2012.11.20 Tuesday
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怠惰な生活を送るティーのもとに、三年前に別れた恋人、極上の美女アールからかかってきた一本の電話。「アタシの酷い噂話や嘘をたくさん聞くことになると思う。ティーにだけは知っておいて欲しいと思って。アタシは変わっていない」街に出たティーが友人たちから聞くアールの姿は、まるで別人のように痛々しく、荒んだものだった―。彼女が自らを貶め、危険を恐れずに求めたものとは…。
辻村さんの新作です。デビュー作から読もうと思いながら、新刊が出るとついついそちらを先に読んでしまう私。今回は「スローハイツの神様」の登場人物、チヨダ・コーキのデビュー作って事らしいです。「スローハイツの神様」を読んでないけど、大丈夫かしら?って思ったら、表紙の裏側に「彼のことを知らなくても、一本の独立した小説として楽しんでいただけるはずです」って言う辻村さんからの一言が。あぁ、よかった。なんて親切。
全世界で1000人だけ持つことが許されている殺しの許可証"マーダーライセンス"を持つティーは、今は殺し屋稼業から足を洗って、女に食わせてもらうヒモに成り下がっていた。怠惰な朝を迎えたティーに、3年前に別れた恋人アールからの電話が。アールは「誰に嫌われてもいい。仕方ない。でもあなたにだけは知っていて欲しい。アタシは変わっていない」という謎めいたメッセージを残し電話を切った。アールの身になにが起こったのか調べるために、久しぶりに街に出たティー。
⇒ 数(自然数)は、幽霊である。 (11/17)
⇒ 式神自然数 (10/21)
⇒ アスラン (04/07)
⇒ 脱皮中 (11/10)
⇒ 三角点 (10/20)
⇒ 鶯張り (10/02)
⇒ ゆっぴ (09/26)
⇒ かぶの入門 (06/12)
⇒ 由紀 (03/16)
⇒ 秋緒 (02/02)