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「銀の鍵」角田光代
銀の鍵
銀の鍵
角田 光代, 100%ORANGE


はたと我に返ったら全ての記憶をなくしていた私。ここがどこで、わたしは何者なのか全くわからない。周囲の人の会話からここがどうやら自分の国でないことだけは何となく分かる。そんな「わたし」が出会う人々。

小さい本なんですね。今日次男と図書館に行きまして「ママの本を見てから子供の本だよ」って言いました。児童書のコーナーにはやく行きたい子供は、本棚の前に立ち「選んであげるよ。これがいいんじゃない?」と1冊差し出しました。そう!実はこれを読みたくて探してたんです。

突然何もわからない世界に放り出され、それでもお腹がすくわたし。入った食堂で言葉も通じないまま、大量の食べ物を注文し支払う時にお金がないことに気がつく。店の男は持っていたタバコ1本で代金をチャラにしてくれる。その後も行く先々で出会う親切な人々。親切や親子の家で食べる夕食。おかしくて、おかしくて、気がついたら頬が濡れている。人はどういうときに泣くのかさえ思い出せないわたし。だけど、思い出せなくても感情はちゃんとある。嬉しい時には笑い、幸せすぎて波が出る。

「わたし」には忘れたい過去があって、忘れたいって思ってたから記憶がなくなってしまったのでしょうか?自転車から投げ出されて思い出した過去を銀の鍵とともに捨てる。そして新しい幸せな過去だけで自分の記憶をうめていく。

角田さんがあとがきにアキ・カウリスマキ監督の「過去のない男」の感想文だと書いている。映画見たくなっちゃいます。
| 本:か行(角田光代) | 22:04 | comments(6) | trackbacks(2) |
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コメント
昨日はありがとう!!

私、この本、2回借りちゃったの。
1回読んだことすっかり忘れて、借りてきて
読み始めて5ページまで、既読だということに気がつかなかったの…。
| ゆうき | 2006/03/14 8:33 AM |
ゆうき、昨日は本当に寒かったね。

前に言ってた「読んだ事を忘れちゃった本」って
これの事だったのね。
この本で5ページって、
物語がかなり進行していない?
まぁよくある話です。
ダイジョウブ、ダイジョウブ。
| なな | 2006/03/14 9:36 PM |
おはようございます。
ななさんも買いておられる『過去のない男』は、私も気になったのですが、未だにみておりません。
そういえば、そういう映画をレンタルで捜したこともあったなぁ。と思い出しました(笑)
今度、またさがしてみようかな(笑)

TBさせていただきました。
| ゆう | 2006/03/16 8:43 AM |
ゆうさん、こんばんは。
角田さんが「映画と一緒に読んでください」って書いてたから、これは見てみないといけないんだって思うんですけど、私ヨーロッパの映画ってどうも「間」がわからなくてダメなんです。「間」のあいだに「睡魔」に襲われる(笑)
来週あたり暇なので私もレンタルショップ探して見ます。
| なな | 2006/03/16 10:00 PM |
あっという間の読書でした。
だけど良い雰囲気を楽しむことが出来ました。
角田さん、こんな本もあったのですね。
知らんかったー!

「Presents」も読み終わったので近々きますね。
じゃあ。
| しんちゃん | 2007/08/24 6:11 PM |
雰囲気はすごく良かったですよね。
そういえば、この間「過去のない男」をテレビで見たのですが、タイトル見たときに「この映画は見なくちゃいけないんだ!」って理由もわからずに思ったんです。
この本だったんですね。
あの映画を見ての感想文がこれなのか…ふーん
| なな | 2007/08/24 10:22 PM |
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銀の鍵 角田光代
過去の記憶をなくし、自分が誰なのかさえわからなくなった私。 それでも出会う人々の優しさに、こんなにも人間は優しいいきものだったのかと感動してしまう。 また、忘れてしまった過去なのに、ふと蘇る悲しみ、憎しみにいい知れぬ感情が沸いてくる・・・そんな不思議
| かみさまの贈りもの〜読書日記〜 | 2006/03/16 8:42 AM |
「銀の鍵」角田光代
銀の鍵100%ORANGE、角田 光代 他 (2003/03)平凡社 この商品の詳細を見る わたしは、はたと我にかえったら、広場と向き合うようにして、コンクリートのくずれた塀に腰かけていた。それで、わたしはだれなんだっけ。年はいく
| しんちゃんの買い物帳 | 2007/08/24 6:06 PM |