夏から夏へ
佐藤 多佳子
北京五輪で銅メダルに輝いた陸上男子4×100メートルリレー日本代表の、昨夏の世界陸上から今夏の五輪に臨むまでを描いたもの。
8月の北京オリンピック、ほとんど見ていなかったのです。話題になった人たちの事を職場で聞いて、それとなく…ていど。なので4継がメダルを取って、その時にメンバーが「朝原さんにメダルを取らせてあげられて嬉しかった」みたいな事を言っていたのはすごく印象的で覚えていたのです。あぁ、もっとちゃんと見ておくんだった。
400メートルのトラック1週を4人でつないでいく4継。一人が走るのは10秒弱。メンバー4人の走り、そして高速でのバトンパス。その全てがピッタリとはまらないと勝つことが出来ない。逆言えば、強豪国だってミスをして決勝まで勝ち抜けない場合がある。そんな4継の日本代表の4人。第一走者の塚原直樹、第二走の末續慎吾、第三走者の高平慎士、アンカーの朝原宣治。
スタートラインに立ったときにどうやって気持ちを盛り上げ、緊張を和らげるか。練習の仕方や走ることに対する考え。陸上、短距離走をやるきっかけ。他のメンバーに対して考えること。元々もっている素質はあるんだろうけど、その才能を伸ばす事が出来たのは出会ってきた陸上部の顧問の先生たちでもあるんだろうな。
そして全員が「リザーブの小島君がいたからこそ…」といいます。「一瞬の風になれ」の根岸君を思い出しました。
⇒ 数(自然数)は、幽霊である。 (11/17)
⇒ 式神自然数 (10/21)
⇒ アスラン (04/07)
⇒ 脱皮中 (11/10)
⇒ 三角点 (10/20)
⇒ 鶯張り (10/02)
⇒ ゆっぴ (09/26)
⇒ かぶの入門 (06/12)
⇒ 由紀 (03/16)
⇒ 秋緒 (02/02)