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「オテルモル」栗田有起
オテルモル
オテルモル
栗田 有起
JUGEMテーマ:読書


「オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン」その会員制ビジネスホテルのフロントで働く事になった希里。採用された理由は「睡眠顔」だから。勤務時間は日没から日の出まで。地下にあるその不思議な会員制ホテルで彼女は…。

栗田さんの本、1冊だけ未読でした。好きな作家さんの初期の作品1冊だけ未読っていうのが、なぜか多いんです。アンソロジーで読むことはあっても、最近本を出していないのかしら。随分久しぶりの栗田さんの世界でした。

やっぱり栗田さんの世界だ。おもしろいです。会員制ビジネスホテル「オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン」日没からチェックインが始まり、日の出までにはチェックアウトをしなければいけない。最高の眠り、最良の夢を提供するオテルの会員になれるのは真に眠りを必要としている人だけ。客室係の外山さんは「わたしたちは一致団結して、安眠・快眠をつかまなければなりません!」といいます。
そんなオテルに就職した主人公の希里が採用された理由はまれに見る「睡眠顔」だから。希里の仕事はチェックインするお客様のプロフィールを覚え、笑顔でそれぞれのお客様の情報を復唱しながら、自分なりのメッセージを送ること。ルームキーを渡しながら「どうか良い夢に恵まれますように。○○さまおやすみなさいませ」といい、後姿にもう一度メッセージを送ること。初日から仕事は上手くいき、仕事後は言いようのない眠気に襲われたりもします。

希里の家庭はちょっと複雑。双子の妹・沙衣は生まれたときから病気がちで、親の目はいつも妹の方を向いていた。中学時代から荒れ始め、薬中毒になって施設入り、両親は妹の看護で手一杯。高校生の時に付き合っていた彼と妹がなぜか深い関係になり、妹のおなかには彼の子が。それでも薬から抜けられない妹は施設に入り、両親は妹の世話をする日々。家には姪・美亜と姪の父親で裏切った元彼の3人で暮らしています。そんな悲惨な状況なのに、淡々と受け入れ姪の為、妹のために生活する希里。ありえない…

仕事中や仕事を終えた後に希里が感じる眠気。それはもう本当に眠そうで、読んでいる私まで一緒に眠りそうでした。
| 本:か行(栗田有起) | 21:34 | comments(4) | trackbacks(3) |
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コメント
だいぶん前に読んだ話ですが、おもしろかったのは印象に残ってます。あとこの話読んでしばらくホテルのフロントもおもしろそう!と思って求人を探してた記憶が……影響を受けやすすぎですね。
| まみみ | 2007/12/18 9:48 PM |
まみみさん、こんばんは。
栗田さんの物語って不思議な世界で忘れないですよね。
ホテルのフロントで働く!なるほど。
私はこのホテルに泊まりたい!と客になること(寝ること?)ばかり考えてました。
| なな | 2007/12/19 10:03 PM |
すっごい独特な世界だけれど、ユーモアもありましたね。
ロビーでダンスには吹き出してしまいました。
その翌朝のお客たちのほてった顔にも。
| しんちゃん | 2008/06/25 10:09 PM |
しんちゃん、おはようございます。
本当に独特な世界ですよね。
どの物語も登場人物の動きが変って気がします。
「オテルモル」で印象に残ってるのは
オテルの入り口に入っていく様子です。
| なな | 2008/06/26 7:22 AM |
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「オテル モル」栗田有起(2005)☆☆☆★★ ※[913]、国内、現代、小説、物語、双子、文芸 ネットの本読み人の間で話題の栗田有起、「ハミザベス」[http://blogs.yahoo.co.jp/snowkids1965/5263232.html]に続き、読んでみた。 不思議な小説。その設定がおもしろ
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