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「花のさくら通り」荻原浩
JUGEMテーマ:読書


シャッター通りまであと一歩。さびれた商店街の再生プロジェクトを請け負ったのは、和菓子屋の2階に移転してきたばかりの超零細&倒産寸前の広告制作会社だった…。『オロロ畑でつかまえて』『なかよし小鳩組』に続くユニバーサル広告社シリーズ、待望の第3弾。
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| 本:あ行(荻原浩) | 14:54 | comments(0) | trackbacks(5) |
「幸せになる百通りの方法」荻原浩
JUGEMテーマ:読書


このムズカシイ時代を、滑稽だけど懸命に生きる人たち―。短篇の名手が贈るユーモア&ビターテイスト溢れる七つの物語。
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| 本:あ行(荻原浩) | 08:45 | comments(4) | trackbacks(3) |
「砂の王国」荻原浩
評価:
荻原 浩
講談社
¥ 1,785
(2010-11-16)

JUGEMテーマ:読書


全財産は、三円。転落はほんの少しのきっかけで起きた。大手証券会社勤務からホームレスになり、寒さと飢えと人々の侮蔑の目の中で閃く「宗教を興す」―そして作りだされた虚像の上に、見る間に膨れ上がってゆく「大地の会」。会員たちの熱狂は創設者の思惑をも越え、やがて手に負えないものになった。人の心を惹きつけ、操り、そして―壮大な賭けが迎える慟哭の結末。

ものすごく分厚い本が2冊。読めるのかって心配しましたが、ぐいぐいひきつけられてあっという間でした。

大手証券会社に勤務するも仕事がうまくいかず、酒びたりとなり妻に出て行かれ、会社はくびに。借金の取り立て屋に追われ、ネットカフェで生活するも全財産を盗まれた。寒い冬の東京でのホームレス生活。同じくホームレス生活をしている背が高く美形でカリスマ性を持つナカムラとホームレス寸前の辻占い師・龍斎の2人を仲間に引き入れ、新興宗教を立ち上げた。
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| 本:あ行(荻原浩) | 23:17 | comments(0) | trackbacks(1) |
「オイアウエ漂流記」荻原浩
JUGEMテーマ:読書


塚本賢司、28歳。接待出張で乗り合わせた飛行機が遭難し、なんと、流れ着いたのは水も火もないポリネシアの孤島!!賢司をコキ使う上司たち、スポンサー企業の御曹司、挙動不審な新婚カップル、小学生とそのじっちゃん、怪しいガイジン。あり得ないメンバー10人での毎日は、黒い本音も秘密の過去も、隠しきれない生活だけど…。

無人島漂流記です。漂流記といえばちょっと前に桐野夏生さんの「東京島」を読みましたが、あれほどドロドロした人間関係はなく、笑える場所がたくさん出てきます。

トンガ王国から飛び立った南国の小国のオンボロプロペラ機が、熱帯低気圧の暴風雨に襲われ南太平洋上に不時着・沈没してしまった。乗り合わせたのは10人。リゾート開発会社に勤務する塚本賢治。会社さながらの序列で賢治をこき使う上司の菅原主任、安田課長、河原部長。スポンサー企業の御曹司の野々村。結婚したのは間違いだったんじゃないかと思っているさ里織と薮内昌人の新婚カップル。小学生の仁太とまだらボケのじっちゃん。謎の白人サイモン。機長を除く10人と犬1匹が流れ付いたのは、ポリネシアの孤島だった…。
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| 本:あ行(荻原浩) | 21:04 | comments(4) | trackbacks(6) |
「ちょいな人々」荻原浩
ちょいな人々
ちょいな人々
荻原 浩
JUGEMテーマ:読書


隣の庭木を憎む主婦、脱サラした占い師、いじめられっ子と一緒に復讐する相談員など、ちょっと変でちょっと可哀そうな人達のお話。

図書館の返却期限ギリギリで慌てて読んだのも原因かもしれないけど、荻原さんのこの手のちょっと痛い人たちの物語って苦手かも。だって、そこら辺にいそうなんだもん。そんな風に読み始めたんだけど、後半の話は面白かった。

「犬猫語完全翻訳機」をつけた犬や猫たちの声がすごく面白かった。そしてそこから発展した「正直メール」の音声認識式携帯電話。声でメールが打てるんだけど、喋ってる人の感情が反映されて漢字を変換してくれる。浮気相手と会う前に妻に「接待で遅くなる」と送る夫のメールの面白いこと!そしてそのメールに返信する妻のメールにはやたらと「怒」って言葉が使われてる。
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| 本:あ行(荻原浩) | 21:44 | comments(12) | trackbacks(8) |
「愛しの座敷わらし」荻原浩
愛しの座敷わらし
愛しの座敷わらし
荻原 浩
JUGEMテーマ:読書


東京から田舎に引っ越した高橋一家。住むのは古い民家。それぞれに問題を抱えた家族が座敷わらしとの出会いを機に家族の絆を取り戻してゆく、ささやかな希望と再生の物語。

認知症の老人。家庭を顧みない夫。学校で仲間はずれになる娘。喘息の息子。そんなバラバラともいえない、ありがちなイマドキの家族が田舎で暮らし家族の絆を取り戻す。ありがちな物語。だけど、だけど、なんだか読後感がすごくよかったのです。ラストの「6名様ですか?」に思わずニッコリ。

開発の仕事から営業へ、支店に移動になった夫・晃一。仕事ばかりで家庭を顧みないお夫に同居の義母に不満を持つ妻・史子。学校の人間関係に悩む反抗期の中二の長女・梓美。小さい頃喘息持ちで今でも心配ばかりされている小四の長男・智也。認知症気味の晃一の母・澄代。そして愛犬クッキー。そんな高橋一家は晃一の転勤で田舎に引っ越してくることになった。最初は支店近くのマンションに住むことにしていたが、晃一が一目惚れした田舎の一軒屋に家族の反対を押し切って住むことになった。そこで、それぞれがおかっぱ頭で紺の着物を着た小さな子どもを見かける。どうやらその家にはこの地方に古くから伝わる座敷わらしがいるらしい。
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| 本:あ行(荻原浩) | 23:34 | comments(19) | trackbacks(13) |
「さよなら、そしてこんにちは」荻原浩
さよなら、そしてこんにちは
さよなら、そしてこんにちは
荻原浩
JUGEMテーマ:読書


仕事に家庭に、一生懸命がんばるんだけど空回りしちゃってる人たちの物語。各篇冒頭のイラスト、それぞれの主人公が書かれているんだけど味わい深いです。

登場人物が実に現実的。いるよ、こういう人って絶対にいるって思えるんです。あまりにもリアルすぎて読んでいて辛くなっちゃいました。たぶん今の自分に合わないだけなんだと思うんだけど、本を読むことによって現実とは違う場所に行きたいのに見ているのはリアルな社会って感じで。身につまされるというのか…なんだか気になって他の方がどんな風に感じてるのか、色々なレビューを読んだのですが、どうも皆さん「楽しい本」「笑える設定でユーモア溢れる…」って書いてる方ばかり。やっぱり読み方間違えてます。まぁ、そんな事もあります。

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| 本:あ行(荻原浩) | 21:59 | comments(10) | trackbacks(10) |
「サニーサイドエッグ」荻原浩
サニーサイドエッグ (創元クライム・クラブ)
サニーサイドエッグ (創元クライム・クラブ)
荻原 浩

探偵事務所を開いて3年半、依頼はあいも変わらず動物探しばかり。1ヶ月近く仕事の依頼が無かった後、久しぶりに手にした仕事はやはりいつものようにペット探しだった。ある大金持ちの飼い犬を探す仕事だ。そしてそれは徒労に終わる。Jの店でJの友人の娘・ブロンドの青い目の娘を秘書として雇ってもらえないかと頼まれる。しばらくして、和服を着た美女が事務所にやってきた。もしかしてこの女性が仕事を探しているのか…と思ったが、その女性は依頼人であり、いなくなったロシアンブルーのリュウを探して欲しいという。そんな中、新しい依頼が舞い込むが相手はヤクザ?しかも期限は3日だと言う。

「ハードボイルドエッグ」の続編です。威勢がいいのは口だけで相手をなぎ倒すのは想像上だけ、腕力はないし、クールを装ってはいるけどいつもドジばかり。人情に厚いところがいいです。
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| 本:あ行(荻原浩) | 21:02 | comments(6) | trackbacks(6) |
「ハードボイルドエッグ」荻原浩
ハードボイルド・エッグ
ハードボイルド・エッグ
荻原 浩

フィリップ・マーロウにあこがれ私立探偵になってみたものの、舞い込んでくるのは、ペットを探してくれという依頼ばかり。マーロウを気取った発言や行動もことごとく空回りしてしまう。秘書を雇おうと張り紙を出したら、ダイナマイトボディの美女の写真を偽って送ってきた八十過ぎの小さくて元気で口の悪いお婆さん・片桐綾に居座られてしまう。そんな探偵・最上が殺人事件に巻き込まれていく。

きっかけは飼い主に見捨てられたシベリアンハスキー・チビ。処遇に困り、知り合いの「柴原アニマルホーム」に引き取って貰った翌日、柴原の義父が動物にかみ殺されているのを発見し、最上が連れて行ったチビに容疑がかかった。柴原に頼まれてチビを探し出す最上と綾。そしてどうやら土地がらみで地元のヤクザが関わっているようだ…

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| 本:あ行(荻原浩) | 21:36 | comments(14) | trackbacks(10) |
「千年樹」荻原浩
千年樹
千年樹
荻原 浩

百段の石段を登った高台にある、今は荒れ社となった神社。その神木だといわれている樹齢千年を越えるといわれている巨大なくすの木。くすの木の下で起こる「現在」と「過去」の出来事。

ジンワリと恐ろしいというのか、読み終わった後にいろんな影像が頭の中にチラチラ。そんな物語でした。樹齢千年のくすの木。ウロがあり、幹には人の顔のような瘤、根はタコの足のように四方八方に張り巡らされている。昔から木の下で遊ぶ子供がいなくなる事から「子取りの木」と呼ばれている。時々聞こえる鳥ような声、時々見える子供の姿…ものすごい存在感で本の中に生えています。

8つの短編なのですが、それぞれ現在と過去、繋がりのある二つの物語が交互に語られます。過去は木が生えるきっかけとなった出来事から、色んな時代。現在の物語は、日方神社が経営する幼稚園に最後に通っていた子供たちが小さい頃の物語から40歳位までです。あまりぱっとしない町ですが、幼稚園に通っていた子供たちは大人になってもその場所にいます。

やっぱりくすの木が生まれる「萌芽」の話が一番印象に残っています。「郭公の巣」は最後まで読んで意味がわかってから再読するとなるほど…です。
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| 本:あ行(荻原浩) | 22:42 | comments(8) | trackbacks(5) |
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