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「若様組まいる」畠中恵
JUGEMテーマ:読書


若様組、巡査教習所に合格。訓練が始まる!世が世なら若殿様のはずの旧幕臣の子息達。暮らしのために警官を目指して入った教習所で事件勃発。前作『アイスクリン強し』の、その少し前を描く書下ろし長編。

「アイスクリン強し」のミナが登場します。とにかく最初読みにくくて、辛かった。巡査教習所に入った若様たちが受ける差別に腹がたって…三分の一読んだところでやめちゃおうかと思ったくらい。

江戸の時代であれば旗本の若殿様だったはずの旧幕臣の子息・長瀬は友人に「警察に入って巡査になる。ついては、一緒に採用試験を受けないか」と誘った。迷った末、若様たちは採用試験を受け見事に合格する。しかし、2ヶ月間の巡査教習所は非常に厳しいものだった。ピストル強盗の噂が絶えない物騒な昨今、教習所でも銃に絡む事件が起きた。若様組の他、薩摩出身者、直参で徳川について静岡に行った士族達、商家の子息達、さまざまな生徒に、何やら胡散臭い所長や教員を巻き込んで、犯人捜しが始まる。
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| 本:は行(畠中恵) | 20:33 | comments(2) | trackbacks(1) |
「つくも神さん、お茶ください」畠中恵
JUGEMテーマ:読書


戯作者の日々、是好日なり!人生初のエッセイ、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞“受賞の言葉”。愛する本や映画、音楽のこと。お江戸散歩に中国爆食珍道中。修業時代の苦労話、亡き師匠の思い出、創作秘話。あっと驚く意外な趣味。さらに、ここでしか読めないスペシャル書き下ろし随筆を5編収録。

一番最初に第13回ファンタジーノベル大賞受賞の言葉が書いてあります。「小説新潮」2001年9月号だそう。私の初畠中さんは「とっても不幸な幸運」でそれから「しゃばけ」シリーズを文庫が出たら読むって決めて(意味はないけどなんとなく)ポツポツ読んでいます。

漫画家を目指し、漫画家アシスタント、書店員、漫画家に。都筑道夫の小説講座に通って作家を目指し作家さんになった。40歳を過ぎてからのデビューだったと書いてありました。

江戸言葉で語られていたりして、なんとも畠中さんらしいエッセイでした。

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| 本:は行(畠中恵) | 21:11 | comments(0) | trackbacks(1) |
「ちんぷんかん」畠中恵
JUGEMテーマ:読書


「私ったら、死んじゃったのかしらねえ」長崎屋が大火事に巻き込まれ、虚弱な若だんなはついに冥土行き!?三途の川に着いたはいいが、なぜか鳴家もついてきて―。兄・松之助の縁談がらみで剣呑な目に会い、若き日のおっかさんの意外な恋物語を知り、胸しめつけられる切ない別れまで訪れて、若だんなと妖たちは今日も大忙し。くすくす笑ってほろりと泣ける「しゃばけ」シリーズ第六弾。

文庫が出たら読もうと決めている「しゃばけ」シリーズ。単行本は八作目が出ているんですね。

しゃばけシリーズは安心して読めます。前回の長編より短編の方が好きかな。今回も色々な人を主人公にしたり、「え?そうだったのか」と思ったりと色々な工夫があって楽しめました。

松之助の縁談は決まるし、幼馴染の栄吉が奉公に出る事になったりと、ちょっと寂しい終わりでした。それでもずっと離れで布団に包まっていなければいけない若だんなが少しかわいそう。
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| 本:は行(畠中恵) | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
「こいしり」畠中恵
こいしり
こいしり
畠中 恵
JUGEMテーマ:読書


神田町名主の放蕩息子・麻之助がお寿ずと結婚した。その波紋が意外なかたちで広がって。悪友3人組が魅力満点の神田町名主・裁定帖。

何の予備知識もないまま借りたのですが「まんまこと」の続編なんですね。

今回は麻之助が武家娘の野崎寿ずとついに祝言を挙げるところから始まります。あげようとするんだけど清十郎の父親が倒れてしまって延期。麻之助はお由有の事を考えなんとなくホッとするのです。いよいよ祝言を挙げたと思ったら、清十郎の父親がなくなり、お由有は未亡人に。あぁ、なんてすれ違い…私はどうも麻之助とお由有がうまくいってくれたらいいなって心の中で思っているようで、お寿ずがヤキモチ焼いて三行半を突きつけるのも、最終話で二人が仲良く手をつなぐのも気に入らない!無理なことはわかってるんだけど、最後には二人に幸せになって欲しいです。

お寿ずは前作ではもう少しおちゃんで風変わりて印象だったのに、今回は静かです。
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| 本:は行(畠中恵) | 21:02 | comments(4) | trackbacks(1) |
「うそうそ」畠中恵
うそうそ (新潮文庫 は 37-5) (新潮文庫)
うそうそ (新潮文庫 は 37-5) (新潮文庫)
畠中 恵
JUGEMテーマ:読書


若だんな、生まれて初めて旅に出る!相変わらずひ弱で、怪我まで負った若だんなを、両親は箱根へ湯治にやることに。ところが道中、頼りの手代たちとはぐれた上に、宿では侍たちにさらわれて、山では天狗に襲撃される災難続き。しかも箱根の山神の怒りが原因らしい奇妙な地震も頻発し―。若だんなは無事に帰れるの?妖たちも大活躍の「しゃばけ」シリーズ第5弾。

文庫が出たら読もうと思ってる「しゃばけ」シリーズも第五弾!若だんな旅に出てました。今回は妖たちが少なめ。

夜中に起きた地震で目を覚ました若だんなが耳にしたのは「若だんなが邪魔だから殺してしまおうという声」「このままでは若だんなが死んでしまうのではないか」と心配する聞き覚えのある声、そして遠くから聞こえる悲しそうな泣き声でした。翌日大きな地震が起き、若だんなの頭に物が落ちてきて気を失ってしまう。気がついた若だんなに母親のおたえが「湯治に行ったらどうだろう」と提案した。ゆっくりお湯に浸かって養生したらぐっと丈夫になれるかもしれないと、稲荷神様のご神託があったというのです。

にいや二人が用意したたくさんの荷物と若だんな、若だんなの兄の松之助に仁吉と佐助の4人の旅は、店の横から船に乗り店が持っている常盤丸で小田原に。そこから箱根までは駕籠で、そんな旅だった。ところが、常盤丸に乗った後いつも若だんなの側を片時も離れないにいや二人がいない事に気がついた。とりあえず小田原についた若だんなと松之助。荷物を取られそうになったり、高い値段の駕籠に乗せられたり…
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| 本:は行(畠中恵) | 21:15 | comments(0) | trackbacks(1) |
「アイスクリン強し」畠中恵
アイスクリン強し
アイスクリン強し
畠中 恵
JUGEMテーマ:読書


スイーツ文明開化は酸いも甘いも運んでくる 西洋菓子屋を起こした皆川真次郎が、愉快な仲間・元幕臣「若様組」の警官達と、日々起こる数々の騒動に大奮闘。スイーツに拠せて描く文明開化・明治の青春。

明治23年。いまだに江戸を引きずりながらも新しい時代を歩んでいる人たち。東京・築地居留区。そこは在日外国人のための治外法権の居留区で、領事館や教会、ミッションスクールがあり、町並みはレンガ造りだ。主人公のミナこと皆川真次郎は、通事の父が6つのときに他界した後、宣教師の家で下働きをして成人し西洋洋菓子店・風琴屋を開いた。そこにやってくるのは仲間たち。自らを自嘲気味に「若様組」と呼ぶ旧幕臣の巡査達や父親が小泉商会の経営者の小泉沙羅。

なんだか最初の「序」からして解決しないで次の話に進んでしまい、その後も小弥太がどうなったのかとかコレラについても放り出したまま次の物語って感じで、消化不良のまま物語が終わってしまった気がしました。

「寂しがりやでお人よし」のミナと沙羅はお互いに想いあってるのかと思ったけど、どうやら若様組の長瀬も沙羅の事を好きなようだし、沙羅ははっきりしないし…
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| 本:は行(畠中恵) | 22:33 | comments(13) | trackbacks(7) |
「ゆめつげ」畠中恵
ゆめつげ (角川文庫 は 37-1)
ゆめつげ (角川文庫 は 37-1)
畠中 恵
JUGEMテーマ:映画


小さな神社の神官兄弟、弓月と信行。しっかり者の弟に叱られてばかりの弓月には「夢告」の能力があった。が、それは全く役に立たないしろもの。ある日、迷子捜しの依頼を礼金ほしさについ引き受けてしまうのだが……。

畠中さんの文庫本が出たのをしって「お!しゃばけシリーズの文庫本が出た!」と歓んで図書館で予約したのです。なのに登場するのは宮司。んんん?いったい若だんなはいつになったら出てくるのよって思いながら半分くらいまで読み進んで、やっと「しゃばけシリーズじゃない」って気がつきました。よくよく見たら表紙の絵だって違うじゃない。またもや大ボケしました。

清鏡神社の神官兄弟はしっかり者の弟信行とノンビリした兄弓月、そして父3人で多数とは言えない氏子に支えられつつ日々のつとめを頑張っている。ちよっと頼りない兄の特技は「夢告げ」白昼夢で占いをし、失せ物探しなどをしていた。

ある日、白加巳神社の権宮司の佐伯彰彦と名乗るものが行方不明になった大店・青戸屋の息子を捜して欲しいという依頼を持ってきた。夢告げを行ってみるとわかったのは近所の婆がなくした櫛の場所だったのだが、彰彦は「後日白加巳神社で、ゆっくりと占って欲しい」と言う。

行く途中、辻斬りに出会い親子を助けながら命からがら白加巳神社にたどり着いた弓月。そこにいたのは青戸屋夫婦と3組の親子だった。3組の親子はいづれも自分こそが青戸屋の息子を5歳の地震の時に拾って育てたのだと言う。
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| 本:は行(畠中恵) | 23:38 | comments(4) | trackbacks(2) |
「おまけのこ」畠中恵
おまけのこ (新潮文庫 は 37-4)
おまけのこ (新潮文庫 は 37-4)
畠中 恵
JUGEMテーマ:読書


「しゃばけ」シリーズ第四弾!「こわい」「畳紙」「動く影」「ありんすこく」「おまけのこ」の5つの短編集。

「しゃばけ」シリーズ。面白いし、全部読んじゃうのはもったいないから文庫本が出たら読もうと決めてチビチビと読んでいるんです。

今回は花魁が出てきてちょっと嬉しかったです。宮木あや子さんの「花宵道中」を読んで「さくらん」を見てから花魁と花魁の言葉遣いにすっかり興味を持った私。

「おまけのこ」で気がついたら迷子になってしまった鳴家がどこかの屋根で「きゅわわわわぁーっ」と鳴いてると若だんなが「うちの子の声がした」といいます。若だんな、わかるんだ!そして鳴家も「若だんなだ。鳴家の若だんなだ。ちゃんと我の声を、聞き分けてくれた!」と若だんなにしがみつきます。かわいい。

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| 本:は行(畠中恵) | 22:55 | comments(0) | trackbacks(1) |
「こころげそう 男女七人 お江戸恋ものがたり」畠中恵
こころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたり
こころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたり
畠中 恵

江戸・橋本町の下っ引き宇多が、恋しい思いを伝えられぬまま亡くしたはずの於ふじが帰ってきた
――幽霊の身となって!!
神田川でこときれた於ふじと千之助。兄妹の死の真相を探るうちに、9人の幼なじみたちそれぞれの恋や将来への悩み、思いの糸が絡み合って、妙な騒ぎが次々と……。

タイトルの「こころげそう」は「心化粧…口には言わないが、内心恋こがれること」という意味だそうです。「転げそう」だとか「こころげ草」とかそんな感じをイメージしてタイトルを見てました。

幼馴染で仲の好かった9人(男4人と女5人)その内の2人、大和屋の千之助と於ふじの兄妹が川にはまって死んだ2ヵ月後から物語が始まります。主人公の宇多は岡っ引き・長治のところで世話になりながら下っ引きとして働いています。亡くなった於ふじに自分の想いを打ち明けられなかったことを悔やんでます。ところが於ふじの父親で大和屋をたたんで長屋の大家となった由紀兵衛の長屋で幽霊騒動が持ち上がり、宇多が調べる為由紀兵衛を訪ねると、何とそこに於ふじの姿が!於ふじ父親が心配のあまり幽霊となって父親の側にいたらしい。

下っ引きの宇多。宇多が世話になっている岡っ引き・長治の娘・お絹。大和屋の息子で亡くなった千之助。同じく娘の於ふじ。大工の棟梁の娘・お染。野菜のぼて売りの弥太。両国の茶屋ではたらくおまつ。口入屋・永田に奉公する重松。岡本屋の一人娘・お品。幼い頃は仲良く遊んでいた9人だったけど、年頃になればその中で想ったり想われたりとなかなかうまくいかない。宇多は於ふじを想い、お染と弥太は恋仲だが、お染の父親は大工との縁談を望む。おまつは弥太の事が好きで、お染と弥太の仲が終わればいいと思い、重松はそんなおまつに想いを寄せる。お品は亡くなった千之助に恋心を伝えるも千之助に断られていた。そしてお絹は宇多の事が好きなんじゃないかなって思います。

そんな9人の恋模様に事件が絡み、幽霊となった於ふじや妹のような存在のお絹らの助力を得ながら、宇多が於ふじが亡くなった原因、幼友達の身の上に振りかかった事件を解決しようと奮闘する物語。

主人公の宇多。男女間のあれこれにはすごく疎いんです。自分の気持ちを伝えられないまま於ふじが亡くなってしまった事をすごく後悔していたはずなのに、幽霊となって自分の前に現れた於ふじにも全然気持ちが伝えられない。そしてそのほかの人たちも恋の矢印が色んな方向に向いて絡まって。岡本屋の主人が言う「ままならんことも、おおいわな」に本当にねぇ〜と頷いてしまいます。

ラストはそれぞれが大人になって進む方向が見えてくる素敵な終わり方。宇多は於ふじに気持ちが伝えられてよかったです。そしてお絹と宇多の今後が気になる。宇多はそこら辺には全く疎い感じなので、お絹の尻にしかれそうですが。
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| 本:は行(畠中恵) | 23:13 | comments(15) | trackbacks(8) |
「つくもがみ貸します」畠中恵
つくもがみ貸します
つくもがみ貸します
畠中 恵


江戸・深川で出雲屋という古道具屋兼損料屋を営む清次とお紅。そこに集まってくる古道具の中には長い年月を経て”付喪神”になったものがたくさんある。普通彼らは人間がいるところではしゃべらないのだが、姉弟の前ではおかまいなしに話し出す。しかし、姉弟が話かけると途端に口をつぐんでしまう。出雲屋姉弟とつくもがみたちが出会う騒動と事件の数々を描いた連作短編集。 「利休鼠」「裏葉柳」「秘色」「似せ紫」「蘇芳」の五編を収録。

利休鼠、裏葉柳、秘色、似せ紫、蘇芳はそれぞれ色の名前。そして各章の始まりはそれぞれの色が使われた紙にタイトルが書いてあります。

主人公は付喪神(つくもがみ)です。しゃばけシリーズにも出てきていたので馴染みはありました。そして出雲屋は損料屋、これは今で言うレンタルショップで、布団やら道具やらその他なんでも貸す商売。出雲屋が貸し出す品物にはつくもがみになったものが多く、つくもがみ達は出かけた先で見聞きしたことを出雲屋で話ます。それをコッソリと聞いている姉弟。何か気になることがあると無料でつくもがみ達を貸し出して、持ち帰ってはつくもがみの会話を聞く二人です。

この姉弟、実は血が繋がっていません。お紅の父親は日本橋で古道具屋をやっていたが火事で店はなくなり、父親も死んでしまった。出雲屋はお紅の叔父がやっていたが、跡取りがいなかったので清次を引き取って育てた。お紅の父の死後、身寄りの亡くなったお紅も出雲屋に引き取られ、清次はお紅を姉さんと呼んで暮らしている。清次はお紅に微妙な感情を抱いているようだが、お紅は蘇芳という香炉と、同じく蘇芳という雅号を持つ男を探し続けている。

しゃばけシリーズと違って姉弟とつくも神は会話をしません。お互い独り言を言うかのようにさりげなく相手に話を聞かせる。普段は黙っているつくも神たちも出雲屋では喋りたい放題。清次なんてつくも神が話す清次とお紅の話に腹を立て、大事な道具を投げ散らかしお紅に起こられる始末。姉弟とつくも神の距離感がよかったな。

最初の二つの物語は蘇芳を絡ませながらも周りで起こった不思議な出来事って感じで面白かったんだけど、残り3つはどうも同じ物語を違った角度から見ているというのか、ちょっとくどいって思っちゃいました。まぁ「蘇芳」を「すおう」って読めるようになったし、どんな色なのかも知れてよかった。
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| 本:は行(畠中恵) | 21:03 | comments(13) | trackbacks(8) |
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