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「私の男」桜庭一樹
私の男
私の男
桜庭 一樹
JUGEMテーマ:読書


私の男・腐野淳悟は、わたしの養父だ。十五年前、24歳の時に震災で家族を失った9歳の私を引き取った惇悟。それからずっと二人っきりでやってきた。八年前、東京に出てきた私達。24歳になった私は明日結婚する。

すごかった…グワンと振り回されちゃった感じ。そして昨日直木賞受賞のニュースが。1ヶ月前に図書館に予約していたんです。だけど人気があってなかなかまわってこなかった。そして手元に来た時に直木賞候補のニュースが。そして読んでる日に受賞!

物語は結婚する娘が嫁ぐ前日から始まり、少しずつ過去に遡って生きます。語り手も花、花の結婚相手になる美郎、惇悟、花、小町、そして花と視点が変わって行き、周りから見た二人がどんななのかもわかります。結婚式前日から結婚式の間に感じた娘・花とおとうさん・惇悟が醸し出すどこか異様な空気。不安を感じながら2章、3章と読み進めると、二人の異常な関係を否定どころか肯定し始めている自分がいて驚きました。

明日結婚する娘の花との待ち合わせに、雨の中淳悟が盗んだ傘を差してくるシーンからはじまります。そしてその惇悟は体からはいつも雨の匂いがする。そんな雨のイメージと、一番近いところにいたいと、いなければいけないと思う二人の下にある汗を含んだ布団。そして北海道の冬。凍えそうになりながら、惇悟がいる海を見てばかりいる花。流氷。そんなのがすごく印象的でした。

花が呼びかける「惇悟」と「おとうさん」そのアンバランスな感じに心がざわつきます。結婚前夜に私の男のの隣に横たわって雨の匂いをかぎながら「離れられない、でも、離れなきゃいけない」と思う花。結婚式のお色直し中に私の男を見て泣きじゃくる花。最後まで読んで、もう一度1章に戻ると花の心のうちがよくわかります。

花が言います「おとうさんは、娘に、なにをしてもいいの」って。間違っているのはわかってる。わかってるんだけど、どこかで間違えたなんてそんな簡単な問題じゃなくて、家族というものを知らなかったこの2人にはこんな風に生きていく事しか出来なかったんだろうなぁ。

それにしても惇悟を「私の男」と言い切る花。すごいです。私にはそんな風に呼べる男はいないなぁ。
| 本:さ行(桜庭一樹) | 22:42 | comments(22) | trackbacks(20) |
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コメント
とてもいいタイミングで読まれたようですね。わたしも受賞前に借りていてよかったです^^
これを機に桜庭さんの作品に触れた人たちは、過去の著作を読んで受賞作とのギャップに驚かれるかもしれません。でもその中にもいい作品がたくさんあるので、楽しんでもらえたらいいなと思います。って作者じゃないのにこの言いよう。
| まみみ | 2008/01/18 8:52 AM |
ななさん、こんばんは!
まみみさんと同じく、良いタイミングで読まれましたね〜。
読んでいて心揺さぶられる作品でした。
今までの桜庭さんの作風と明らかに違っていて戸惑いを感じながらもその圧巻さに引きずられてしまいました。
桜庭さんの新境地。これからどんな作品を読ませてもらえるのか、ますます楽しみです。
| リサ | 2008/01/18 6:30 PM |
◇まみみさんへ

こんばんは。タイミングよかったです。
今からだったらきっと長い予約待ちですもんね。
これは読むべき本です。
私、桜庭さんはまだまだ初心者なので
過去の物語楽しみます。
>って作者じゃないのにこの言いよう。
に笑っちゃいました!
でも好きだからこそですもんね。

◇リサさんへ

こんばんは。タイミングよくて、なんだか狙ったようでちょっぴり恥ずかしいです。
読み終わった後、暫く物語の世界から抜けられなかった。
まさに圧巻です。
これからの物語も楽しみですし、過去の物語を読んで見なきゃって思いました。
| なな | 2008/01/18 11:25 PM |
こんばんは。
すごい迫力でしたね。
引きずり込まれて圧倒されました。
ななさんは振り回されちゃった感じ、でしたか。
めまいがするくらいでしたものね。

直木賞受賞、ファンとしてとってもうれしかったです。
出版社が文藝春秋社だったので密かに期待してました。
桜庭さんの作品、過去のもこれからのも楽しまれてくださいね。
直木賞、次は有川さんに!いえ、その前に伊坂さんですね。
| 藍色 | 2008/01/19 3:19 AM |
こんばんは。
ひょっとしたらと思ったら、本当に受賞しちゃいました。
おめでたいですね〜。文藝春秋がこれだけとはいえ。
でもこれで吉川新人賞、山本賞がとれなくなったね。
できれば賞の総ナメも見たかったです。
| しんちゃん | 2008/01/19 7:24 PM |
初めまして!時々遊びに来ています
私もこの本の最後の章を読んでいる最中に
受賞のニュースを知りました。
バンザイって叫びましたよ!!!

秋から彼女の作品を色々読み始めていて
でも今回は衝撃的で!最後までさらっと読むのが
もったいないと思う作品でした。
読み終わってもまだ読み返したい、気持ちで一杯です
今日王様のブランチに出演し、今は人間のダークな面に
引かれていると桜庭さんが話していましたが
桐野夏生さんみたいになっては欲しくないな(好きですが)
桜庭さんにはもっとゴシックロマンのような物語を
つむいで欲しいです。
| かおりママ | 2008/01/19 9:21 PM |
こんばんは。
圧倒されてしまって呆然とした作品でした〜。
この作品が直木賞を獲ったこと、
一読者として何だか嬉しいです。
そして、桜庭さんがこのあとどんな作品を発表してくれるのかも楽しみですね!!
| エビノート | 2008/01/19 9:55 PM |
◇藍色さんへ

なんだか暫く物語の世界を身にまとって生活しちゃいました。
夫に「どんな物語なの」と聞かれたけど説明できなかった。
これはぜひ読んで、あの世界を感じて欲しいです。
これから桜庭さんの過去の物語も読まなきゃです。
まずは以前藍色さんに紹介いただいた「少女には向かない職業」から行ってみます。

◇しんちゃんへ

たとえこれが唯一の文藝春秋だったとは言え、いい本はいい本なので、受賞して色んな人が手に取ってくれるといいですね。
直木賞をとると「吉川新人賞、山本賞」など他の賞を取れなくなるんですか???知らなかった。

◇かおりママさんへ

はじめまして。コメントありがとうございます。
かおりママさんもタイミングピッタリだったんですね。
言葉がとても拙くて恥ずかしいのですが、読んでいくうちに「うわ〜。うわ〜」って唸るばかりでした。
>今は人間のダークな面に引かれている
そうなんですか。
桐野さんみたいになったら、気軽に手を出せないですね。
なんてったって桐野さん、読んだ後のダメージが大きくて
体力があるときにしか読めませんから。
桜庭さんの過去の小説、これから読みます。
色んな桜庭さんが発見できるんじゃないかって楽しみです。

◇エビノートさんへ

圧倒されましたよね。
直木賞を取って、色んな人に読んでもらって桜庭さんに注目してもらえたら嬉しいなって思います。
賞を取ると暫く忙しくなって執筆どころじゃなくなるみたいな事を何人もの受賞作家さんが書いていらっしゃいました。
読者は次を楽しみにしているんですけどね…
| なな | 2008/01/20 8:04 AM |
こんばんは★
私もまさにすごいタイミングで図書館からまわってきました!!
読んだのは直木賞受賞を知った後だったんですが、
直木賞だろうがなんだろうが、
とにかくスゴイ、そして圧倒された作品でした。
まさに真骨頂といった感じでしょうか。
世間では評価が分かれているようですが、
私はとても好きな作品です。

もつれからみあった鎖で繋がれたような二人。
闇の深淵を見たような、眩暈がしそうな読後感を抱きました。

『桜庭一樹読書日記』を先日読んで、
その中にこの作品執筆中の様子が綴られていたのですが、
あぁ、納得。でした。
爆発せんばかりのオーラが漂っています。
そして爆発の賜物がこの作品なんだぁ、と感動しました。
どこまでも追っかけていきたい作家さんです♪
| Rutile | 2008/01/25 6:45 PM |
Rutileさん、こんばんは。
たしかに直木賞受賞だろうがそうでなかろうが
すごい物語であることは確かです。
私も好きです。
過去に遡って、もう一度最初のページ現在に戻ると
これから二人はどうなるんだろう?って心配になります。

「桜庭一樹読書日記」は途中まで読んだのですが
読みたい!って思う本がいっぱい紹介されすぎていて
全部読むだけの時間がない私に気がついて
ヤキモキしそうだったので途中で読むのやめました。
| なな | 2008/01/25 9:45 PM |
こんにちは!
>二人の異常な関係を否定どころか肯定し始めている自分がいて驚きました。
そうなんです。なぜか「あり」かも・・・と思えちゃうんです。
養父と娘なら、まあ・・・と思って読んでいたので、次々と「事実」が出てくるたびに「ええーっ!」とびっくり。
でもその時には、納得させられているんですよね。
不思議な一冊でした。
| キウイ | 2008/02/08 4:21 PM |
キウイさん、こんばんは。
冷静に考えたら「え〜〜〜」って設定なのに
読んでるときにはすっかり騙され(?)てましたよね。
恐るべし桜庭マジックです。
| なな | 2008/02/08 8:53 PM |
すごい内容にドギマギしながら読みました。
共感は出来ないけれど、そうなっても仕方がないかと思えてくるから不思議です。
| | 2008/02/26 4:31 PM |
花さん、こんばんは。
絶対にあってはいけないことなのに、
そうなのか〜とストンと納得。
不思議ですよね。
| なな | 2008/02/26 10:07 PM |
桜庭さんとても好きな作家さんなんですが、この作品は簡単にいい!って言えないような重いテーマで‥。
読後もしばらく心が本の世界から抜けられないくらい引き込まれてしまいました。

二人がとても可哀想だったですね。



| たまま | 2008/04/24 9:02 AM |
たままさん、こんばんは。
本当に読んだ後暫く引きずりますよね。
「惇」って字を見て「あぁ惇悟と同じ字だ」とか考えていました。
| なな | 2008/04/24 9:15 PM |
普通なら嫌悪される二人の関係が何故かとても純粋に思えてしまい、深く私の心に突き刺ささってきました。
皆さんおっしゃっている通り、本当不思議と二人の関係を納得してしまうんですよね。こんなに引き込まれたのは久しぶりでドキドキしてしまいました。
| masako | 2008/04/25 11:38 PM |
masakoさん、こんばんは。
本当に常識的に考えたらあってはいけない二人の関係ですが、なぜか許してしまう。応援したくなりますよね。
読んでから暫くはこの世界にどっぷりとひたりました。
| なな | 2008/04/26 9:29 PM |
こんばんわ。TBさせていただきました。
本当に凄い。ていうのが最初の読んだ感想でした。
桜庭さん凄いです。直木賞も納得です。
2人の愛の形は歪んだものだったのかもしれないですが、互いを欲している姿を読んで、これが2人にとっての家族愛なのかなとも思ってしまいました。
ずしっとくる作品でしたよね。
| 苗坊 | 2008/06/26 11:22 PM |
苗坊さん、こんばんは。
小説の世界に入り込んじゃって、暫く帰って来ることが出来ない。そんな物語ですよね。
歪んだ愛なんだけど、否定は出来ない。
忘れられない1冊です。
| なな | 2008/06/27 8:48 PM |
ななさんコメントありがとう
そうですね。「絶句」ですよね。
出だしの雨のシーンは、お洒落でもあり、かつ二人の心の中を映し出したようでもあり、なかなか巧みですよね。流氷のシーンは凄い迫力で胸に圧迫感を感じましたよ。
この作品では、時間軸を逆にしないとドロドロだけが残ってしまいます。よくも考えたりですよね。
| ケント | 2008/11/01 10:08 PM |
ケントさん、こんばんは。
時の流れ、遡らないとドロドロしてしまいそうですよね。
最後まで読んで、もう一度最初の雨のシーンを読むと
二人の色々が思い出されます。
| なな | 2008/11/03 8:57 PM |
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