ぼくは王さま (新・名作の愛蔵版)
寺村 輝夫,和田 誠
最初に「あなたのおうちにも、こんな王さまがひとりいませんか?」なんて書いてあります。王さま、うちにもいるいる(笑)
息子は時々笑いながら読んでました。蟻とダンスを踊るところが面白かったそうです。
王さま、本当にかわいらしいのです。卵焼きが大好きで卵焼きばかり食べたり、勉強していないのに「した」って嘘ついたり。「ウソとホントの宝石ばこ」では王さまの生活が垣間見られますが、朝ラッパの音で起床。それから 「顔を洗う時間」「ご飯前の体操の時間」「ご飯前の手を洗う時間」「ご飯の時間」「ご飯の後の休みの時間」「しずかに音楽をきく時間」「しっかり勉強する時間」などなど、結構タイトなスケジュールです。「お金」の感覚もわからないし、すべての物は自分の物だと思ってる。
「ウソとホントの宝石ばこ」ではウソをつくと音がなる宝石箱を前に隣の国の王さまと約束をします。隣の王さまが何か言うと宝石箱がなるのです。で、王さまはうそをついてるってわかる。それがすごくおかしかったです。
「ぞうのたまごのたまごやき」
卵が大好きで、自分の誕生日に国中の人に卵をご馳走するという王さま。大臣に「ぞうのたまごを取って来い」と命令します。
「しゃぼんだまのくびかざり」
しゃぼんだまが大好きな王さまは割れないシャボン玉を作れと大臣に命令する。
「ウソとホントの宝石ばこ」
時々嘘をつく王さまは嘘をつくたびその嘘を宝石箱に入れていた。ある日、宝石箱は満杯になり、王さまは夜中コッソリ捨てに行こうと計画する。家来達に見つからないよう、夜中に流れ星が出て危険だから早く寝るようにと嘘をつく王さま。
「サーカスにはいった王さま」
お腹が痛くなった王さま。だけど注射が大嫌いなので、お城から逃げ出した王さま。わからない事だらけの王さまはドロドロになりサーカスに行き着く。そこでであった蟻と踊りを踊る王さま。
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⇒ 式神自然数 (10/21)
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