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「純平、考え直せ」奥田英朗
JUGEMテーマ:読書


坂本純平、21歳。新宿・歌舞伎町のチンピラにして人気者。心酔する気風のいい兄貴分の命令は何でも聞くし、しゃべり方の真似もする。女は苦手だが、困っている人はほうっておけない。そんな純平が組長から受けた指令、それは鉄砲玉(暗殺)。決行までの三日間、純平は自由時間を与えられ、羽を伸ばし、様々な人びとと出会う。その間、ふらちなことに、ネット掲示版では純平ネタで盛り上がる連中が…。

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| 本:あ行(奥田英朗) | 21:28 | comments(4) | trackbacks(4) |
「無理」奥田英朗
評価:
奥田 英朗
文藝春秋
¥ 1,995
(2009-09-29)

JUGEMテーマ:読書


合併で誕生した東北の地方都市、ゆめの市。この寂れた市に住む5人は、それぞれに鬱屈を抱えていた。何の展望も開けないゆめの市で、5人の運命が動き出す。

分厚い本でめげそうになったのですが、やっぱり奥田さん読ませます。昨日から急に寒くて、まるで私も雪が降る寒いゆめの市にいるかのような感覚でした。

相原友則―弱者を主張する身勝手な市民に嫌気がさしているケースワーカー。久保史恵―東京の大学に進学し、この町を出ようと心に決めている高校2年生。加藤裕也―暴走族上がりで詐欺まがいの商品を売りつけるセールスマン。堀部妙子―スーパーの保安員をしながら新興宗教にすがる、孤独な48歳。山本順一―もっと大きな仕事がしたいと、県議会に打って出る腹づもりの市議会議員。5人の物語が交互に語られます。
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| 本:あ行(奥田英朗) | 21:46 | comments(4) | trackbacks(6) |
「用もないのに」奥田英朗
JUGEMテーマ:読書


ニューヨーク、北京、そのへん。ものぐさ作家がお出かけすれば、なぜかいつも珍道中。

奥田さんのエッセイ、初めて読むかもしれません。

野球篇と遠足篇に分かれていて、野球篇は北京オリンピックの野球観戦。NYでの野球観戦。そして楽天イーグルス地元開幕戦観戦。遠足篇はフジロック。愛知万博。富士急ハイランド「ええじゃないか」絶叫体験に四国お遍路体験記です。

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| 本:あ行(奥田英朗) | 19:30 | comments(4) | trackbacks(2) |
「オリンピックの身代金」奥田英朗
オリンピックの身代金
オリンピックの身代金
奥田 英朗
JUGEMテーマ:読書


昭和39年夏、オリンピック開催に沸きかえる東京で警察を狙った爆発事件が発生した。しかし、そのことが国民に伝わることはなかった。これは一人の若者が国に挑んだ反逆の狼煙だった。

語る人の視点が変わり、日付も前後しながら進む物語。面白かったです。昭和39年、オリンピックはもうすぐ。そんな時にどんどんきれいになっていく東京と電気もとまるような昔ながらの生活をする地方。東京で何不自由ない生活をする人達と地方で生きて行くのが精一杯の人達。その差に考えさせられました。

昭和39年。オリンピックまであと2ヶ月。オリンピック最高警備幕僚長の父を持つ須賀忠は神宮で行われる花火大会の日に自宅から火の手が上がったのを見た。ガス爆発だというが、その日父親に勘当された。

8月20日、警視総監宛に届いた1通の手紙には「オリンピックのカイサイをボウガイします。近日中にそれが可能な事をショウメイします」との手紙が届き、その二日後に須賀警務部長宅がダイナマイトにより爆破されたのだ。そしてその1週間後、今度は警察学校が爆破された。箝口令が敷かれた中で、公安部指揮の下捜査をする捜査一課の落合昌夫。

東大経済学部大学院生の島田国男は東京に出稼ぎ中の兄が亡くなり、工事現場に向った。地元秋田でのお葬式を終えた後、兄が働いていた現場で肉体労働を始めた。オリンピックに向けて華やかになって行く東京。そして働いても暮らしが全くよくならない地方。そして島崎はオリンピックを人質にして身代金を手に入れようと考える。

テロ犯となる島崎国男、彼を追う刑事の落合昌夫、島崎と大学でクラスが一緒だった須賀忠。そしてちょっと出てくる島崎の下宿近くの古本屋の娘。そんな人たちの話が時間を前後しながら語られます。

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| 本:あ行(奥田英朗) | 22:38 | comments(16) | trackbacks(10) |
「家日和」奥田英朗
家日和
家日和
奥田 英朗

6つの短編。30代後半から40代前半の夫だったり妻だったり。どこにでもありそうな家庭の話をほんわか、ちょっぴり辛口に書いてる。

面白かったです。それぞれのラストもきっちりと終わらせる訳じゃなく、この先さてさてどうなるんだろう?って読んでいる私に想像させる。色んな所で「そうそう」「わかるわかる」って頷いてみたりして。

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| 本:あ行(奥田英朗) | 21:09 | comments(26) | trackbacks(20) |
「真夜中のマーチ」奥田英朗
真夜中のマーチ
真夜中のマーチ
奥田 英朗


自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。
財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?

先が気になる読書でした。テンポよく読みました。
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| 本:あ行(奥田英朗) | 22:31 | comments(6) | trackbacks(8) |
「町長選挙」奥田英朗
町長選挙
町長選挙


精神科医・伊良部先生の第三弾。「オーナー」「アンポンマン」「カリスマ稼業」「町長選挙」の4編収録。

前作を読んだのはブログを始める前。「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」の順に読んだのでした。その順で読んだからか、続けて読んだからなのか「イン・ザ・プール」はどれもこれも同じような設定で伊良部先生のあの性格にもアキアキ。暫く経ってから読んだからか、伊良部先生の影が薄かったからか、今回はすごく楽しめました。しばらく伊良部先生の笑い声「ぐふふ」が頭から離れそうにありません。

「町長選挙」を除く3話の主人公は実在の人物に限りなく近い設定。当然その人たちの顔を思い浮かべながら読むのです。3名とも自分がおかしい事に気がつきながらも、日々を過ごしている。しかし有名人なので周りの目がある。それを心配した秘書なり、マネージャーが名のある伊良部総合病院を薦めるんです。とらわれていた何かから開放された3人の明るい表情が見えるようでよかったです。

「町長選挙」最初の3作が実在する人をモデルにしたものだから、こんな島なり町なりが実際にあるのかもしれない…なんて思いながら読みました。自分が支持してる人が町長になるかどうかでそれからの4年間の生活が雲泥の差なんだから、賄賂でも批判でも何でもアリです。伊良部先生のお小遣いが一月100万円には驚きました。

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| 本:あ行(奥田英朗) | 22:33 | comments(15) | trackbacks(18) |
「ガール」奥田英朗
ガール
奥田 英朗


30代女性。仕事はきちんとこなし、主張もきっちりとする。女の子でもなくおばさんでもない。そんな5人の女の元気がでる物語。

30歳で独身、仕事はできる。結婚という選択を捨てたわけじゃないけど、彼がいる訳じゃない。未来が見えなくて、だけど自分はどんどん年を取って…そんな人達が登場します。30代ってそんな年頃なんですよね。私は「30歳になったら家を出よう」って思ってまして、付き合ってた彼に「独り立ちする」って言ったら「一人暮らしはよくないから結婚しよう」と言われ、主婦になりました。だけどその時「ふーん」って言われていたら、この本に出てくる人達のうちの一人だった訳です。ドキドキしながら読んでしまいました。奥田さんって女なんじゃないか?って疑ってしまぐらい女の気持ちをすごくリアルに描いてます。

「ガール」に出てくる「もうガールじゃなくなった」って台詞、すごく上手い。30代って少しずつ女の子からおばさんになっていく自分に慣れる10年なんでしょうかね?「若々しいって事は若くないって事」というような文章がありました。私も子供を生んで長かった髪を生まれて初めて短くした時5歳年下の子に「なんだか若々しくなりましたね」って言われたんです。その時に「若々しいねーとうとう言われる年齢になったのか」って思ったものです。


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| 本:あ行(奥田英朗) | 22:59 | comments(16) | trackbacks(16) |
「港町食堂」奥田英朗
港町食堂
港町食堂
奥田 英朗


「奥田さんに港町を探索してもらって紀行文を書いていただきたいんですよ。それで、港には毎回船ではいりたいんです」というユカ編集長の言葉から始まった企画。「旅」という雑誌に連載されたもの。

奥田さんのエッセイ初めて読みました。面白い。作家のエッセイってみんな面白いのかしら?なんでもないものをおもしろおかしく書けるから作家なのかな。途中「小説家を信じちゃいけませんぜ。楽しくて危険な嘘を売ってあるくのが、わたしの商売なのである」って書いてありました。そしてその「嘘」を買って(借りてますが)楽しむのが私。嘘、くださいな。

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| 本:あ行(奥田英朗) | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ララピポ」奥田英朗
ララピポ
ララピポ
奥田 英朗

ほぼ同時の時間軸の中で連動する6つの短編集。

苦手な分野の話盛りだくさんでした。「ポンツーン」に不定期連載されていたものですと書いてあります。雑誌?どんな人たちが読むものなんだろう?

お子様脳の私には苦手な分野が沢山登場するんだけど、それがメインじゃないので平気なのです。登場人物がイタくて悲しいのです。頼まれるとイヤとは言えず、キャバクラで働くつもりが最後にはAVに出演する事になるおとなしい子。イヤだと思いながらも中年主婦相手に寝なきゃいけない若者。勧誘を断れず新聞を同時に3つとり、浄水器や羽根布団を買ってしまい生活がカツカツのフリーター。いるいる、あるある。自分の中にもそういう部分が少しはあると思います。ついこの間も「もっときっちりと言わなければいけなかった」って思うことがあったのです。勧誘されると断れない青柳くんの「相手が踏み込むと、つい下がってしまう。そして自分の陣地を狭めてしまう」ドキっとしました。

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| 本:あ行(奥田英朗) | 22:40 | comments(6) | trackbacks(4) |
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