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「やがて目覚めない朝が来る」大島真寿美
やがて目覚めない朝が来る
やがて目覚めない朝が来る
大島 真寿美
JUGEMテーマ:読書


蕗さんは父方の祖母。小学4年の時、両親が離婚し母・のぶちゃんと有加は蕗さんが一人で暮らす洋館に引っ越した。蕗さんの家にやってくる色々な人たちとのふれあい。有加はみんなに見守られながら成長していく。

大島さん、ずっと気になる作家さんだったんだけど、アンソロジー以外は初読み。新刊を借りてみました。「月のうた」とこれ、2冊続けてしっとりと落ち着いた物語を読んで、心穏やか。年の終わりに読めてよかった。そんな感じです。

物語は有加の視点で語られます。小4の時に離婚した両親。父親は出て行ってしまいます。父方の祖母・蕗さんの家に転がり込む母と有加。そんな二人を当たり前のように受け入れる蕗さん。

舞台女優だった蕗さんは35歳の時未婚の母となる。その時に生まれたのが有加の父・舟。それから10年後、舟の父親がなくなるのと同時に電撃引退し、その人が残した家で暮らしている。

そんな蕗さんの家を訪ねてくる人たちは、蕗さんが女優をしていた頃の関係者。マネージャーだった富樫さん。レポーターだった田幡さん。昔からのファンで建築業を営む一松さん。衣装担当だったミラさん。

有加の母・のぶちゃんは蕗さんの友達で売れない女優だったの娘。蕗さんが妊娠、出産の時、そして子育ての時にもいつも一緒にいた。
有加はリビングの隅で半分寝ながら大人たちの会話を聞いていた。蕗さんと母が話す舟の思い出話。遊びに来る人たちが話す蕗さんの昔話。血の繋がりはなくても強い絆で結ばれている人たち。みんな蕗さんが大好きで、有加の事を大切に思っている。有加が成長するにつれ一人、また一人といなくなっていく…

寂しいんだけれど、目覚めない朝は誰にでも必ずやってくる。人生ってそいうもの。
| 本:あ行(大島真寿美) | 20:49 | comments(12) | trackbacks(7) |
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コメント
大島さんの作品、異例の作品だと思いました。
気に入ってくれたのなら、「ほどけるとける」「虹色天気雨」「青いリボン」をお薦めしたいです。
機会があれば、ぜひ。
| しんちゃん | 2008/01/02 11:14 PM |
しんちゃん、これは異例なんですね。
大島さん、読み続けて以降って思ってたんです。
「ほどけるとける」と「虹色天気雨」と「青いリボン」ですね。メモメモ。
とりあえず「ほどけるとける」を今図書館に予約してみました。
楽しみ♪
| なな | 2008/01/04 10:11 PM |
「ぼくらのバス」もおばちゃん好き。
子どもの世界、完璧な児童文学やけどね。
バスの図書室のお話。
「ほどけるとける」楽しんでくれはったらうれしいな。
| ナカムラのおばちゃん | 2008/01/04 11:17 PM |
ナカムラのおばちゃんさん、こんばんは。
「ぼくらのバス」ですね。
バスの図書館。楽しそう。
ありがとうございます。

| なな | 2008/01/05 10:46 PM |
こんばんは。
落ちついた雰囲気の作品でしたね。
なんだか穏やかな気持ちになれました。

そして、オススメ本がいっぱい。
私もメモさせてもらおっと。
| ちきちき | 2008/01/09 9:26 PM |
ちきちきさん、こんばんは。

「大人」な人たちの落ち着いた雰囲気の物語でしたね。
ホッと一息。そんな感じでした。
大島さん、ちょっと注目です。
| なな | 2008/01/09 10:32 PM |
今までの作品からみたら確かに異色かもしれないけど、それでもやっぱり大島さんの作品でした。とりこになるともうこの世界なしにはいられなくなるのですよ〜さぁななさんもご一緒に!
しんちゃんたちが既におすすめしてますが、わたしは更に追加で児童書の「空はきんいろ」も読んでもらえたらと思います。とても早く読めてしまうんですがなんだかいいんです。
| まみみ | 2008/01/25 10:05 PM |
まみみさん、こんばんは。
やっぱり今までの大島さんを知ってる方にとっては
「異色」なんかんじなんですね。
今手元に「ほどけるとける」と「ぼくらのバス」があります。
「空はきんいろ」もチェックですね!ありがとうございます。
| なな | 2008/01/26 8:39 PM |
こんばんは。
異色なんですね。藍色です(唐突でしたぁ、笑)。
同じく、初読みだったので気がつきませんでした。

優しい気持ちになれました。
個性豊かな大人たちに囲まれて大人になっていく有加。
そして…見送ってあげることも素敵だなって思いました。
| 藍色 | 2008/01/29 4:33 AM |
藍色さん、こんばんは。
藍色さんも大島さん初読みだったんですね!
ではでは、これから一緒に大島さん追いかけていきましょうね。

有加、素敵な大人たちの間でのびのびと育ってましたね。
一人ずついなくなっていくのが寂しいですが
人生ってそういうものなんだなって素直に思いました。
| なな | 2008/01/29 9:30 PM |
私も「ほどけるとける」好きですね〜。でも一番最初にこの作家さんがいいな!って思ったのは、「かなしみの場所」なんですよね。
今までの大島作品が少女だとすると、少し成長して大人の女性になったって感じがします。どれも大島作品なんですけど、うん、大人になったって感じ。
でもそれは決して、文章の上手い下手とかそういう意味じゃないんですけどね。
タイトル、深いですよね。
| じゃじゃまま | 2008/03/08 11:40 PM |
じゃじゃままさん、こんにちは。
「かなしみの場所」ですね。
メモメモ。読んでみます。
皆さんにお薦めいただいてるのって児童書ですもんね。
これから大人向けの本を書いていくのかしら。
| なな | 2008/03/10 1:06 PM |
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