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「箱庭図書館」乙一
JUGEMテーマ:読書


年が小説家になった理由。コンビニ強盗との奇妙な共同作業。ふたりぼっちの文芸部員の青くてイタいやりとり。謎の鍵にあう鍵穴をさがす冒険。ふと迷いこんだ子どもたちだけの夜の王国。雪の上の靴跡からはじまる不思議な出会い。

集英社WEB文芸「RENZ ABURO」の人気企画「オツイチ小説再生工場」で募集した読者投稿作品の中から乙一さんが「リメイク作品」を選びリメイクしたものだそうです。乙一さんのあとがきによると「小説のアイデアがなかなか思い浮かばない人間なのです。だからアイデアを読者に募ってみましょう」ってところから始まった企画だそうで、ここで元の作品も読めるらしい。

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| 本:あ行(乙一) | 22:19 | comments(3) | trackbacks(2) |
「なみだめメズミ イグナートのぼうけん」乙一
JUGEMテーマ:読書


小心者でひとりぼっちのネズミ、イグナート。生まれてはじめてできた友達は、亡国の王女ナタリア。囚われた王女の危機に、いつも涙目の弱虫ネズミが小さな冒険の旅をはじめる!

乙一さんの新刊は児童書。全然知らずに図書館で予約したんだけど、手元に届いてちょっとビックリ。図書館の人「クス」って笑ってました。いいじゃないねぇ、児童書を予約したって。

全てのページに絵があって、マンガみたいです。最初のページには地図、最後にはイグナートの好きな食べ物が書いてあって、2年生の次男の心を惹きつけてました。

ぼくのなまえはイグナート。みすぼらしくて、みじめな、腹ペコネズミの僕にパンを分けてくれたナタリア。耳が欠けている僕と友達になってくれた。寄り添って寝た次の朝、いやがるナタリアを兵隊がつれさった。ちっぽけなぼくだって、たまにはでっかいことをおもいつく!ナタリアに会いにいこう。旅に出るんだ。
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| 本:あ行(乙一) | 22:21 | comments(2) | trackbacks(1) |
「ZOO1」「ZOO2」乙一
ZOO〈1〉ZOO〈1〉ZOO〈2〉ZOO〈2〉


去年「ZOO」は読んでいるんです。だけど2に書下ろしがあると知って、早速借りました。

1には映画化された話「カザリとヨーコ」「SEVENS ROOMS」「SO-far そ・ふぁー」「陽だまりの詩」「ZOO」と漫画家・古屋兎丸さんとの対談が収録され、2には「血液を探せ!」「冷たい森の白い家」「Closet」「髪の言葉」「落ちる飛行機の中で」と書き下ろしの「むかし夕日の公園で」が収録されています。



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| 本:あ行(乙一) | 23:38 | comments(4) | trackbacks(4) |
「銃とチョコレート」乙一
銃とチョコレート
銃とチョコレート
乙一


盗んだ後現場に必ず1枚のカードを残す怪盗ゴディバ。それを追う探偵ロイズは子供たちの人気者。ある日、貧しい移民の子リンツは父と買い物に行き、聖書を買ってもらう。その聖書の中に挟まっていたのはゴディバの手がかりになりそうな謎の地図だった。

かつて子どもだったあなたと少年少女のための「ミステリーランド」だそうです。子どもも読むためなのかひらがなが多くて漢字にルビが振ってある。読みにくいです。

楽しい読書でした。設定がどの時代のどの国?ってくらい独特で雰囲気がある。怪盗に探偵、謎の地図など子どもだったらワクワクしちゃいそうなものがたくさん登場する。登場人物はゴディバやリンツ、ブラウニーさんにゴンチャロフ。冬だったらチョコレートが食べたくなったに違いありません!そしてあとがき。久しぶりの乙一さんだったので、うっかりしてました。乙一さんといえば「あとがき」だったじゃないですか!すごく短かったけどやっぱり「乙一」さんでした。

挿画がちょっと怖かったです。職場で「何読んでるの?」って聞かれてパラパラめくったのですが、みんなひいてました…
| 本:あ行(乙一) | 20:42 | comments(25) | trackbacks(17) |
「暗いところで待ち合わせ」乙一
暗いところで待ち合わせ
暗いところで待ち合わせ
乙一


視力を失い、一人静かに暮らすミチル。駅のホームで起きた殺人事件の犯人として追われるアキヒロが、ミチルの家に進入し、居間の隅で音も立てずにうずくまる。他人の気配を感じたミチルと隠れるアキヒロの奇妙な同棲生活が始まった。

交通事故の後遺症で視力を失ったミチル、唯一の家族である父が亡くなった後、暗闇の中どこにも出掛けず、胎児のような格好でまるくなって一日を過ごし、死が訪れるのを待っている。時々来てくれるカズエだけが、社会との接点だった。

大石アキヒロは、学生時代から人とつきあうのが嫌いだった。職場でも同僚とうまくいかず、先輩の松永からは陰湿ないじめを受けていた。

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| 本:あ行(乙一) | 20:12 | comments(12) | trackbacks(7) |
「小生物語」乙一
小生物語
小生物語
乙一


乙一さんがHPで公開していた日記をまとめたもの。

日記といっても、登場人物の「小生」と乙一さん本人ではなく、日記を書くにあたって「小生」というキャラクターを作ったと書いてあった。多分「渋谷に行った」とか「漫画喫茶に泊まった」とか「映画を見に行った」などは実際にした事で、それを「小生」から見ると…って事なんだと思う。

それにしても、すごいです。独特のユーモアにずっとニヤニヤしっぱなし。どれくらい可笑しいかっていうと
「2月14日 …とある編集者からチョコレートが送られてきた。箱が素敵だったので捨てずに宝石箱か何かにしようと思った。しかしぼくは宝石など持っていないので、コレクションしている「切ったつめ」を入れた」
「3月5日 今日もまた「こんなことしている場合じゃないのに」の練習をした。いつにもまして熱のこもった「こんなことしている場合じゃないのに」だった。それからひさしぶりに「少しだけの仮眠のはずだったのに」をやろうとしが。90分の仮眠をとろうとしたらうっかり8時間も眠った。自分もなかなか「少しだけの仮眠のはずだったのに」が上達したなと思った。」
ずっとこんな調子なのです。それなのにまえがきで「この本を読んでも良いことはひとつもな。この本に時間とお金を割くのはやめたほうがいい。」って書いてます。乙一さん遠慮深いわ。

力の抜けた文章。時々見せる本心(って勝手に解釈)。本になるときに付け加えた欄外の注釈でもいい味出してます。

「バリー・ユアグローの「ケータイ・ストーリーズ」を思い出しました。短い文章の中にある不思議な世界もそうなんだけど、挿絵が似てる。この本の挿絵は華鼓という方が書いているみたいです。「ケータイ・ストーリー」の挿絵も素敵でした。調べてみないと。

今年の夏は乙一フェアー開催中
| 本:あ行(乙一) | 23:24 | comments(6) | trackbacks(6) |
「暗黒童話」乙一
暗黒童話
暗黒童話
乙一


冬のある日、左目と一緒にそれまでの記憶も失ってしまった菜深。以前の菜深と全く違うわたしに戸惑う家族や学校の友人。眼球移植を受け、目が見えるようになった日から左目が勝手に見る映像。その映像だけが私の記憶。映像が実在する場所だとわかって、家出をして訪ねる私。

記憶ってなんだろう?ってすごく考えた。記憶がなくなったら、今まで生きてきて経験してきた事が無になってしまう。主人公の菜深のように自信をなくしてしまうのは当たり前の事なのかもしれない。夢って昔の場所が出てきたり、その日に読んだ本の内容だったり、そういう記憶がなくなるんだから夢も見ないのかもしれない。もし、自分の子供が記憶を無くしてしまったら、やっぱり菜深の母のように昔の面影を捜して、落胆してって事になるんだろうか?

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| 本:あ行(乙一) | 13:54 | comments(0) | trackbacks(1) |
「ZOO」乙一
ZOO
ZOO
乙一


10の短編集。
「カザリとヨーコ」「血液を探せ!」「陽だまりの詩」「SO‐far そ・ふぁー」「冷たい森の白い家」「Closet」「神の言葉」「ZOO」「SEVEN ROOMS」「落ちる飛行機の中で」

すごい…一つひとつ、ラストまで読んで「えー?!そうだったの?」とひとり言をいってしまうような結末。どの話にも「死」が出てくるが、おどろおどろしくない。死体が、血がいっぱい出てくるのにひきつけられて読んでしまった。私はジャンルは何でも結構いけるんだけど、今は女の人が主人公の素敵な話を読むより、乙一さんの話が脳に心地いい。

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| 本:あ行(乙一) | 09:48 | comments(4) | trackbacks(3) |
「夏と花火と私の死体」乙一
夏と花火と私の死体
夏と花火と私の死体
乙一


夏休み。9歳の五月は友達の弥生に木の上から突き落とされて死んでしまう。死んだ五月の視点で死体を始末する弥生と兄の健、まわりの人達が語られる。

タイトルからしてなんだけど、ちょっとぞくっとする夏にぴったりの一冊。乙一さんのデビュー作だそうです。

死体が見つからないようあちらこちらに移動させる健と弥生の二人。見つかりそうになった時のハラハラする感じ、緊張感がすごくよく伝わってきました。いつも冷静で、死体が見つかりそうになると「ニヤリ」とする健がもの凄く恐ろしいって思っていたのに、その健なんてかわいいものだと思えるようなラスト。

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| 本:あ行(乙一) | 20:42 | comments(0) | trackbacks(1) |
「失はれる物語」乙一
失はれる物語
失はれる物語
乙一


ライトノベルという分野で発表したものをひとつにまとめた本。
Calling You
失はれる物語

手を握る泥棒の物語
しあわせは子猫のかたち
マリアの指

「青に捧げる悪夢」の中で一番心に残る話だった。それで読んでみたくなった乙一さん。とりあえず図書館にあった本を手にとって見ました。

デリケートでナイーブな人たちの心の揺れをかくのがとても上手。そしてそれぞれの主人公にすっかり感情移入してしまう私。「失はれる物語」では閉じ込められて息が出来なくなった気がしました。一つ物語が終わると自分のいる場所を確認してしまう。「Calling You」はタイトルを読んだ時点で映画「バクダットカフェ」の主題歌「Calling You」が頭の中に流れていて、携帯の着信音がその音だとわかってなんだかもの凄くうれしかった。久しぶりに聞いてみよう

乙一さん、もっと読んでみたくなりました。
| 本:あ行(乙一) | 23:13 | comments(2) | trackbacks(3) |
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