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「ごめん」原田マハ
ごめん
ごめん
原田 マハ
JUGEMテーマ:読書


その瞬間、4人の女性は何を決意したのか?「天国の蠅」「ごめん」「夏を喪くす」「最後の晩餐」の4編を収録。初出「小説現代」

原田さんの作品、なんだかいつも気がついたら物語の世界に連れて行かれちゃう。この本も「明日が返却日だし、読むのは諦めて一度返して又借りよう」って思いながらパラパラとめくったと思ったら、最後までノンストップでした。何が私を惹きつけるのか今だ分からず。

女性が何かを決意する瞬間の物語なのか〜と本の紹介を読んだで思いました。4人のぞれぞれの人生。自分の道を突き通して生きている女性。だけど、父親だったり夫だったり、好きな人によって少し傷つけられる。でもこの主人公達は強いんです。それでもわが道を突き進む。私には無理だなぁ。きっと負けるだろうなぁ。
「天国の蠅」大学進学とともに家を出る娘がおいていった詩の雑誌。娘の投稿した詩のっていたその雑誌をパラパラとめくっていた時に目にしたひとつの詩が範子と母を捨てて出ていた父を思い出させた。

お父さん、娘の事を愛していたのはわかったけど、だけどなんとなく納得いかないわ。

「ごめん」8つ上の夫が仕事中に事故に会った時、私は年下の彼と旅行中だった。意識不明の夫の口座から毎月給料日に振り込まれるお金。そして翌日「オリヨウ」という名義から同じ金額が振り込まれる。「オリヨウ」を探しに高知に旅立つ陽菜子。

屋台で飲み明かす二人。たぶんお互いに相手の事はわかっていながらも、ぎりぎり園子とには触れずに朝を向かえ、そしてそれぞれの告白。あぁ、人生って…陽菜子、これから意識の戻らない夫を前にどれだけ考えるんだろう。

「夏を喪くす」40歳の咲子。お互いに干渉しあわない夫婦関係。年上の彼。そして大切な仕事。充実した日々を過ごしていた咲子だが、彼が胸のしこりを見つけ、病院に行ってみたら乳がんと診断された。その日、夫に恋人がいることを知った。沖縄への社員旅行。そして咲子の心は決まった。

なんだか男の人ってこうなんだよね。今、一番そばにいて欲しいって思うときに限ってすごく冷たかったりするのです。咲子は強いよ。

「最後の晩餐」7年ぶりに訪れたNY。あの頃、クロと暮らしていたアパートが取り壊されるとオーナーから連絡が会った。あの事件以来姿を見せないクロ。だが、アパートの賃料は誰かによって支払われていたのだった。

アメリカ9.11事件がからんだ物語。何人もの作家さんが「あの日」に関係した物語を書いているような気がします。原田さんって確かアメリカにいたんじゃなかったかしら…ラストの手紙。クロがどこかで生きているって信じたいです。

| 本:は行(原田マハ) | 21:52 | comments(3) | trackbacks(2) |
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コメント
こんばんは。
ななさんは強い女性に惹きつけられたのでしょうか。
蠅のお父さんはダメですが作品的には好きでした。
不倫中の咲子も本当はダメなんだけど魅力がありました。
今気づきましたが「ダメな人」ばっかりですね。

| しんちゃん | 2008/08/22 9:57 PM |
女性の強さが目立った作品でした。
原田さんの描く女性は
本当に強いなぁ〜、と何度も思わされてしまいます。
「ごめん」が一番良かったかな。

確か原田さんはニューヨーク美術館で勤務されてたはずですよ。
| す〜さん | 2008/08/22 11:43 PM |
◇しんちゃんへ
強い女性というか、結婚して子供がいなくて
お互い自由に暮らす夫婦って言うパターンって
ありなのかな?って興味はあります。
蝿のお父さんは苦手です。
最後にやっぱり娘を想ってはいるけど自分勝手すぎる!

◇す〜さんへ
原田さんの書く女性、強いですよね。
へ〜そんな選択なのかって毎回感心します。
「ごめん」のあの電車の駅「ごめん」と「いいよ(いよ)」
物語にピッタリの駅ですね。
朝を迎えた二人の女性、それぞれが心に決めた事。
戦っているようで、同士のようで、緊張感があって好きでした。
原田さん、やっぱり美術関係なんですね。
それで「#9」がうまれたのかと今納得です。
| なな | 2008/08/23 9:49 PM |
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| しんちゃんの買い物帳 | 2008/08/22 9:58 PM |
ごめん   〜原田 マハ〜
範子―偶然目にした詩が、自分たちを捨てた父親の記憶を呼び起こした。 陽菜子―意識不明の夫の口座に毎月お金を振りこみ続けていた人物...
| My Favorite Books | 2008/08/22 11:39 PM |