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「ふたりの距離の概算」米澤穂信
米澤 穂信
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2010-06-26)

JUGEMテーマ:読書


春を迎え、奉太郎たち古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げてきた。入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は長距離を走りながら新入生の心変わりの真相を推理する!

待ってました!「古典部シリーズ」の第五弾。

ホータローたち古典部のメンバーは2年生になり、5月の神山高校星ヶ谷杯。古典部は4月に新入生・大日向友子が仮入部していたのだけれど、マラソン大会前日に急にやめると告げた。20kmのマラソンを走り終えるまでに大日向が入部を取りやめた原因を推理しなくてはならない。前日、部室にいたのはホータロー、えると大日向の3人だった。大日向は帰りがけに摩耶花と会い、入部を辞めることを告げたというのだ。他人に興味のない省エネ主義のホータローは、大日向の入部とりやめは突然の事のように感じられるのだが、前日の部室で千反田と大日向の間に何かしらあったのか?仮入部してからこの日までの間の出来事が積もり積もって内心思うことがあったのでは?と考える。しかし、いかんせん情報が少なすぎる。20キロのマラソン大会中に後から出発する千反田えると伊原摩耶花に接触し、そのご大日向からも話を聞かなくては…
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| 本:や行(米澤穂信) | 20:04 | comments(2) | trackbacks(2) |
「追想五断章」米澤穂信
JUGEMテーマ:読書


古書店アルバイトの大学生・菅生芳光は、報酬に惹かれてある依頼を請け負う。依頼人・北里可南子は、亡くなった父が生前に書いた、結末の伏せられた五つの小説を探していた。調査を続けるうち芳光は、未解決のままに終わった事件“アントワープの銃声”の存在を知る。二十二年前のその夜何があったのか?幾重にも隠された真相は?

米沢さんの小説も出たら必ず読むって思ってるので、毎回予備知識なしでどんな物語なんだろう?ってドキドキ、ワクワクしながら本を開きます。

家庭の事情で休学中の芳光は、古書店を営む伯父の家に居候しつつ、無気力な日々を送っていた。そんなある日やってきたのは、叶白黒という作家の書いた小説が載っている冊子を探している女性・可南子。買い取った本の中から目的の冊子を見つけた芳光は、可南子に叶白黒は父親で彼がが残した小説は全部で5作あるので、残りの4作を探して欲しいといわれる。1作につき10万出すという。お金欲しさに、叔父に内緒で依頼を受けた芳光。いずれも「リドルストーリー」と呼ばれる結末のない作品なのだという。小説など書きそうになかった父の真意を知りたいという可南子は、1作につき10万出すので、残りの4作を探してほしいと持ちかけてくる。復学の資金欲しさに、芳光は叔父に秘密でその依頼を受ける。最初は金目当てで小説探しを請け負った芳光だったが、5編のリドルストーリーと、その結末に隠された「アントワープの銃声」と呼ばれる過去の事件に行きあたり、それはいつしか可南子の父について、そして彼女たち父娘の過去そのものを暴く結末になってしまう。
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| 本:や行(米澤穂信) | 21:23 | comments(8) | trackbacks(5) |
「秋期限定栗きんとん事件」米澤穂信
秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
米澤 穂信

JUGEMテーマ:読書



待ちに待った「小市民シリーズ」の第三弾です。前回「夏季」のラストで「え〜〜〜。ここで終わりなの?!秋期はいつ出るのか?」って思ってから3年近く経ってました。待ちすぎて、途中であれこれ出てくる「あの事件」や「この事件」をすっかり忘れてる有様(汗)再読しておくべきだったか…

2年生の秋、小鳩くんはクラスメイトに告白され付き合うことに。そして小佐内さんも新聞部の1年生・瓜野くんと付き合うことになります。小鳩くんと瓜野くん二人が語る、それぞれのデートなどや、新聞部が追っている市内で起こる連続放火事件について。2年の秋から3年の夏の物語。

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| 本:や行(米澤穂信) | 20:59 | comments(4) | trackbacks(5) |
「儚い羊たちの祝宴」米澤穂信
儚い羊たちの祝宴
儚い羊たちの祝宴
米澤 穂信
JUGEMテーマ:読書


「これぞ、究極のどんでん返し! あらゆる予想は、最後の最後で覆される。」な連作短編集。

どんでん返しねぇ。確かにそうなのかも。読み終わって「ひえ〜〜」って思うのもあったし、読み返してみると「なるほど」って思うのもありました。

旧家・名家という家柄。大学の読書サークル「バベルの会」そんな所が共通しているところかな。少し前の時代の物語です。どれもこれも語り口調が「ですます調」だからなのか、すごく静かに物事が進んでいきます。ひっそりとした殺意やら秘められた思いに、体の芯からヒンヤリとしてきます(冬だから寒いだけ??)

「バベルの会」が読書サークルだからだと思うのですが、作家の名前と本のタイトルがいっぱい出てきます。読んでいたらもっとわかる事があるのかなぁと残念。
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| 本:や行(米澤穂信) | 20:37 | comments(11) | trackbacks(6) |
「遠まわりする雛」米澤穂信

遠まわりする雛
米澤 穂信


ついこの間「クドリャフカの順番」を読んだばっかりなので、よく知ってる友人に会ったような気分。やっぱり「古典部」いいなぁ。

いつものようにえるの「気になります」に省エネホータローが引きずられる訳ですが、4月から次の3月まで旅行に行ったり、初詣に行ったり、色々してます。「クドリャフカの順番」を読んで、4人の性格についてちょっと詳しくなったような気がしてましたが、それでも4月に貸した借りを約1年後の2月に返してもらう里志。すごいわぁ〜

初詣で納屋に閉じ込められるホータローとえる。バレンタインの時にはホータローが恋愛に対しても「省エネ」姿勢を貫くのか…と心配しましたが、最終話「遠まわりする雛」のラストでニヤリ。どうなの?私気になります。

「心当たりのある者は」を読んだ後の事。夜9時に車を運転していたのです。右折しようとした横断歩道を渡るパジャマ姿の30代の男性を目撃。その横断歩道を渡ったらもう駅周辺。その先にあるのは居酒屋などで人の通りも多くなります。あの人は何でパジャマにお財布を握って歩いていたのか?私、気になりまして…色んな可能性を考えてみました。これも「心当たりのある者は」を読んだからなのかなぁって思ってみたりして。奉太郎がいてくれたらよかったのに。
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| 本:や行(米澤穂信) | 20:27 | comments(16) | trackbacks(12) |
「クドリャフカの順番」米澤穂信
米澤 穂信
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 660


いよいよ3日間に及ぶ文化祭・カンヤ祭が始まり、古典部も文集「氷菓」を販売することに。しかし30部の予定だった発行部数は、何かの手違いで200部に…古典部の面々はそれぞれ「氷菓」を売り切るために最大の努力をするべく、カンヤ祭を駆け巡ることに。そんな中、盗難事件が起こる。いくつかの部から盗まれた些細なもの。そして残されたのはしおり「カンヤ祭の歩き方」と「十文字」によるメッセージカード。「氷菓」を売るため、十文字の謎を解決しようとする古典部の面々。

新刊が出るって気がついて慌てて読みました。あぁ、面白かった。実は、古典部シリーズは全部読んだつもりでいたんです。最近になって「クドリャフカの順番」を忘れていることに気がついたのでした。

とうとうカンヤ祭です。3日間やるだけあって、イベントは盛りだくさん。ずいぶんたくさんの部があって、色んな催し物が開催されていて「カンヤ祭の歩き方」を見ているだけで学園祭の楽しい雰囲気が楽しめます。

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| 本:や行(米澤穂信) | 19:16 | comments(10) | trackbacks(9) |
「インシテミル」米澤穂信
JUGEMテーマ:読書


時給11万2000円の実験モニターバイトに応募した12人の男女。ある者は誤植を笑うために、ある者は警告を無視して、ある者は実力を見せるため、ある者は小遣い欲しさに。結城理久彦は、車がほしかった。須和名祥子は、「滞って」いた。こうして集まった12人の被験者たちは、地下の建物「暗鬼館」に7日間閉じ込められることに。

主催者による悪趣味なルール・殺人を犯した者に対する報酬倍増・正しい殺人犯を指摘した者に対する報酬三倍増など・夜の10時から朝の6時までは個室で過ごさなければいけない・<ガード>を呼ぶ権利等々。<ガード>の役目は暴動的混乱を暴力を持って鎮圧する。けが人や病人の処置。死体の処理。そして夜中の見回り。夜中に<ガード>に見られてもいいのは3回までで、4回目は射殺される。建物は円形の廊下の周りに12の個室と金庫、牢屋、娯楽室、霊安室、そしてモニター室があり、廊下は曲線を描いていて先が見えない。各自の個室は施錠することができない仕組みになっていて、各々の部屋備えられた<おもちゃ箱>を開けると、ルールブックおよび殺人を犯すための武器が入っている。誰も殺人なんかしないで7日間大人しく過ごそうとみんなで決めた翌日、3日目に西野さんが霊安室で銃殺されて殺されていた。いったい誰が犯人なのか?

一番最初に「警告 この先では、不穏当かつ非倫理的な出来事が発生し得ます。それでも良いという方のみ、この先にお進み下さい」なんて書いてあります。物騒な物語なのかな?ってドキドキしながら読み始めました。

読み出したら一気です。7日間で殺人ゲームをするのをモニターしようという主催者。地下深いところで、逃げられない閉塞感。そんなものがありましたが、主人公結城の暢気な口調で物語はサクサクと進んでいきます。

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| 本:や行(米澤穂信) | 19:49 | comments(16) | trackbacks(8) |
「愚者のエンドロール」米澤穂信
愚者のエンドロール
愚者のエンドロール
米澤 穂信

夏休み、「氷菓」を作る為に集まった古典部の4人。千反田がお願いがあると言い出した。2年F組有志によるビデオ試写会に一緒に行って欲しいというものだった。それは廃村で起きた殺人事件。だけど殺人が起きたところで映像は切れ、脚本家が病気で続きがなく、古典部の4人に犯人を推理して欲しいというものだった。

前回の「氷菓」が6月の話だったような…で、夏休みの物語です。今私が本を読んでいるのが12月。寒い時期に暑い季節の物語を読むのもなかなかいいものです。早くあたたかくならないかなぁ。

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| 本:や行(米澤穂信) | 21:55 | comments(8) | trackbacks(9) |
「氷菓」米澤穂信
氷菓
氷菓
米澤 穂信


勉強にもスポーツにも色恋沙汰にも、とにかくあらゆる活力に興味を示さず灰色の高校生活を望む折木奉太郎。自称省エネ高校生の奉太郎が海外にいる姉からの手紙により、なりゆきで古典部へ入部する。なぜか密室状態の部室の中にいたもう1人の部員千反田える。なぜ密室だったのか?を初めちょっとした謎を解いていく奉太郎。

米澤さんのデビュー作、そして「古典部シリーズ」の1作目。ずっと読みたいって思ってたんです。なのに地元の図書館にも職場の図書館にも置いていない。取りあえず地元の図書館にリクエストをかけてみました。そしたら都内、ちょっと離れた市の本が届きました。そんな事出来るんですね。

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| 本:や行(米澤穂信) | 22:06 | comments(10) | trackbacks(12) |
「ボトルネック」米澤穂信
ボトルネック
ボトルネック

高校1年生のリョウ。2年前に亡くなったノゾミを弔う為に東尋坊を訪れていた。そこへ届いた兄の訃報。帰ろうと思った途端めまいに襲われ、ノゾミと同じように崖を落ちた。目を覚ましてみたら、近所の川原のベンチに横になっていたリョウ。自宅に帰ってみると鍵が合わず、見知らぬ女の子がポッキーをくわえ家から出てきた。

リョウが小さい頃からお互いに不倫をしている両親。大学受験に失敗し、バイク事故にあって植物人間になっている兄。その兄が亡くなり、体裁を整えれる為だけに家に帰るように言われる。そんなリョウが迷い込んだ別の世界では、両親は仲良く、兄も健在。母親のおなかの中で死んだはずの姉・サキが存在していた。

なんだかひんやりとした読後感。無関心な両親に育てられたリョウがかわいそうです。感情の起伏が全くみられない。なんでそんな風に考えちゃうんだろう?どうして?って何度も思いました。サキと出合って、少し明るい方向に向いていったのかと思ったのですが…
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| 本:や行(米澤穂信) | 21:53 | comments(20) | trackbacks(20) |
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