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「#9(ナンバーナイン)」原田マハ
#9(ナンバーナイン)
#9(ナンバーナイン)
原田マハ

20××年、東京・上海を舞台に繰り広げられる大人の純愛!歳も国籍も立場も、何もかもがまるで違う2人の愛が共鳴し合ったとき、それは音もなく壊れ始めた…真紅が、ふと立ち寄ったジュエリーショップで出会った男“王剣”。まるで運命の糸に導かれるように、真紅は男の影を追い上海へと旅立つ。そしてたどりついた洋館、緑葉西路に佇む「#9」。そこから真紅の運命の日々が始まった…。

原田さんの物語、いつもグっと引き付けられて先が気になってしょうがない。なぜなんだろう?

物語の始まりは20××年の東京。最王手の都市開発企業で秘書室に配属になった南は社長の森山に連れられて銀座の雑居ビルの中にあるギャラリーに行った。そこにいたのはオーナーの深澤真紅だった。彼女はやり手のバイヤーで知識も豊富。その真紅と一緒に新しく中国に建設するビルの最上階の美術館に展示する絵を集めて欲しいといわれた南。彼が気になるのは真紅の左手薬指のやけどの痕とダイヤの指輪、そしてギャラリーにかけられた誰のものかわからない少しこげたところのある絵だった。

そして時代は2001年の東京。真紅の物語になります。北海道から出てきた真紅は生活のために価値のない絵を売りつけていた。そんな時、近所のジュエリーショップで一人の男の人と出会う。魚の形のダイヤを薬指にはめられた真紅。そしてその男の人からジュエリーケースを貰った。中に書いてあったのは中国の電話番号。

電話をかけ「中国にいらっしゃい」というその男・王剣の言葉通り中国に行き、再開を果たす。王剣は都市開発の会社の社長だった。一度は日本に帰るも、再び王剣から贈られたジュエリーケースの中の鍵と住所を頼りに日本を離れる真紅。長屋が密集する中にあった#9の家。王剣の下で働き骨董についてすごい知識を持っているデイヴィットに中国の古物について教えを受け、王剣の秘書・江梅(ジャンメイ)との出会い。マッサージ師・#9。
綺麗だけどカタブツって感じの真紅にどうも共感できずでした。でも、なぜか先が気になる。古いものを見分ける持って生まれた才能。王剣が来ることだけを楽しみに、後に王剣が喜ぶような美術品を集め王剣に認めてもらえることを励みに一生懸命がんばる真紅。中国では「ごめんなさい」って言ったら負けだと言われ、江梅と一生懸命渡り合おうとする真紅。江梅に教えてもらったマッサージの店でであった男性施術者・#9。彼に施術してもらうとイマジネーションが湧いてくる。父を思い出す。心が揺れる。

そんな真紅の物語と最初と最後に出てくる20××年の物語に出てくる落ち着いた大人の真紅。昔の想いを心の奥底に秘めたまま、焼け焦げた絵を側において冷静に仕事をする真紅。そんな過去を知らずに大人の真紅を見て、若者らしい考えをする南。その二人の温度差が印象的でした。

| 本:は行(原田マハ) | 21:58 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
原田さんの作品は
1作1作が
まったく違った雰囲気を醸し出してます。
そこが魅力かなぁ〜と思ってますが、
この#9もこれまでの作品とはまた違った雰囲気で
楽しめました。
過去の真紅よりも現在の真紅の方が
好きだな〜。
| す〜さん | 2008/07/03 9:33 PM |
す〜さん、おはようございます。
原田さん、毎回楽しみなんです。
本当に作風がガラリと違っていますよね。
そして毎回夢中で読んでしまいます。

現在の真紅私も好きです。
| なな | 2008/07/04 6:10 AM |
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20××年、東京・上海を舞台に繰り広げられる大人の純愛! 歳も国籍も立場も、何もかもがまるで違う2人の愛が共鳴し合ったとき、そ れ...
| My Favorite Books | 2008/07/03 9:31 PM |