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「カウントダウンノベルズ」豊島ミホ
カウントダウンノベルズ
カウントダウンノベルズ
豊島 ミホ
JUGEMテーマ:読書


歌いたい。伝えたい。負けたくない。消えたくない…。この世界では、「才能」だけが生きる道。J−POPシーンを駆け抜けるTOP 10アーティストたちの情熱と苦悩。

私の住む市ではこれはYAとして扱われていました。YAのくくりっていまいちよくわからないです。

とある週のシングルベスト10にランクインしている歌手達の人生を1位から順番に紹介していく。それぞれの物語に他の人がチラっと登場していて、あぁあの歌手の事?あのグループのことみたいって思い当たるアーティストがチラホラ。

タイトルから言うとカウントダウンなんだから10位から紹介するのが本当なんだろうけど、1位でキラキラしている人より下位でワケありの方が物語としてはずっと面白い。

一つひとつの物語があっさりしているというのか、短すぎて物足りなかったのが残念なところ。l

「あたしはいい子」
伊藤ありさ、二十五歳。シングルチャート1位をキープしている歌姫。最初からこの地位はいつか譲ることになるってわかってる。でも、ずっと欲しがられていたい。

「ぜんぶあげる、なんでもあげる」
相葉ミリ、二十二歳。しっかり歌って踊ってみんなをアゲて、そして自分も楽しい思いして恋もして幸せになりたい。あたしには、帰るところがちゃんとある。だから、手にしたものを、ちゃんと持っていかなくちゃいけない。

「話があるよ」
スモール・ロンドン。Vo.智、G.伊勢谷、B.ムチP、Dr.アタル。高校時代にバンドを結成した4人がデビューして二年目にして人気バンドに。最近、よく喧嘩する智とアタル。

「楽園が聞こえる」
コンペイトウスパーク。DJ.マリモ、MC.かっぺと相良。北海道から出てきたマリモは子どもの頃から自分の頭の中に楽園を持っていた。売れて忙しくなったら楽園が突然消えた。

「きらめくさだめ」
シュガフル。景、ミーミーたちによる六人組のアイドルグループ。オーディションで少しずつ増えていくメンバー。普通に戻りたいと言うミーミー。だけど私は普通の子にもどるなんて一度も考えた事がない。

「きたない涙」
浅田真樹。自分の場所を見つけるために始めた路上ライブでCD手売り一千枚という目標を達成してデビュー。私の歌がみんなに届いているんだと思った。だが、違う考えを持つ人もいる。

「ピクニック」
英怐子。音楽家の両親の才能を継いで生まれた私は親に反抗するつもりでポップスの道に進んだ私。

「永遠でなくもないだろう」
ウィンド・オア・ソングス。篤史は周とデュオを組んでデビューをし20年が過ぎた。43歳になり、昔のように声が出ない。でもステージに立つ。

「ラストシングル」
アライブ・オン・ザ・エッジ。オーディションからデビューまで放送された企画ものバンド。一世を風靡したが気がついたら売れないバンドになっていた。そしてとうとう事務所から契約解除が告げられた。これが俺たちのラストシングル。

「絶望ソング大全集」
沼倉雄介。学校で日常的に行われるイジメから救ってくれるものは何もなかった。そして歌い始めた沼倉。自分のためだけに絶望を歌う。
| 本:た行(豊島ミホ) | 21:46 | comments(8) | trackbacks(4) |
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コメント
こんばんは。
タイトルが疑問でしたけど、下位でワケありの方が…の記事に納得です。
読みが深くて感心しました。

ちょっと駆け足っぽかったのが残念な気がします。
| 藍色 | 2008/07/20 3:50 AM |
こんにちは。
面白かったですこれ。
確かに一編一編が短すぎる気はしますが、
最近の豊島ミホさんの作品では一番良かった気がします。
拙HPでも取り上げさせてもらいました。
http://www.h2.dion.ne.jp/~kisohiro/countdown.htm
| 木曽のあばら屋 | 2008/07/20 4:52 PM |
確かにあっさりしすぎて物足りなかったです。
たまに息抜きのような作品がありますよね。
さて、来月の新刊はどうだろう。
| しんちゃん | 2008/07/20 8:22 PM |
◇藍色さんへ
私も読みながら「カウントアップじゃない!」なんて思ってたんです。
だけど感想書きながら、やっぱり下位の人の人生の方が味わい深い!って思って。

◇木曽のあばら屋さんへ
木曽のあばら屋さんのHP拝見しました。
(貴志さんの「新世界より」のレビューを読んで
読んでみよう!って思いました)
なるほど〜ミュージシャンも作家も「創る」と言う意味では
同じですよね。
ランキングなんかもある訳だし。

◇しんちゃんへ
すごく「かけ足」だったような気がしました。
まるでカウントダウン・ダイジェストという感じ。
もう少しグっと踏み込んでもらえたらよかったな。
来月、また新刊なんですか!!!
楽しみだ。
| なな | 2008/07/22 7:24 AM |
YAでしたか〜。豊島さんの作品ってどれもYAだと言われたらそんな気もするんで、図書館員さんも困ってるのかもですね。

ヒットチャートにいる人たちでも、その人の数だけいろんな人生(or仕事)があるんだなぁって思いました。今後しばらくカウントダウン番組を聞くと、「あぁこの人たちも…」って思っちゃう気がします。
| まみみ | 2008/07/26 7:25 PM |
まみみさん、そうYAだったんです。
最近自分の市の本の分類が分からない。
YAだと大人と同じ予約室に入っていて
子供向けだと(フリッツはそうでした)児童書の
貸し出しカウンターにいかなければいけない。
RPGのように図書館をクルクルする私。

カウントダウン番組みながらこの本を思い出してました。
| なな | 2008/07/27 12:01 PM |
表面だけでは分からないいろんな事情や問題があるんだな〜って思いました。
1位を走り続ける歌姫って、しんどいですよね。

ちょうど読んでる時に、アムロちゃんがアルバムで1位獲って、再ブレイクってテレビでやってたので、アムロちゃんやったね!って嬉しくなっちゃいました。(別にアルバム買ってないくせに)(爆)
| じゃじゃまま | 2008/08/07 10:57 PM |
じゃじゃままさん、こんばんは。
カウントダウンを見てるこっち側の人たちは
「あぁ、この曲流行ってるんだなぁ」程度なんですけど
裏には色々な事があるんですよね。

私も安室さんのアルバムが1位っていうニュースを見て
この本を思い出しました。
| なな | 2008/08/08 10:28 PM |
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