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「リテイク・シックスティーン」豊島ミホ
JUGEMテーマ:読書


高校に入学したばかりの沙織は、クラスメイトの孝子に「未来から来た」と告白される。未来の世界で27歳・無職の孝子だが、イケてなかった高校生活をやり直せば未来も変えられるはずだ、と。学祭、球技大会、海でのダブルデート…青春を積極的に楽しもうとする孝子に引きずられ、地味で堅実な沙織の日々も少しずつ変わっていく。


青春物2連発!!!そしてこの本は本当に豊島さんらしい本で、読んでいる間じゅう幸せな気持ちでした。でもこの本が「休業前最後に書いた小説」みたいですね。いっぱい充電して、早く戻ってきて欲しいなぁって切実に思いました。豊島さん、スキ。

主人公の小峰沙織が高校に入ってから仲良くなった親友の貫井孝子、突然に、2009年の27歳から戻ってきた、高校から人生をやり直したいのだと沙織に打ち明けます。半信半疑の沙織にポツリポツリと昔の自分や沙織のその後を語る貴子。二人の高校1年生、1年間の物語。
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| 本:た行(豊島ミホ) | 19:05 | comments(2) | trackbacks(2) |
「やさぐれるには、まだ早い!」豊島ミホ
JUGEMテーマ:読書


大学入学を機に秋田から上京して、20歳で作家になった豊島ミホの東京っぽくない東京暮らし。初めて彼氏の居るクリスマス、AV鑑賞入門、ひとり花火大会、同棲問題……。“底辺女子高生”だった彼女は、ここで何を見つけたのか。それとも、何も見つからなかったのか。『L25』人気エッセイ、待望の単行本化!

面白かったです。豊島さん、オタク気質というのか、一人遊びが好きだというのか。1つずつの長さが丁度いいです。
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| 本:た行(豊島ミホ) | 21:52 | comments(2) | trackbacks(1) |
「左京区七夕通東入ル」瀧羽麻子
JUGEMテーマ:読書


京都での学生生活も四年目を迎えた七夕の夜、わたしは数学科のキテレツな彼と出会った。どうしてこのひとなんだろうと思う。客観的に見て、異性にもてはやされるタイプとはいえそうにない。目を引くような美男ではないし、話がものすごく面白いわけでも、ことさらに気がきくわけでもないのに―。わたしは恋に落ちている。まっさかさまに、落ちている。

著者の瀧羽さん、京大卒業なんですね。この物語の舞台は京都大学なんだ。読んでから気がつきました。なるほど、主人公・花の就職先が商社な理由がわかりました。

京都での学生生活も4年目で就職も決まった花は、7月7日に近くのミッション系の女子大に通う帰国子女の友人・アリサから、合コンに誘われた。三条木屋町の店にひとり遅れてやってきた男子は、同じ大学の理学部数学科の学生・龍彦。その場にそぐわない龍彦の存在が気になった花。町で偶然出合った龍彦に「タコパ」い誘われ、学生寮へ招かれる。龍彦の友人達と一緒に今まで経験してきたのとはちょっと違うキャンパスライフを送ることになった花だったが…
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| 本:た行(豊島ミホ) | 21:06 | comments(6) | trackbacks(2) |
「夏が僕を抱く」豊島ミホ
JUGEMテーマ:読書


ゆっくりと遠ざかり始める、夏休みの記憶と、君。淡く切ない、おさななじみとの恋…。表題作をはじめ、全6編を収録。「おさななじみとの恋」をテーマにした、ほろ苦くて美しい最新短編集。初出「Feel Love」

幼馴染との恋です。まだ異性として意識しないで毎日一緒にいた「あの頃」があって、異性として意識して距離を置いてしまった中学時代。そして今がある。ううう。なんだかいいなぁ。大人になった幼馴染のちょっとした仕草に昔をかさねてみたりするのってかいいなぁ。幼馴染と呼べる男の子がいないので、すごく羨ましいなぁって思いながら読みました。

「好き」って思っているんだけど、だけど幼馴染だから「好き」って素直に表現できない。それが恋なのか慣れてるからなのか、自分でもよくわからない。大人になって他人に辛い気持ちを見せないようにしていても、子供の頃の自分を知っている幼馴染にはふと気を許してしまう。泣いてしまう。

「遠回りもまだ途中」で彼のリクエストに答えるべく、家でエビフライの練習をしている有里。と、そこに岬がお父さんに連れられてやってきてエビフライを食べる。彼氏よりも先に自分が始めて作った手料理を食べた岬。クリスマスイブの練習だと聞いて「おれが先に食べてごめん」という岬。そしてイブの日、そんな岬の言葉を彼の部屋で思い出す有里。もどかしい二人です。

豊島さんの描く物語、やっぱりいいなぁって思いました。
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| 本:た行(豊島ミホ) | 19:15 | comments(2) | trackbacks(1) |
「純情エレジー」豊島ミホ
純情エレジー
純情エレジー
豊島 ミホ
JUGEMテーマ:読書


べつに恋や愛を真剣に考えたわけじゃなく、ただカラダを重ねただけなのに……上京して、仕事して、別の恋人ができても、ふとした瞬間に心を支配する愛しい思い出たち。20歳のデビューから7年。より甘く、切なく、官能的に開花した著者が、人生最初の岐路に立った「オトナ」になりかけの女の子を描く全7篇。

デビュー作のようなちょっとエッチな雰囲気。でも嫌悪感は全く感じません。なんだかどれもこれも切ないのです。

田舎に住んでいたり、田舎に帰ってきたり、することがないから近所の噂話に花が咲いちゃう、することがないから異性へ興味がいっちゃう。そんな感じ。

今更ながらなんですが、豊島さん休筆宣言していたんですね。なんだか寂しいけど、だけど充電して又いっぱい素敵な物語を作り出して欲しいです。

ついになってる「あなたを沈める海」と「避行」が好きでした。二人とも相手を思っているのに、だけど全く幸せじゃない。最初は遥だけの一方的な思いかと思っていたのに「避行」で照の気持ちを読んでみたら、そうでもないんじゃないの?って感じ。なのに照には東京に彼女がいて…恋ってままならないものなんだなって思いました。

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| 本:た行(豊島ミホ) | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ブルースノウ・ワルツ」豊島ミホ
ブルースノウ・ワルツ
ブルースノウ・ワルツ
豊島 ミホ
JUGEMテーマ:読書


研究者の父と、社交に忙しい母、専門の教育係やメイドとともに館で何不自由なく暮らしていた彼女の前に、野生児の「弟」が出現した…「ブルースノウ・ワルツ」死んでしまった片思いの相手のことを思い出に変えたくないと願うまに子を主人公にした「グラジオラス」

一つだけ残していた豊島さんの本。なんだかおとぎ話っぽくてビックリしました。

研究者の父と、社交に忙しい母、専門の教育係やメイドとともに館で何不自由なく暮らしていた楓。父親が研究のために野生児を引き取った。それが弟。食べる事意外に興味を持たず、言葉さえも理解しないので名前も付けられない。母親・麻亜子はバイオリンで身を立て、上流社会の仲間入りをした。バイオリンで「安泰」を買った母親が言う「男は顔と財力と誠実さ」2歳年下の婚約者・藤くんはどれももっている男の子。
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| 本:た行(豊島ミホ) | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
「初恋素描帖」豊島ミホ
初恋素描帖 (ダ・ヴィンチブックス)
初恋素描帖 (ダ・ヴィンチブックス)
豊島ミホ
JUGEMテーマ:読書


甘酸っぱい。ほろ苦い。だけじゃない―あなたの"あの頃"をうずかせる不慣れな恋の物語。"思春期まっさかり"の中学2年生×20人のままならぬ想いを描く連作掌編、全20話。ダヴィンチ掲載の物と書き下ろし。

2年2組の教室の中での生徒達の思っている事、それぞれの視線の先にいる人。自分が誰かを好きだと感じる瞬間。誰かに思われてるってわかった瞬間。そんな事がいっぱい詰まってます。

もてない男の子たちのウツウツとした感情。幼なじみの男の子に恋人が出来て複雑な心境の女の子。誰もが認めるかわいい女の子の友達でいる辛さ。絶対誰にもいえないけど小さい頃から男が好きな男の子。

中学から女子校だったので、男子がいる学校生活が考えられない。私の中2の時の思い出は、国語の授業中に友達に回した手紙が次の日の朝掲示板に全面セロハンテープをはられて張り出されていた事。職員室で先生にあやまりながら「ここまでするか?!これは嫌がらせ以外のなにものでもない。やっぱりヤナ先生だ」って思ってました。

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| 本:た行(豊島ミホ) | 21:40 | comments(10) | trackbacks(7) |
「カウントダウンノベルズ」豊島ミホ
カウントダウンノベルズ
カウントダウンノベルズ
豊島 ミホ
JUGEMテーマ:読書


歌いたい。伝えたい。負けたくない。消えたくない…。この世界では、「才能」だけが生きる道。J−POPシーンを駆け抜けるTOP 10アーティストたちの情熱と苦悩。

私の住む市ではこれはYAとして扱われていました。YAのくくりっていまいちよくわからないです。

とある週のシングルベスト10にランクインしている歌手達の人生を1位から順番に紹介していく。それぞれの物語に他の人がチラっと登場していて、あぁあの歌手の事?あのグループのことみたいって思い当たるアーティストがチラホラ。

タイトルから言うとカウントダウンなんだから10位から紹介するのが本当なんだろうけど、1位でキラキラしている人より下位でワケありの方が物語としてはずっと面白い。

一つひとつの物語があっさりしているというのか、短すぎて物足りなかったのが残念なところ。l

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| 本:た行(豊島ミホ) | 21:46 | comments(8) | trackbacks(4) |
「花が咲く頃いた君と」豊島ミホ
花が咲く頃いた君と
花が咲く頃いた君と
豊島 ミホ
JUGEMテーマ:読書


夏のヒマワリ、秋のコスモス、冬の椿、春の桜。四季の花をモチーフに書かれた4つの短編集。「小説推理」掲載。

どの物語も苦くて、痛くて、切なくて。取り残されてしまった人の気持ちがすごくよく表現されています。豊島さんって中学生のこういう物語を書かせたら天下一品ですよね。本当に。

「椿の葉に雪の積もる音がする」が一番好きでした。おじいちゃんと雁子の交流が温かく、眠れぬ夜におじいちゃんの布団に潜り込む雁子。おじいちゃんは背中を向けて眠っている。言葉なんかかけなくても、ちゃんと雁子の事をわかっているんだって言うのが素敵でした。こんなシェルターがあったら子供は幸せ。そして大切なものが欠けてしまって二度と戻らない喪失感。それでも日々は過ぎて行き、人は強くなるんですよね。
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| 本:た行(豊島ミホ) | 20:46 | comments(13) | trackbacks(7) |
「リリイの籠」豊島ミホ
リリイの籠
リリイの籠
豊島 ミホ
JUGEMテーマ:読書


仙台にある女子校を舞台に、そこに通う女の子、先生、そして教育実習生たちの連作短編集。「週間宝石」掲載作品6つに書き下ろしが1つ。

タイトルになっている「リリイの籠」って物語はないんです。リリイ→百合。女子校だからそうなのか?でもそんなディープな物語はないんです。だけど、男の子がいない3年間。登下校も、お弁当も一緒。トイレだって一緒に行きます。「リリイの籠」って女子校って場所を表すのにピッタリな言葉かも。

表紙がすごくキレイ。ビーズやらスパンコールやらレースが使われていて、所々ボコっと出っ張ってる(図書館で借りたビニールコートされている本でもそのボコがわかるくらい)

好きって思ったり憎んだり。自分にないものに嫉妬したり、憧れたり。落ち込んだり優越感に浸ったり。女が女に対して持つ感情って、その度合いが違ったりひょうげんがちがったりはするんだろうけど、高校生でも大人になっても変わらないんだろうなぁ。
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| 本:た行(豊島ミホ) | 20:27 | comments(13) | trackbacks(9) |
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