東城大学病院で再び殺人事件が!「この事件はすべてが不自然すぎる。絶対にどこかがおかしいんだ」東城大学病院に導入された新型MRIコロンブスエッグを中心に起こる事件の数々。さらには、病院長に収賄と殺人の容疑がかけられてしまう!殺人現場に残されていた弾丸には、巧妙な罠が張り巡らされていた…。不定愁訴外来の担当医師・田口公平が、駆けつけた厚生労働省のはぐれ技官・白鳥圭輔とともに完全無欠のトリックに挑む。
久しぶりの田口・白鳥コンビです。面白かったんだけど、白鳥ちょっと毒気が抜けたかも…「イノセント・ゲリラ」では彦根の隙のない理論での攻めに、途中なんども「あれ?私は今どこに?」って自分を見失っていたのです。でも根気は死人が出て、謎を解き明かす2人というか、謎を解き明かす白鳥とひどい言葉を投げかけられながら使われる田口。2人の掛け合いが面白かった。
東城大学病院に付属のエーアイセンターを設立することになり、センター長を決める会議で放射線科の島津と法医学教室の笹井教授が衝突し、急遽田口がセンター長に任命されます。第1回会議で画像解析の専門家・島津たちと法医学者との縄張り争いがあり、さらに笹井が副センター長として推薦した元警視庁刑事局局長の北山錠一郎、南雲元監察医務院院長、そしてオブザーバーとして参加の宇佐美警視などが司法の縄張りを守ろうとし、田口は頭を抱えることになります。田口はその打開策として、後輩で病理医の彦根と厚生労働省の白鳥を招聘し第二回会議に望むことになります。そんな時、搬入された最新のMRIの調整中に、技術者が亡くなった上に、警察官僚の仕掛けてきた罠によって、高階病院長に収賄と殺人の容疑がかえられ東城大学全体が窮地に陥ることになり…
⇒ 数(自然数)は、幽霊である。 (11/17)
⇒ 式神自然数 (10/21)
⇒ アスラン (04/07)
⇒ 脱皮中 (11/10)
⇒ 三角点 (10/20)
⇒ 鶯張り (10/02)
⇒ ゆっぴ (09/26)
⇒ かぶの入門 (06/12)
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⇒ 秋緒 (02/02)