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「スウィート・ヒアアフター」よしもとばなな
JUGEMテーマ:読書


お腹に棒がささった状態から生還した小夜子は、幽霊が見えるようになってしまった。バーに行ったら、カウンターの端に髪の長い女の人がいる。取り壊し寸前のアパートの前を通ると、二階の角部屋でにこにこしている小柄な女性がいたり…喪った恋人。元通りにならない頭と体。戻ってこない自分の魂。それでも、小夜子は生き続ける。

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| 本:や行(よしもとばなな) | 19:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
「どんぐり姉妹」よしもとばなな
よしもと ばなな
新潮社
(2010-11)

JUGEMテーマ:読書


姉の名はどん子、妹の名はぐり子。突然の事故で奪われた、大好きだった両親の笑顔。気むずかしいおじいさんの世話をしながら、学んだ大切なこと。苦しい時間を姉妹は手をとりあって、生きてきた。とめどなく広がる人生で、自分を見失わないように。気持ちが少し楽になる居場所、それが「どんぐり姉妹」。「私たちはサイトの中にしか、存在しない姉妹です。私たちにいつでもメールをください。時間はかかっても、お返事をします。」―メールは祈りをのせて。ネットが癒やす物語。

すごく薄い本です。さらっと読めるんだけど、ちょっとこの所気持ちが沈みがちな私にはそれ程響かなかった。残念。またいつか読みたいな。

しかし、産院の中庭にどんぐりが落ちていて、陣痛の間中それを拾っていたからって「どん子」と「ぐり子」なんてへんてこな名前をつける両親って…そういえば知ってる人の娘は「あん」と「みつ」あわせて「あんみつ」です。好きなのかな?

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| 本:や行(よしもとばなな) | 20:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
「もしもし下北沢」よしもとばなな
よしもと ばなな
毎日新聞社
(2010-09-25)

JUGEMテーマ:読書


お父さんが知らない女と心中してしまった。残された私は、自分の人生をやり直すため、下北沢に部屋を借り、近所の小さなビストロで働き始めた。ところが、ようやく日常生活を取り戻しつつあった頃、突然お母さんが私の部屋に転がり込んできて、奇妙な共同生活が始まる。決して埋めることのできない喪失感、孤独を抱える母娘を下北沢の街がやさしく包み込む――。

タイトルどおり下北沢が物語の舞台。下北沢、高校生の頃に数回と後は数年前に一度。その時は藤谷治さんの「フィクショネス」を訪ねたのですが、「フィクショネス」も出てきました。多分、物語に登場するお店は実在するのもあるんだろうなぁって思ってたら、「もしもし下北沢」特設サイトがあって、いくつかの実在するお店が紹介されていました。

父親の突然の死、しかも無理心中。残された母とよっちゃんは食欲もなく、ないてばかりだった。そんな日曜日の午後「カキ氷なら食べられる」というお母さんを連れて行った下北の「レ・リヤン」カキ氷を食べたら食欲が出てきて、サラダも食べ、久しぶりに落ち着いた。そのレ・リヤンで働き始めたよっちゃん。それから暫くして母も下北のよっちゃんの家に居候する事になった。少しずつ再生していく2人。
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| 本:や行(よしもとばなな) | 19:38 | comments(0) | trackbacks(1) |
「王国<その4>アナザー・ワールド」よしもとばなな
JUGEMテーマ:読書


視力の弱い占い師のパパ、薬草茶作りの達人のママ、そしてパパを愛するパパ2…。3人の親の愛を一身に浴びて育った片岡ノニは、陽光降るミコノス島で運命の出会いをした。その相手は、“猫の王国の女王様”と死に別れた哀しみの家来・キノだった。

「王国<その3>ひみつの花園」を読んだのが2005年12月。その感想の最後に「「その4」は又忘れた頃に出るんでしょうね…」なんて書いていた私。やっぱり忘れた頃に出ました!

物語を語るのは片岡ノニ。名前を見てもぴんと来ないくらいに「王国」の世界を忘れていたんですけど、ノニが語る「パパは目がほとんど見えない人だった」「法律上の片岡パパ、パパ2」という事。そしてパパが死ぬ前に「雫石のいつも少し濃すぎるお味噌汁がひとくち飲みたい」であぁ!あの3人の子どもなんだ!って驚きました。

そんなニノが昔パパとミコノス島で2人で過ごしたときにパパから告げられた「恋愛抜きで猫の女王の家来といっしょにいるようになる」と言う言葉。そしてキノがその人だった。
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| 本:や行(よしもとばなな) | 20:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
「彼女について」よしもとばなな
彼女について
彼女について
よしもと ばなな
JUGEMテーマ:読書


由美子は、幼なじみのいとこ昇一とともに失われた過去を探す旅に出た。この世を柔らかくあたたかく包む魔法を描く書き下ろし長篇。

再生と喪失。すごく暖かい気持ちになれるけど、ずっしりと悲しい。そんな物語でした。

母親同士が双子の姉妹である、いとこ同士の由美子と昇一。 母親たちは昔イタリアで魔女になる訓練を受けた、白魔女。小学校に入る前くらいに昇一の家の庭で二人の母親が観ている前で遊んでいた記憶。あまりにも楽しくて、永遠に続けばいいのにって思っていたその日を時々思い出す由美子。すっかり大人になり、すさんだ生活をしていた由美子のもとを突然訪ねてきた昇一。母親が死に、遺言に従い由美子を助けに来た。二人は過去に由美子の周りで起こった悲しい事件の影響で見失ってしまった自分を取り戻すべく、由香里の場所を訪ね関係者に話を聞きに行く。
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| 本:や行(よしもとばなな) | 21:42 | comments(4) | trackbacks(2) |
「ハチ公の最後の恋人」吉本ばなな
ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)
ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)
吉本 ばなな
JUGEMテーマ:読書


ハチと過す時間が、唯一自分と私がデートできる、短くて切ない時だった。超能力を持つおばあちゃんは私が「ハチ公の最後の恋人」になると言ったけど…。

「サウスポイント」を読んだ時内容を全然忘れていて再読したいなって思っていた本です。「サウスポイント」のテトラちゃんは恋愛におおらかなお母さんがいて、義父が自分を見る視線から何としてでも逃れようと、自分の居場所を探そうと一生懸命だったけど、マオちゃんも同じように居場所を探してハチ公と会い、ハチ公がいなくなった後にはイタリア人のおじさんの家に居候してと自分の居場所を一生懸命探しているのね。
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| 本:や行(よしもとばなな) | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
「サウスポイント」よしもとばなな
サウスポイント
サウスポイント
よしもと ばなな
JUGEMテーマ:読書


かつて初恋の少年に送った手紙の一節が、ハワイアンの調べに乗って耳に届いた。「ひとの人生を縫い上げる」キルト作家となった私は、その歌い手とともに、空と海と大地が接するハワイ島最南端の地「サウスポイント」を訪ねるが…。

読み始めたと単に「よしもとばなな」の世界にグワンと入り込みました。どこがどうって言えないけど、よしもとばななさんの描く文章って「よしもと節」ですよね。

主人公のテトラは幼い頃に風変わりな母と羽振りのいい父親と暮らし、大人びていたので友達がいなかった。そんな時であった珠彦君。彼の家族もかわっていて、母親はイタリア、父親はインドで暮らし、母親の恋人と二人で暮らしていると噂になっていた。そんな二人は惹かれあい、毎日一緒に過ごすようになった。ところが、テトラの父親の仕事がうまく行かなくなり、母と一緒に夜逃げをしたテトラ。珠彦くんに手紙を書き、東京を離れた。東京・群馬と離れてはいたけど時々会っていた二人だが、お母さんの都合でハワイに移住した珠彦君。テトラにも辛い時期がやってきて、疎遠になった。大学を卒業して、キルト作家となったテトラはスーパーで流れていたハワイアンミュージックの歌詞がかつて珠彦君に自分が送った手紙の一節だと気がつく。アーティストの名前はハワイ在住のヨシムラユキヒコ。珠彦君と同じ苗字だ。

メールを送ってみたら「連絡が遅くなってすみません。日本に行くので会えませんか」と返事が来た。幸彦君を待っている時に感じた珠彦君はもうこの世にいないんだっていう思い。やって来た幸彦君は珠彦君の弟だと言い、珠彦君にそっくり。そして珠彦君は急性白血病で亡くなったという。珠彦君のためにキルトを作って欲しい。一度ハワイに来て欲しいと言う幸彦君。

ハワイ島。久しぶりに会った珠彦君のお母さんは全然かわらない。が、珠彦君の話を聞かせてくれというとなぜか話がかみ合わない…そして、幸彦君がテトラを迎えに来た。
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| 本:や行(よしもとばなな) | 21:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
「まぼろしハワイ」よしもとばなな
まぼろしハワイ
まぼろしハワイ
よしもと ばなな
JUGEMテーマ:読書


ハワイとちょっと普通の関係じゃない家族の3つの物語。

ハワイ。一番最初に行ったのは大学4年の時。同級生4人ででした。それから家族で、彼と…と全部で5回は行ってるのかな。オアフ島はどこでも日本語が通じるし(英語で質問すると逆にビックリされたりもする)ABCストアーに行けばおにぎりだって売ってる。外人よりも日本人に出会う確立の方が多いような気がするハワイだけど、やっぱり空港を降り立った時の独特の空気は大好きです。

親との不幸な記憶(離婚だったり亡くなったり)を持った人たちがハワイの不思議な空気に触れて、じわじわと癒されていく物語。人は誰かの子供で誰かの親になっていく。子どもの頃に親が離婚や死によっていなくなっちゃうのって子供にとっては大きな傷になるものなんだろうな。結婚相手と上手くいかなくなって、お互い新しい別々の人生を…なんて思っても、子供がいる限りやっぱりその子供達には責任をもっていかなきゃいけないんだろうなって思いました。だって、みんながハワイで癒される訳じゃないしね。

ハワイ、ゆったりした空気が流れているのはわかります。ハワイ島はちょっと空気が違うなって思ったりもしました。だけど神秘的なものを感じたことがないです。以前山口智子さんの「反省文 ハワイ」を読んだ時にもそのフラダンスの事や、小さな島の神秘的な事が書かれていてすごいなぁって思ったのですが、今となっては内容忘れてます。あぁ…ハワイ、行きたいなぁ。いや、どこでもいいです。ノンビリ旅行したい。
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| 本:や行(よしもとばなな) | 22:25 | comments(2) | trackbacks(2) |
「ベリーショーツ 54のスマイル短編」よしもとばなな
ベリーショーツ 54のスマイル短編
ベリーショーツ 54のスマイル短編
よしもとばなな

webサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』連載を編集・加筆して単行本化。

小さな本です。L判の写真を横にしてみてるって感じ。そんな中に54のよしもとさんらしい視点で書かれた物語がつまってます。やっぱり2歳の息子さんのことを書いたのが笑える。そうそうって頷いてみたり、さすが作家さん見てるところが違う!って思ってみたり。とにかくニヤニヤしちゃうものが多くて、電車の中でかなり怪しい人になってました。
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| 本:や行(よしもとばなな) | 19:53 | comments(2) | trackbacks(1) |
「チエちゃんとわたし」よしもとばなな
チエちゃんと私
チエちゃんと私
よしもと ばなな

知り合いとの食事中にチエちゃんから「交通事故にあった」と電話が入る。幸い何事もなく1日入院するだけで住んだが、チエちゃんが私にとって大切な人なんだって再確認する。

オーストラリアで母親とヒッピーのような生活をしていたチエちゃん。あまり喋らず変わっていると思われていたが、子どもの頃オーストラリアに旅行した時、チエちゃんの隣にいるのは幸せだった。そして時がたち、チエちゃんの母親が亡くなった。チエちゃんの望まれ月30万でチエちゃんの面倒を見ることになる。そして数年、チエちゃんは私のかけがえのない人になった。

チエちゃんを愛おしく思う気持ち、それってやっぱり自分の子供に対する気持ちと同じなんでしょうかね?ちょっと距離を置き、相手の意見を尊重する。


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| 本:や行(よしもとばなな) | 21:56 | comments(0) | trackbacks(3) |
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