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「逝年―call boy2」石田衣良
逝年―call boy2
逝年―call boy2
石田 衣良
JUGEMテーマ:読書


二十歳の夏、リョウはボーイズクラブのオーナー・御堂静香に誘われ「娼夫」の仕事を始め、今までの退屈だった日々が一変した。ところが同級生・メグミの警察への通報によりクラブは解散し静香は刑務所へ。それから1年、静香の娘・咲良、クラブのナンバーワン・アズマと一緒にクラブを再開。そして静香が刑務所から帰ってくる。

「娼年」いつ読んだのかすっかり忘れましたが、IWGPの印象が強かった石田さんがずいぶんと濃厚な物語を書いたものだなって思っていました。それの続編。前回、同級生の通報によりクラブは解散、静香は刑務所へ…って所まで行っていたんでしたっけ?

濃厚なのに全然嫌悪感を感じない宮木さんの物語と違って、ちょっとおじさん雑誌のにおいがしますが、それはやっぱり男の人が書いた物語だからなんでしょうかね。

今回、クラブを開店したもの娼夫はリョウとアズマの二人。今までスカウトしていた静香さんは刑務所の中。リョウがスカウトをすることになった。そして見つけたのはバーテンダーをしていた性同一性障害のアユム。そして警察に通報したことを後悔していたメグミも手伝いをすることになった。
色々なお客さんがいて、して欲しいことは人それぞれ。夫が愛人と会っている間に食事をするだけの人もいれば、真っ暗な部屋ですることを望む人はそばかすを気にしていたりする。そんなそれぞれの希望になるべく答えようとするリョウ。

体を売ってお金を貰うって全くわからない世界です。でも、自ら娼婦となったメグミが「たいていのことはただの仕事にすぎないけれど、ときに身体ではなく魂がふれあってしまう時間がある。自分がのぞんでいなくてもね」と言う。エイズを発病した静香の最後の相手になろうとするリョウ。そして最後に静香が言った「生きているって、自分の身体をとおして誰かを感じて、なにかを分けあうってことだったんだね」って言葉。壮いうものなのか…って思いました。
| 本:あ行(石田衣良) | 23:39 | comments(0) | trackbacks(1) |
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「逝年」石田衣良
「逝年」を読み終わった。  逝年 (文庫) (文庫) / 石田衣良/著価格:450円(税込、送料別) この作品は、「娼年」の続編。 タイトルは、娼年(少年)、逝年(青年)という意味があるのだろう。 20歳の時、御堂静香に誘われて男娼となった森中領(リョウ)。 大学の
| りゅうちゃん別館 | 2011/06/15 10:47 AM |