07 PM |
◇藍色さんへ

そうです。有川さんコンプリートです。
現在配信中のケータイ小説にまで手を出してます。
光稀と高巳は有川さんらしい恋愛を展開してましたが
その先に「くじらの彼」の幸せな二人がいるってわかってるので安心して読めました。
書き下ろしの事、感想書くのすっかり忘れてました。

◇たままさんへ

フェイクは本当に瞬を親と思って健気って感じでしたね。
二組の男女の物語だったので、甘さが半分になっていたのが印象薄めの原因かしら。
書き下ろし部分はほんの少しなので、本屋でチラっと読めます!

◇じゃじゃままさんへ

たしかに「海の底」のようなパニックはなかったですね。
あれは想像するだけでゾッとする世界でしたよね。
今でもハサミにやられる艦長の映像が頭にちらつきます。
| なな | 2008/10/15 9:22 PM |
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空の中 有川浩
装丁・デザインは鎌部善彦。 四国沖の上空、高度2万メートルで続けて起きた航空機事故。 2件目は自衛隊の演習機。 原因究明のため同じ空...
| 粋な提案 | 2008/10/15 4:02 AM |
「空の中」有川浩
「空の中」有川浩(2004)☆☆☆★★ ※[913]、国内、現代、小説、SF,空、未確認知的生物、意志 ※あらすじあり、未読者は注意願います。 「図書館戦争」[ http://blogs.yahoo.co.jp/snowkids1965/36582433.html ]で、ちょっと気になった作家、有川浩。ライトノ
| 図書館で本を借りよう!〜小説・物語〜 | 2008/10/15 8:20 AM |
空の中 有川浩著。
≪★★★≫ 「海の底」が私の大好きなパニックものと聞いて、まずそれを読む前に順番に、と読んでみました。 映画でもゾンビとか怪物が出てきて、わーわーきゃーきゃーするの大好きなので、かなり期待してました。 航空自衛官と企業の調査官との恋、幼なじみの恋など、
| じゃじゃままブックレビュー | 2008/10/15 4:04 PM |
『空の中』 有川浩
200X年、日本における数十年ぶりの国産輸送機開発プロジェクトが立ち上がったが、実験中にテスト機は原因不明の爆発事故を起こしてしまう。更に数週間後、同じ空域で今度は自衛隊機が謎の爆発。調査が進められるものの、その原因は杳として知れなかった。 その頃、
| 【徒然なるままに・・・】 | 2008/12/15 10:58 PM |