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「ブルーべりー」重松清
ブルーベリー
ブルーベリー
重松清
JUGEMテーマ:読書


1981年。東京に対する憧れと怯えを抱えて上京した十八歳の僕。いろんな場所で、いろんな人たちと出会い、時を過ごした。でも、いつの間にか、会わなくなってしまった人たちがいる。あれから二十数年が過ぎた。彼らはいま、何をしているのだろう?

重松さんが続きます。重松さんの中年の悲哀が苦手な私。これはどうだろう?ってドキドキしながら読んだのですが、大丈夫でした。と言うより80年代が懐かしい!主人公は18歳、大学入学ですが、その頃私は中学入学だったのかな。たけのこ族だのボートハウスのトレーナー、「ふぞろいの林檎たち」にホイチョイプロダクション。懐かしい物あげだしたらきりがないです。

物語は主人公が早稲田大学に入学して学校やバイト先で知り合った人たちと過ごした日々。今となっては連絡も取れずにどうしているかわからないその人たちへのメッセージと言う感じでした。主人公は作家だし、なんとな〜〜〜く重松さん本人の物語?と思わせるところがうまいなって思いました。
「東京に門前払いをくらった彼女のために」
大学受験のために地元から出てきた彼女と僕。僕は大学に受かり東京に。彼女は全ての大学に落ち地元の予備校に通うことになった。

「恋するカレン・みちのく純情篇」
大学に入りたての4月に声をかけてきた梶山。ゴールデンウイークに彼女が待つ地元仙台にかえる梶山。一緒に行こうと誘われた僕。

「マイ・フェア・ボーイ」
真夜中のコンビニエンスストアーでであった5歳年上のトモさん。「贅沢とむだづかいは違う」というトモさんに連れられていった六本木のパブ「テニスクラブ」

「走れ!東上線ターボ」
東武東上線で時々走るステレス車輌に乗れるとラッキーという梶山。そんな梶山の元に地元の2つ下の卓球部の後輩が訪ねてきた。

「洗いざらしの幸運」
梅雨の時期。明日はく下着がなくなりコインランドリーに行った僕。3つしかない乾燥機はどれもふさがっていた。そこでであった水色のボートハウスのトレーナーを乾燥機から出す女性。

「4時間17分目のセカンドサーブ」
イベントプロデュース会社を経営していた檜山。会社を閉める日に呼ばれた僕。お酒と一緒に用意されていたのは1982年のウインブルドン男子シングルス決勝、ボルグ対マッケンローの試合のビデオテープだった。

「君の名は、ルイージ」
バイト仲間の女の子が村上春樹の「ピンヒール」を読んで悲しくなったと言う。なぜなら自分も双子だからだと。ワセダの創立記念の休耕期間に彼女の実家を訪ねた。

「僕と少女とブルーベリー」
家族で行った高原のホテル。朝食の時にパンと一緒にとってきたブルーベリージャム。そして思い出した19歳の時少しだけ家庭教師をしていた小学校3年生のユウちゃん。

「さらば愛しき牛丼」
出席をとったら抜けられる授業。その日、いつも前の方に座っている梶山が気に入ってる女の子・カヨちゃんが抜けた。そして二人に「牛丼に付き合ってもらえませんか」と言う。

「黄昏のイエロー・サブマリン」
バイト先の困ったチャン・夢ちゃんにデートに誘われた。待ち合わせは東京駅。出来たばかりの東京ディズニーランドに行くのかと思ったら、行き先は大船。横浜ドリームランドだった。

「人生で大事なものは(けっこう)ホイチョイに教わった」
ナカムラくんの人生の師はホイチョイプロダクションだった。ナカムラくんにとっての幸せとは他人が見て「あぁこんな人生がいいな」と思える人生なのだ。

「ザイオンの鉄のライオン」
塾で受け持った出来の悪い中3の生徒達。ある日話題になった浮浪者をボブと呼んでいるタケシ。僕が「ボブ・マリーを聴いてる」と言うと「ザイオンってどこにあるか知ってるか?」と聴いてきたタケシ。
| 本:さ行(その他の作家) | 21:37 | comments(10) | trackbacks(4) |
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コメント
こんにちわ!
この本も読みました(*^_^*)
重松さんのお話じゃないんですかね?
少なからず自分の青春を思い出されながら書いたのではないでしょうか(^_-)時代背景など。

重松さんの小説はとても優しく、時には涙が出ます。
中年と少年の心理を語らせたら彼の右に出る者はいないって言われてるらしいですが、女性の心もよくわかっていらっしゃると思えますよね♪
『カシオペアの丘で』など、傑作でした。
| | 2008/07/23 5:52 PM |
こんばんは。
重松さんのお話なんでしょうかね?
重松さんすごく上手な方だから
ご自身のことって思わせるのが上手なのかな…って。
裏の裏を読んでしまいました(笑)

「カシオペアの丘」涙が出ましたね。
「その日のまえに」のお母さんの気持ちもすごく共感できました。
| なな | 2008/07/23 8:45 PM |
おそらくは自分の経験、そして当時の友だちやら知り合いの
体験談を基にしてるんじゃないかなぁ〜、と思います。
ただ、誰にでも経験のある身近な話が多かったかな。
どれも同じような時代を生きた人間にとっては
懐かしさを覚えました。
| す〜さん | 2008/07/25 10:33 PM |
す〜さん、こんにちは。
「小説家になった僕」なんていわれると
ん?重松さんの物語なのでは?と思ってしまいますよね。
あの頃が懐かしい物語でした。
| なな | 2008/07/27 11:49 AM |
80年代懐かしいですよね〜
私はこの時代は高校生でした。

少し寂しい感じの残る短編集でした。
私は重松さんの話のこのほろ苦い感じが苦手なのかもしれません。
とはいいつつ、ついつい手に取ってしまうのですが。


| たまま | 2008/08/04 9:17 AM |
たままさん、おはようございます。
80年代、本当に懐かしいです。
あぁ、あったね。そうだったよなぁ〜って
自分の周りで起こった出来事を色々思い出しました。

今はもういない人だったり、淋しい感じがしましたね。
短編集で「寂しさの連続」されるとちょっと落ち込みますよね。
| なな | 2008/08/05 8:30 AM |
こんばんは。
繰り返しになりますが、80年代が懐かしかったです。
重松さんのことって思わせといて…
っていうのは、あるかもですね。
「ふぞろいの林檎たち」は、見られなかったんですが、
「オレたちひょうきん族」見てました(低俗っ!笑)。
| 藍色 | 2008/08/06 1:58 AM |
藍色さん、本当に懐かしい世界でした。
「ふぞろいの林檎たち」見てました!
使われてるサザンの曲ばかりを編集したテープを
友達が作ってくれたり。
もちろん「オレたちひょうきん族」は欠かさず見てました!
| なな | 2008/08/06 7:33 AM |
重松さんの作品には「物書きの僕」とよく出会うので、自分を重ねつつの小説かなって思うようにしています。(笑)
「きみの友だち」で思い切り騙されて?以来。(爆)
若干年代は上のお話だったんですけど、十分雰囲気は共感できました。見栄っ張りなナカムラ君の話が、一番好きで、本物の幸せを掴んだ姿に、泣けました。
| じゃじゃまま | 2008/12/05 4:36 PM |
じゃじゃままさん。そうなんですね。
重松さんの作品「物書きの僕」がよく登場するんですね。
年齢的には若干上ではありましたが
音楽や洋服など十分に共感できました。
ナカムラ君の話よかったですよね。
| なな | 2008/12/06 9:44 PM |
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ブルーベリー   〜重松 清〜
何とも懐かしい・・・ 同じ時代を生きた人にしかわからない そんな懐かしさを覚えました。 重松さんと僕は5つ違い。 だから、生きた時...
| My Favorite Books | 2008/07/25 10:29 PM |
ブルーベリー 重松清
装幀は大久保伸子。装画は岡村慎一郎。初出「BRIO」に加筆訂正。 作家の僕は十八歳で上京。大学時代を回想する連作短編集。 1980...
| 粋な提案 | 2008/08/06 1:58 AM |
ブルーベリー<重松清>−(本:2008年130冊目)−
ブルーベリー # 出版社: 光文社 (2008/4/22) # ISBN-10: 4334926037 評価:80点 今年の4月にでたばかりの本だというのに。 重松清の本だというのに。 図書館では予約が入っておらず、すぐに借りることができた。 最近多作になってきた著者なので、作品にあ
| デコ親父はいつも減量中 | 2008/09/29 11:29 PM |
ブルーベリー 重松清著。
≪★★★≫ 1981年、早稲田大学に入学し、一人暮らしを始めた18歳の「僕」が、山口から上京し、大学の中で、東京の中で、どんな人たちと関わり、過ごしていったのか。 その後の彼らの消息は知らないっていうのが多いので、私なりに想像してみた。 「東京に門前払
| じゃじゃままブックレビュー | 2008/12/05 4:27 PM |