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「平台がおまちかね」大崎梢

平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)
大崎 梢
JUGEMテーマ:読書


自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら、何故か冷たくあしらわれ、文学賞の贈呈式では受賞者が現れない…。波瀾万丈の日々を奮闘する、新人出版社営業部員・井辻くんのハートフル・ミステリ。初出「ミステリーズ!」+巻末書き下ろし。

大崎さんの新シリーズ。

主人公の井辻君は中堅出版社・明林書房で営業をやっている。主な仕事は書店周り。井辻君の前に営業をしていて現在は編集をやっている吉本君の評判がよく、どこに行っても「吉野君は元気?」「吉野君はどうした?」と聞かれる日々。開き直って新人として書店を回り担当さんと話をしています。行く先々でバッティングする佐伯書房の真柴さんは井辻の事を「ひつじくん」と呼び、井辻をトラブルに巻き込んだり助けてくれたり。

井辻君「本が好き。でも、とある事情で編集部にはいきたくなかった」と言うのです。その理由が「気に入った本があるとのめり込んでしまい、物語の世界に入り込み最後にはジオラマを作ってしまう」からだそう。そういう風な本好きっているのかしら。

本屋を回る営業さん。限りある本棚や平台に自社の本を置いてもらえるよう努力し、新刊を紹介したりします。本屋さん側も売れ筋を置き、そしてその書店独自のこだわりを見せたり。それでもつぶれていく本屋は多い。なかなか厳しいです。

色々な本のタイトルが出てきます。井辻君がポップ販促コンテストの時に選んだ「幻の特装本」が気になります。全ての本が実在する本なのかと思ったら「平台がおまちかね」に出てくるフィリップス・エマーソンの「白鳥の岸辺」と「森に降る雨」だけはフィクションみたいです。その物語読みたいぞ。
「平台がおまちかね」
書店にいたら女の人に声をかけられた。横浜の書店員だが自分の店には明林の営業は来ないという。数日後、最新の売り上げデータを見ていたら「白鳥の岸辺」という本だけ売れている書店があったが、いまだ行ったことのない書店だった。お礼をかねて言ってみると…

「マドンナの憂鬱な棚」
ハセジマ書店の望月さんを見守る会「マドンナの笑顔を守る会」に無理やり入れられた井辻。その望月さんの元気がないと言う会員の太川ならぬ細川。会員の飲み会でどうやら最近望月さんが誰かに「つまらない人」と言われたらしい。

「贈呈式で会いましょう」
今日は明林書房が主宰する宝力宝賞の授賞式がある。ホテルを借り切って行う大きなイベント。お使いに出た井辻はお年をめした紳士に受賞者の塩原への伝言を頼まれた。そして塩原ががいなくなった。

「絵本の神さま」
年に数回しか回れない地方の書店。今回は東北地方を回る3日の出張。前任者が写真を撮っていた「ユキムラ書店」に行ってみるとそこはひと月まえに廃業していた。隣の蕎麦屋の亭主が言うには数日前にも東京から来たと思われる男の人が見せの前にぼんやりと立っている男がいたらしい。近所の書店に行ったら、ユキムラ書店は絵本に力を入れていてなくなったのがとても残念との事だった。やめる前に雪村さんがもらした言葉。かんばんの4匹の動物。

「ときめきのポップスター」
ある書店の文庫フロアーで「ポップ販促コンテスト」を行うと言う。10の出版社の営業が、他の出版社から出ている本のポップを書いて推薦し、一番売れた本のポップを書いた営業さんには翌月一ヶ月その人の出版社の本で平台を埋め尽くすと言う企画。10のポップ付き本とその営業の自社本10冊。合計20冊の並ぶフェアで、何ものかが本の配置を換えていた。そしていつも真柴の選んだ「ななつのこ」が移動しているのだ。
| 本:あ行(大崎梢) | 21:31 | comments(13) | trackbacks(8) |
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コメント
ウフフ♪またしてもヒット!
ワタシもこれを今読んでます!

大崎梢サンの本は全部好きです。
ほのぼのしますよねー♪

コレ、てっきり『配達あかずきん』シリーズかと思ったら
新シリーズだったんですね!
やはり書店関係の仕事のお話…興味深いです!

まだまだこれから続編が出るだろうから、とても楽しみです!
| テピョン | 2008/08/04 4:52 PM |
テピョンさん、おはようございます。
本周辺の物語だけど、違った視点で楽しめましたね。
「配達あかづきん」の成風堂もちょっと登場してたし
「シリーズ第一作」だし、楽しみが又増えました。
| なな | 2008/08/05 9:00 AM |
こんばんは。
前のシリーズよりも世界観が広がっていましたね。
こっちの方が断然面白かったです。個人的にですけど^^;
ひつじくんが成風堂を訪れる日が待ち遠しいです!
| しんちゃん | 2008/08/05 7:23 PM |
成風堂シリーズだと思ったら・・・。
でも出版社の営業マンの話もなかなか興味深いものがありました。
最後にちょっとだけあの子の名前も出てきて
間違いなくコラボしてくれそうな予感・・・。
また楽しみなシリーズが出ましたね♪
| す〜さん | 2008/08/05 8:44 PM |
◇しんちゃんへ

一つの本屋さんで展開する物語よりも
色んな本屋さんに行く営業の人の物語の方が
世界が広がるものなんでしょうかね。
ひつじくん、成風堂にも営業かけるのかしら?

◇す〜さんへ

本関係にもいろんな仕事があるんだなぁって思いました。
出版社の営業の平台争奪戦!
本屋に行ったら又違う視点で見そうです。
コラボ、ありそうですよね。
| なな | 2008/08/06 7:07 AM |
こんばんは。
新シリーズ、楽しく読めました。
実際の本のネタもいっぱい出てきて、そのへんも楽しかったです。
書店シリーズより、さらに裏側な感じがして興味深かったです。
コラボも楽しみですね〜。
| ちきちき | 2008/09/03 9:50 PM |
ちきちきさん、おはようございます。
違った視点で見る本屋周辺。
面白かったし、本屋さんの大変さもわかりました。
図書館で借りてごめんなさいって感じです。
コラボあるといいですね。
| なな | 2008/09/05 6:43 AM |
「白鳥の岸辺」と「森に降る雨」はフィクションなんですね。
ちょっと読んでみたくなったのですが・・・。
でも、登場した作品はほとんど読んだことないので
ぜひとも読んでみたいと思いました。
| Yuki | 2008/09/07 9:28 AM |
Yukiさん、こんばんは。
他の本は実際にある本なんだけど「白鳥の岸辺」と「森に降る雨」はないみたいですね。
どんな物語なのか読んでみたくなりました。
私もほとんど読んでいないです。加納さんの物語くらいだったかな。
メモしようかと思ったんだけど、これ以上ノルマを増やしても…と断念しました。
| なな | 2008/09/07 8:55 PM |
書店員さんの話も面白かったけど、作る側の売り込みの苦労も分かって、本好きにとっては本屋という舞台堪りませんね。
作家さんと本を作り上げる編集という仕事もいいけど、作家さんの書いた本やを売り込むっていうのも魅力ありますね〜。
「ときめきのポップスター」と「マドンナの憂鬱な棚」はちょっと・・・だったかな。ただいろんな本のタイトルが出てきたのは嬉しかったですけど。
| じゃじゃまま | 2008/09/23 10:40 PM |
じゃじゃままさん、おはようございます。
本っていっぱい出版されてるのに本屋の棚には
限りがありますもんね。
出版社の苦労も色々あるんだなって思いました。
| なな | 2008/09/25 9:11 AM |
こんにちわ。
成風堂シリーズよりも楽しく読めました。
多分、舞台が代わり、物語にも幅が出てるからだと思います。
最後の最後に出てきましたね。彼女が。。
この2人が出会う物語、是非読んでみたいものです。
| ゆき | 2008/10/11 5:54 PM |
ゆきさん、こんばんは。
成風堂シリーズは主に本屋に来るお客さんの物語だから
限界がありますよね。
これは井辻君が色んな場所に行って事件(?)にあえるから
色んなバリエーションを楽しめそう。
次は彼女ときっと何かあるでしょう。
どっちのシリーズで読めるのかしら…
| なな | 2008/10/11 10:22 PM |
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平台がおまちかね (創元クライム・クラブ) # 出版社: 東京創元社 (2008/06) # ISBN-10: 4488025285 評価:76点 著者独特のちょっとぬるめで必ずハッピーエンドになる展開は嫌いではない。 本屋と本に対する愛情にあふれているところにも共感できる。 さら
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