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「太陽は動かない」吉田修一
評価:
吉田 修一
幻冬舎
¥ 1,680
(2012-04-25)

JUGEMテーマ:読書


新油田開発利権争いの渦中で起きた射殺事件。AN通信の鷹野一彦は、部下の田岡と共に、その背後関係を探っていた。産業スパイ――目的は、いち早く機密情報を手に入れ高値で売り飛ばすこと。商売敵のデイビッド・キムと、謎の美女AYAKOが暗躍し、ウイグルの反政府組織による爆破計画の噂もあるなか、田岡が何者かに拉致された……。いったい何が起きているのか。陰で糸引く黒幕の正体は?
暗闇の中を、本能のままに猛スピードで疾走するスパイ、謎の女、政治家、大学教授、電機メーカー取締役、銀行頭取……。それぞれの思惑が水面下で絡み合う、目に見えない攻防戦。謀略、誘惑、疑念、野心、裏切り、そして迫るタイムリミット――。
未来を牛耳り、巨万の富を得るのは、誰なのか? そして物語は、さらにノンストップ・アクション急展開!!
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| 本:や行(吉田修一) | 08:24 | comments(0) | trackbacks(2) |
「空の冒険」吉田修一
吉田 修一
木楽舎
(2010-08-30)

JUGEMテーマ:読書


映画のタイトルのイメージから紡ぎ出される美しく切ない短編小説。旅先で出会った人々や風景を見つめながら、大切な日記のように心のゆらぎや情感を綴ったエッセイ。日常生活の中で感じる哀しさや愛しさが重なり合って、世界でたったひとつの物語が生まれる。芸術的な筆致で心の機微を描き出すショートストーリーズ。

「あの空の下で」の続きというのかな。ANA機内誌『翼の王国』に2008年の秋から2010年の夏まで掲載された短編とエッセイだそうです。「あの空の下で」の短編は全て映画のタイトルだったのですが、今回もきっとそうなんだよね「オール・アバウト・マイ・マザー」まで気がつきませんでした。知らない映画ばかり。

短編なんだけど、一つひとつの空気がすごく素敵。飛行機の中で読んだら、その間だけ別世界にいけそう。読後感もすごくいいのです。

エッセイも面白かった。外国に行くとふらりと映画館に立ち寄って、現地の言葉の映画を見るという吉田さん。言葉がわからなくても楽しめるらしい。ぎっくり腰の話で「ぎっくり腰経験者は多くて、ぎっくり腰だというと自分の経験と対処法を語ってくれる。」「ぎっくり腰はどうやら人に話したくなるものらしい」と。経験ないけど「ぎっくり腰体験談」はたくさん聞いてる。



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| 本:や行(吉田修一) | 22:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
「横道世之介」吉田修一
吉田 修一
毎日新聞社
(2009-09-16)

JUGEMテーマ:読書


どこか不器用、素朴、単純、無意味に前向き、人懐っこい横道世之介が大学進学とともに上京した4月からの1年間の物語。

ボンヤリとした世之介の1年間の物語ですが、もっともっと読んでいたかった。そんな気持ちになる本。

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| 本:や行(吉田修一) | 20:19 | comments(4) | trackbacks(1) |
「キャンセルされた街の案内」吉田修一
評価:
吉田 修一
新潮社
¥ 1,470
(2009-08-22)

JUGEMテーマ:読書


彼女が暮らす街までの電車の経路を、ずっと頭の中で考えている。その街に彼女しか存在しないような感じ。その街に自分だけが存在しないような感じ――十年の歳月をかけて書きためた、「忘れられない場所」をめぐる短編集。『パレード』から『悪人』までのすべてのエッセンスが詰めこまれた、ファン必携のマスターピース!

普段使う言葉じゃないんだけど、この本を読み始めて最初に感じたのは「スタイリッシュだわ」って事。泥臭さがまったくないというのか、さらりと物語に入りさらりと終わる。さらりと終わって、すぐに忘れちゃいそう。

「零下五度」で日本人の女性が映画で見たと思い、韓国人の男性が日本の本で読んだと思う物語。ディテールは少し違うんだけど、だいたいの内容がこんな感じ。「離婚したばかりの男が主人公。男は安売りネクタイばかりを買ってしまう。「白いのを買うと赤いのが欲しくなる」というと「細いのを買ったら、太いのが欲しくなるんじゃない?」と言われる。」その映画や本をきっかけに二人ともが「何かを思い立ち、とても幸せな気分になった」と言う。だたお粥屋の前ですれ違っただけの、国籍も違う男女が同じもので同じ気持ちになってる。なんだか不思議で素敵な物語でした。

「日々の春」の中の文章。
誰かをゆっくりと好きになれるのだろうか。誰かを好きになったことをゆっくりと認めることはできるかもしれない。でも,ゆっくりと誰かを好きになることはやはり不可能なような気がする。

すごく印象的でした。

次男が本を見て「この本、すごく面白い」って。表紙がエアメールの封筒のようになっていて、セロファンから英語で書かれた地図が覗いてる。
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| 本:や行(吉田修一) | 21:49 | comments(2) | trackbacks(1) |
「元職員」吉田修一
元職員
元職員
吉田 修一
JUGEMテーマ:読書


栃木県の公社職員・片桐は、タイのバンコクを訪れる。そこで武志という若い男に出会い、ミントと名乗る美しい娼婦を紹介される。ある秘密を抱えた男がバンコクの夜に見たものとは。講談社の「書き下ろし100冊」シリーズ。

すごく短いのでさらりと読めるのですが、なんだろう。あっさりとした印象。吉田さんってこういうさらりと何も残らない物語が結構あります。

主人公片桐がバンコクに降り立ち、1週間の旅行のあとタイ・バンコクを飛び立つまでの物語。飛行機はファーストクラスだし、ホテルは五つ星ホテルのレジデンススイート。すごくリッチな感じなのですが、何かありそうな一人旅。
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| 本:や行(吉田修一) | 22:07 | comments(2) | trackbacks(1) |
「あの空の下で」吉田修一
あの空の下で
あの空の下で
吉田修一
JUGEMテーマ:読書


ANA機内誌『翼の王国』に掲載された短編を書籍化。1編ごとに異なる主人公の些細な日常を、胸が詰まるほどリアルに表現した12の短編小説と、世界の旅エッセイ6編を収録。

飛行機の機内誌という事で旅をしたりとどこかしらに飛行機を連想される物語でした。短い物語なんだけど風景が目に浮かびます。

タイトルったら映画のタイトルなんですね。先日見た「マイ・ブルーベリー・ナイツ」の監督の有名な映画が「恋する惑星」だそうで、そのタイトル見たときにピンときて「ベスト・フレンズ・ウエディング」で確信しました。
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| 本:や行(吉田修一) | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
「さよなら渓谷」吉田修一
さよなら渓谷
さよなら渓谷
吉田 修一
JUGEMテーマ:読書


きっかけは隣家で起こった幼児殺人事件だった。その偶然が、どこにでもいそうな若夫婦が抱えるとてつもない秘密を暴き出す。取材に訪れた記者が探り当てた、 15年前の"ある事件"。長い歳月を経て、"被害者"と"加害者"を結びつけた残酷すぎる真実とは――。

過去に起こったあの事件やこの事件と実際に起こった事件をモチーフにしているのでしょうか。最初は幼児次殺人事件を起こした主婦がメインの物語なのかと思ったら、主人公はその隣の夫婦。現在の二人と尾崎の過去。色々な想いが詰まってました。

主人公 尾崎とかなこが住む寂れた団地で、幼児殺人事件が起きたところから、物語はスタートする。容疑者は幼児の母親・立花里美。取調べ中の立花里美が尾崎の名前を出していると言って警察がやってきた。立花に張り付いてた記者・渡辺は一緒に仕事をしていた運転手から尾崎が15年前に起こした事件について聞かされる。そして渡辺は尾崎俊介が15年前に起こした野球部レイプ事件について調べていきます。尾崎と3人の野球部メンバーのその後。被害者水谷夏美のその後。そんな時、尾崎の内縁の妻・かなこが尾崎と立花が関係を結んでいたと供述した。

ネタバレしてます。未読の方はご注意下さい。
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| 本:や行(吉田修一) | 19:31 | comments(15) | trackbacks(6) |
「静かな爆弾」吉田修一
静かな爆弾
静かな爆弾
吉田 修一
JUGEMテーマ:読書


テレビ局に勤める早川俊平は、ある日公園で耳の不自由な女性と出会う。取材で人の声を集める俊平と、音のない世界で暮らす彼女。2人はやがて恋に落ちるが…

吉田さんらしい文章なんだけど…なんだかあっさりとしているというのか、何がメインの物語なのかしら?と疑問に思っちゃうというのか。俊平の仕事?耳が不自由な響子との恋?

テレビ局でスクープを追いかけている俊平。外苑で耳の不自由な響子と出会い、恋が始まります。会話はジェスチャーとメモ。週末に俊平の家に泊まっていく響子。職場では報道でドキュメントを作っていたが現在は違う部署に。そうしていたらスクープが舞い込んだ。
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| 本:や行(吉田修一) | 22:38 | comments(6) | trackbacks(4) |
「悪人」吉田修一
悪人
悪人
吉田 修一

女性の遺体が三瀬峠で発見された。それは福岡の生命保険会社で働く石橋佳乃だった。事件の真相は?犯人は捕まるのか?

分厚い本だったんですけど、引き込まれました。一気に読みました。九州の言葉がうつってました。朝日新聞連載だったそうです。これをちょっとずつ読むなんて…それは拷問に近いかもしれない。

なんだかやりきれない物語です。佳乃、佳乃の親や友人。佳乃が憧れてた湯布院老舗旅館の一人息子・増尾君とその友人達。出会い系サイトで知り合った祐一、その周りの人。そんな人たちが過去と現在を語ります。そして次第に明らかになる、佳乃が殺された理由。殺人を犯した人が「悪人」なんだろうけど、それだけじゃない。殺した人だけが悪人じゃないんだって思います。
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| 本:や行(吉田修一) | 21:11 | comments(18) | trackbacks(17) |
「うりずん」吉田修一
うりずん
うりずん
吉田 修一


さあ、始動のとき! 走れ! テニス、野球、サッカー、相撲、ダンス、ボーリング…。小説家と写真家がスポーツのある風景をテーマにした初めてのコラボレーション作品集。 だそうです。そういえば、どの話にもスポーツがでてきたなぁ…そんな認識でした。

本の最初の半分に写真、そして所々に「解雇」だの「無音」だの文字が大きく入っているんです。文字が入ってる写真を見ては、その写真とその文字から自分なりに物語を連想してみたりして。

「部活」からはじまり「水底」までの20の物語。写真とちょっと連動しているようでもあり、この写真からそんな物語なんだ…って驚くものもある。どの物語も30代後半の大人が過去の自分を振り返り、現状を受け入れ、まぁ仕方がないと明日も生きていく、そんな感じでした。主人公達が同年代だからなのか、気持ちがよくわかりました。
| 本:や行(吉田修一) | 20:59 | comments(6) | trackbacks(3) |
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