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「ペンギンの憂鬱」アンドレイ・クルコフ 
ペンギンの憂鬱
アンドレイ・クルコフ / 沼野 恭子訳

動物園から引き取ったペンギン・ミーシャと一緒に住む、売れない小説家ヴィクトル。新しく引き受けた仕事はまだ死んでいない人の追悼記事を書く事。お金と共に預けられた少女、友人になった刑事、その姪のベビーシッター…。周囲に不穏な空気が流れつつも、手に入れた安らかな生活の先にあるものは。

不思議な物語でした。舞台がソ連崩壊後の国家ウクライナの首都キエフ。どこにあるのかわかりません。だけど、ペンギンのミーシャが家にやってきた理由が「えさを与えられなくなった動物園が、欲しい人に譲るといったので貰ってきた」だったり「コニャック」を飲んでいたり、お金さえあれば望むことが何でもできそうなあたりが、私が想像する旧ソ連っぽかったです。

物語はとても静かに進んでいきます。自分書いたまだ死んでいない人の追悼記事が採用されても、鍵をかけているのに朝起きたら家の中にある手紙にも、突然置いていかれた最近知り合ったばかりの人の娘にも淡々と対応する主人公。考える事をやめて受け入れるだけの主人公が最後の最後に大きく動きます。大胆な行動に驚きかされ、物語はそこで終わる。

ミーシャは皇帝ペンギンで1メートルとあります。次男がたぶん1メートル位。結構大きいんだ。生まれつき心臓の弱い、憂鬱症のペンギン。言葉は全く喋らないのに、主人公が座っているとその膝に身体を押し付けてみたり、バスタブに冷たい水を入れてる音を聞きつけてペタペタとやって来て水がたまるのを待ちきれずにバスタブに飛び込んだり。鏡をジーっと見たり。存在感があるんです。手術成功したのかな?ってすごく気になります。

物語の中に「果実酒」だの「コニャックを50グラム飲みましょうか(ウクライナの人はgでお酒を量るんですか?)」「シャンパン」なんて出てきたら、お酒飲まないわけにはいかなくて…いつも以上にまとまりのない文章です。
| 本:海外の作家 | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
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