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有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2009-07-01)
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ある日、道ばたに落ちていた彼。「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」「―あらやだ。けっこういい男」楽しくて美味しい道草が、やがて二人の恋になる―。書き下ろし番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載。
携帯小説サイトSali−Saliで途中まで読んでいました。が、更新されるのを待つのが辛い!本になるまで待って一気読みするぞと携帯で読むのをやめたのでした。本には書き下ろし番外編がついてましたね。
出会いからしてありえないシチュエーションの二人ですが、最初の章で今は側にいないイツキの事をおもいだすさやかがいるのです。だけど物語では同居人という関係がだんだんと相手を意識して…となるので、いつ悲しい事が起きるの?イツキが自分の事を語らないのはやっぱり消えるからなの?と先が気になるのです。
拾った男・イツキは家事万能。倹約家でちょこっと散歩をすれば、そこら辺の雑草を摘み家に帰って料理してしまう。今までコンビニ弁当専門家だったさやかはイツキの料理に舌鼓をうち、植物への知識の豊富さに驚く。一緒に「狩り」をしているうちに、さやかも植物に興味を持ち始め。そして二人の距離は少しずつ縮まって行く。ところが自分の事を全く語ろうとしなかったイツキが突然いなくなった。
⇒ 数(自然数)は、幽霊である。 (11/17)
⇒ 式神自然数 (10/21)
⇒ アスラン (04/07)
⇒ 脱皮中 (11/10)
⇒ 三角点 (10/20)
⇒ 鶯張り (10/02)
⇒ ゆっぴ (09/26)
⇒ かぶの入門 (06/12)
⇒ 由紀 (03/16)
⇒ 秋緒 (02/02)